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ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由 の商品レビュー

3.7

56件のお客様レビュー

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2013/04/16

ライター志望の男が、ある記事を見たことをきっかけに記憶力に長けた人たちと接し、方法論を学びながら結果として前米チャンピオンになると言う話し。ハウツー本では無い物の、其れまで筆者がどの様に訓練したかと言う事や、記憶力に長けた人たち多くの言葉が出てきており、何処かヒントみたいなものが...

ライター志望の男が、ある記事を見たことをきっかけに記憶力に長けた人たちと接し、方法論を学びながら結果として前米チャンピオンになると言う話し。ハウツー本では無い物の、其れまで筆者がどの様に訓練したかと言う事や、記憶力に長けた人たち多くの言葉が出てきており、何処かヒントみたいなものがある様な気もする。個人的にはプラトー状態と言う、一流の人間がどのような段階を踏んで成長し続けているか、平凡な人間と彼らにはどの様な意識の差があるかと言う事を書いた章はとても面白い。筆者自身の知識が豊富なので、記憶力を目的にだけでなく、読み物としても面白いと思う。

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2013/03/04

ジャーナリストがあるきっかけから記憶術の訓練を始めて、全米チャンピオンになるまでの話。 記憶術に関する記述としては、記憶の宮殿という本書によると古典的テクニックをいかに使うかという一点に限る。ただ、最初にエドのリストを覚える方法が書いてあって、試しにやってみたら、びっくり。今で...

ジャーナリストがあるきっかけから記憶術の訓練を始めて、全米チャンピオンになるまでの話。 記憶術に関する記述としては、記憶の宮殿という本書によると古典的テクニックをいかに使うかという一点に限る。ただ、最初にエドのリストを覚える方法が書いてあって、試しにやってみたら、びっくり。今でも最初のいくつかは覚えている(というか、最初のいくつかしか覚えていないが)。ガーリックのピクルス、カッティングチーズ、ピートでスモークしたサーモン、白ワイン6本、靴下3足、フラフープ3つ、シュノーケル、ドライアイス製氷機…正直、驚き。 しかし、本書は記憶術の紹介と言うよりは、記憶というものの意味をたどる本、そして記憶力を高める過程で得たもの、と言ったほうが良いだろう。障害によって短期記憶しか持たない人間、トレーニングによるスランプ、その克服、人間関係、勝負に対するストレス等々…読み物として非常に面白かった。

Posted byブクログ

2013/02/23

物語風に書くジャーナリズムって流行ってるんだろうか。正直読みづらい。そういう章があったもいいが、内容は体系立ててほしい。 方法論は、例のギリシャ人の逸話で有名な場所法やら、数字をイメージと対応させる方法やら、ベタなものばかり。 少しでも学びになったのは、 「吟遊詩人は、 人...

物語風に書くジャーナリズムって流行ってるんだろうか。正直読みづらい。そういう章があったもいいが、内容は体系立ててほしい。 方法論は、例のギリシャ人の逸話で有名な場所法やら、数字をイメージと対応させる方法やら、ベタなものばかり。 少しでも学びになったのは、 「吟遊詩人は、 人から人へ詩そのものを伝えるのではなく、形式上のルールや制限設け、それによって、どんな詩人の毎回、詩を再構築できるようにしてい」たという点→稗田阿礼とかもたぶんそんな感じだったんだろう 「技術向上には自動操縦にならないこと、意識的にコントロールし続けること。過去の優れたゲームを再現すること」→合気道とかも慣れてきたからといってなぁなぁにやるのではなく、意識してやらないかんなぁ。 「フィードバックを得ること」 ぶっちゃけ数字の羅列とか覚える気はしないけど、できるだけ自分の知っている他の事柄と関連付けて覚えるというのはやはり正しい方針のようだ。

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2012/09/18

第1章 世界で一番頭がいい人間を捜すのは難しい 第2章 記憶力のよすぎる人間 第3章 熟達化のプロセスから学ぶ 第4章 世界で一番忘れっぽい人間 第5章 記憶の宮殿 第6章 詩を覚える 第7章 記憶の終焉 第8章 プラトー状態 第9章 才能ある10分の1 第10章 私たちの中の小...

第1章 世界で一番頭がいい人間を捜すのは難しい 第2章 記憶力のよすぎる人間 第3章 熟達化のプロセスから学ぶ 第4章 世界で一番忘れっぽい人間 第5章 記憶の宮殿 第6章 詩を覚える 第7章 記憶の終焉 第8章 プラトー状態 第9章 才能ある10分の1 第10章 私たちの中の小さなレインマン 第11章 全米記憶力選手権

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2012/08/18

ごく普通の人間が、驚異的な記憶力を持つまでの経緯を紹介した本。こんなに記憶力が良くなるなら、色々と覚えられてラクかも。

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2012/06/30

自分の記憶力の無さは、ホントに呆れるくらい。この本に何かきっかけがあればと思い手に取った。 この本で描かれているのは日常というより、競技に重きをおかれていた。記憶の宮殿は使えそうだが、日常では活用はしづらそうだと思った。 普通のジャーナリストが記憶力で全米チャンピオンになる過程は...

自分の記憶力の無さは、ホントに呆れるくらい。この本に何かきっかけがあればと思い手に取った。 この本で描かれているのは日常というより、競技に重きをおかれていた。記憶の宮殿は使えそうだが、日常では活用はしづらそうだと思った。 普通のジャーナリストが記憶力で全米チャンピオンになる過程は物語としてとてもおもしろかった。

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2012/05/10

記憶術と記憶の不思議についてのノンフィクション。 記憶術というものがあるのは知っていたけれども、それをかなり詳細に解説している本を読んだのははじめてで、かなり楽しむことができた。「記憶の宮殿」メソッドや、記憶術の歴史、記憶力コンテストに参加する人々など、興味を持てる題材がこれで...

記憶術と記憶の不思議についてのノンフィクション。 記憶術というものがあるのは知っていたけれども、それをかなり詳細に解説している本を読んだのははじめてで、かなり楽しむことができた。「記憶の宮殿」メソッドや、記憶術の歴史、記憶力コンテストに参加する人々など、興味を持てる題材がこれでもかと出てきて、是非とも学びたいという気持ちにさせてくれる。 特に、詩の記憶に関しては心惹かれるものがあった。私は本当に忘れっぽくて、これまで読んだ本の内容も忘れてしまうほどだけれど、詩を記憶するように小説も記憶できれば、もっと人格的に優れた人間になれるかも……という気にさせてくれる。でも、詩の記憶は難しいらしい。残念。 記憶、という身近にしてほとんど分かっていない分野について、生物的なところから文化的なところまで、ほぼ網羅的に語られているところも良かった。記憶力に悩みがあるのなら、一番最初に読むべき本かもしれない。

Posted byブクログ

2012/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これさえ読めば今から司法試験勉強して39歳の印刷会社社長兼弁護士って新たなステージに上れるのではと欲出しまるで読み始めましたが、結論、まあ何と言うか、ん~、やっぱり今の仕事一本でがんばりますって感じです。 『記憶の宮殿』ってのがキーワードなんですが、そう、『宮殿』なんですよ、『宮殿』。自分の頭に中に宮殿を作って記憶したものをそこに放り込んでおく、そして必要な時にその宮殿へ行き必要な記憶を取りだす、、、全て自分の頭に中での動きですよ、これ。ん~なもん、できるかボケ!って、まあ冗談で、確かに言ってる事は分かるんです。ただ、このやり方は受験勉強にはあまり使えないかな、いや、使えない事はないんですが、私自身『宮殿』は持っていなかったんですけど、一つの方法論としてはこのやり方を使っていたなあとプチ実感^^ で、その『記憶の宮殿』内に記憶したい物を格納する場合には、その場所でそういった濃密なイメージを作り、今までに見た事がない、印象に残る情景として描く、そのイメージの描き方は、下品な発想が役に立ち、進化の過程で私達の脳はジョークとセックスの二つの事柄をとりわけ面白く感じ、記憶に残すようにプログラミングされているんだと、、、つまり、日本史の年号を覚えるには”下ネタ”が最高っつーことなんですよ、どうですか皆さん!! ですから私もここでは言えないくらいの恥ずかしいゴロ合わせで年号を覚えたからこそ、今があると思ってるんですが、それプラス馬鹿デカイ『記憶の宮殿』を自分の頭の中に作って上手く格納する事が出来ていれば、こんなとこでブックレビュー書いている暇はなかったんですよ!奥さん! 因みに宮殿と言いながら、大げさに考えず自分の家でいいんですよ。例えばこの本にもあったのですが、15項目のまとまりのない物を覚える時に、自分の玄関にAがあるのをまずイメージし、扉を開けるとBがぶら下がっているのをまたイメージし、普段見慣れた家具などを利用してそこに記憶したい物に下品な情景をプラスして当て嵌めて行くって感じで15項目覚えちゃうんですよね~意外と出来ますよお前ら。 結局、作者が訴えたかった事は記憶とはテクニックであって、練習によって”記憶術”はアップするが、それは”記憶力コンテスト”用であって実用性はないと言うております。ん~残念ですね~俺涙目wwwwww って、注意しなければならないのは、この本はハウツー本でなく、作者さんの実話を元に記憶に関するオモロイ人などを紹介しながら、淡々と優勝までの道程を語り継ぐ内容ですので、あまり期待しない方がよろしいかと、、、 という事で、未だに人の名前を覚えるのが苦手な私は、これから出会う人達に対してはこっそり下品なイメージを作って勝手に記憶する為に舐めるように女性を見ますが、そこんとこ宜しくお願い致します。

Posted byブクログ

2012/03/15

参考 http://d.hatena.ne.jp/opitziu/20120103/1325591657

Posted byブクログ

2012/02/20

Courrierで特集されていたので、読んでみた。記憶力のメソッドを教える本というより、記憶力のトレーニングについて体験取材を試みた筆者が、徐々に実力をつけて、大会で優勝してしまうまでを、メソッドの概要や研究の歴史などとともに語った作品。

Posted byブクログ