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ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由 の商品レビュー

3.7

56件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2024/03/02
  • ネタバレ

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記憶力が良いと言われる人は努力によって生まれるということがわかる。記憶を絵と結びつけることで覚えやすくなる。 初生雛雌雄鑑別士という職業があることを初めて知った。日本の学校は非常に優秀らしい。これのおかげで安く卵が食べられる。受講は25歳まで。 参考文献 ヘレンニウスヘ クインティアヌス「雄弁家教育論」 キケロ「弁論家について」 2024/3/2 読んでいたことを忘れて再度読んでいる。 このタイトルの本を再読していることに笑った。 新しい技術を獲得する3段階。一つ目は認知段階、二つ目は連合段階、三つ目は自律的段階。 自律的段階になると自分がコントローンしているという意識がなくなる。脳内の意識的な論理思考の活性が低下し、別の部分が活性化する。それがプラトー状態。上達が止まる。 それを克服するには部分的な改善を集中的に行う。

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2011/12/07
  • ネタバレ

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 記憶するという行為が、制御可能で向上させられるものであるという発想は今までの自分にはなかったので実に面白かった。特に驚いたのは自分が実際に記憶の宮殿を筆者に倣って試してみた時。15項目はあっという間に頭に入り、数日経った今でも思い出せる。凄いわほんとに。  あとは、つい最近読んだ「非才!」や「統計優位で勝つ経済学」で見た鍛錬の質の話。それが記憶力のトレーニングにも適用できるというのは驚きだった。記憶というのは、脳のもっと低レイヤーの部分にあって変えられないものだと思っていたが、技術として扱うことも(一部は)できるのだなぁ。  最後に印象に残ったのはダニエル・ハメットが偽物じゃないかという話。著作読んでそのまま受け止めてた自分がちょっと恥ずかしくなった。もっとも記憶術の世界を知った人だからこそそういう発想に至れたのだろうけど。  これから英単語覚えるときにこの本で学んだ技術が生かせるかどうかほんとうに楽しみだ。  

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2011/11/27

たしかTVでもやっていましたよね。こんなにすごい競技者にも得手・不得手があることが面白いです。やはり脳の使う場所が違うのでしょうね。「訓練に勝る才能なし」。格言です。

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2011/11/17

記憶力増強のハウツー本の期待で読むと裏切られる。この本は駆け出しのジャーナリストがひょんなことから記憶力コンテストに挑戦することになり、猛特訓(?)の末、見事栄誉を勝ち取るまでを描いたドキュメンタリー…だけではなく、人類の「記憶」にまつわる鋭い考察に溢れている哲学書でもある。全米...

記憶力増強のハウツー本の期待で読むと裏切られる。この本は駆け出しのジャーナリストがひょんなことから記憶力コンテストに挑戦することになり、猛特訓(?)の末、見事栄誉を勝ち取るまでを描いたドキュメンタリー…だけではなく、人類の「記憶」にまつわる鋭い考察に溢れている哲学書でもある。全米でベストセラーになった。引き込まれるスリリングな展開。トニー・ブザンを始め脳力界の有名人も出演、偽装(?)サヴァン症候群の化けの皮を剥がす(?)くだりは実にドラマチック。「 映 画 化 決 定 ! 」も納得w。 (続きはブログで)http://syousanokioku.at.webry.info/201111/article_6.html

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2011/11/05

「記憶の宮殿」という概念を知らなかったので、とても興味深く読んだ。 著者のマインドマップのトニー・ブザン評や「僕は数字が風景にみえる」のダニエル・タメットとの対談がエキサイティングだった。

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2012/01/07

ジャーナリストが全米記憶力チャンピオンになるまでの物語。その中には、記憶のテクニックがいくつか紹介されている。この本を物語として楽しむか、記憶術を学ぶ啓発本ととらえるかは読者次第だと思う。私は、後者のつもりで読んでいたので、物語の部分は少々不要だった。そういう方は、5章と8章だけ...

ジャーナリストが全米記憶力チャンピオンになるまでの物語。その中には、記憶のテクニックがいくつか紹介されている。この本を物語として楽しむか、記憶術を学ぶ啓発本ととらえるかは読者次第だと思う。私は、後者のつもりで読んでいたので、物語の部分は少々不要だった。そういう方は、5章と8章だけ読んでもいいと思う。私も記憶の宮殿を用意しておこうと思う。★4つとしたいところだけど、5,8章以外は読むことないだろうから厳しめに★3つ。

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2011/10/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

 記憶力選手権に興味をもった記者が実際に選手となり、全米1位になるまでのストーリー。実話で主人公が一人称で語っていく形式の物語だけど、記憶についての心理学な考察が入るので面白かった。  記憶術についての基礎はキケロの時代から基本は変わっていないというのは驚きだな。記憶の宮殿という概念は聞いたことあったけどこう使えるのか。  記憶の秘訣はある程度の塊で印象的(下劣、魅力的、非日常的)なイメージにし、、思い出しやすいストーリーを作るとよさそう。  勝負の秘訣は洋題の通り、Moonwalking with Einstein,♠4♡K♦3。映画化が楽しみだ。

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2012/03/26

記憶が人格を作るとは至言。 映画化も予定されているらしいこの本。ドキュメンタリーとして楽しめる。タイトルは原題に戻すべき。Moon walking with Einstein。 自信が取材対象の記憶の知的競技者となり全米チャンピオンになるまでを、三年書けてかかれただけある。著者と...

記憶が人格を作るとは至言。 映画化も予定されているらしいこの本。ドキュメンタリーとして楽しめる。タイトルは原題に戻すべき。Moon walking with Einstein。 自信が取材対象の記憶の知的競技者となり全米チャンピオンになるまでを、三年書けてかかれただけある。著者と一緒に一年間の旅を終えたような気分にさせる。

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2011/10/14

若いジャーナリストの実践ジャーナリズムだけに、やや散漫なイメージはあるけれど、エリクソンの熟達研究の話が想定外のところで紹介されていて勉強になりました。

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2011/10/05

記憶の宮殿を用意する。そこに覚えたいことを配置する。 陳述記憶と非陳述記憶。僕が小学生のとき覚えた円周率は、非陳述記憶だったことがわかった。陳述側で再チャレンジ。

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