アントキノイノチ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
松井を殺そうと思った。杏平は過去を引きずりながらも、父の紹介で遺品整理の仕事をやることになるー。おもしろかったです。小説の表紙から、行き過ぎた男同士の友情ものだと邪推していましたが、違いました。松井は改心することもなく、ただプライドが高い馬鹿みたいな人間まま。山木を自殺に追い込み、杏平と雪子の心を壊した。登場人物の大半からあたたかみが感じられるだけに、松井の最悪さは際立ちます。大人の、特に男性陣。みんないい人過ぎて、若干のわざとらしさは感じますが。良い作品でした。
Posted by
かなり前に映画を観てその時はあまり岡田将生が好きではなかったのであまり感動しなかったのと原作がさだまさしさんだとは知らなかったのではないかと思います。忘れてしまいがちな優しさや温かさを思い出させてくれる作品です。映画もあらためてもう一度観てみようと思います。
Posted by
同級生の悪意をきっかけにその男を殺しかけた杏平。遺品整理会社の見習いになった。命の意味を問う物語。言葉のひとつひとつがすごくいい言葉でよかったです。一気読み必須です!! 気分転換に読むとすっきりしたきもちになれますよ!
Posted by
一時は「殺してしまおう」とさえ思っていた、自分が精神を病むきっかけとなった相手。実際にそんな相手を許せるかどうかは置いといて。リハビリとして始めた遺品整理という仕事。その中で佐相さんや依頼人含め、たくさんの人と関わってきた。そして雪ちゃんが打ち明けてくれた過去のこと。遺品整理の仕...
一時は「殺してしまおう」とさえ思っていた、自分が精神を病むきっかけとなった相手。実際にそんな相手を許せるかどうかは置いといて。リハビリとして始めた遺品整理という仕事。その中で佐相さんや依頼人含め、たくさんの人と関わってきた。そして雪ちゃんが打ち明けてくれた過去のこと。遺品整理の仕事をすることなく雪ちゃんの告白を聞いていたら、きっと杏平の中では松井に対する殺意が再燃していたと思う。遺品整理の仕事であらゆる人の生きた証と、生命の終わりに触れたこと。彼の中ではこの事実がとても大きいんだなって。人生観、死生観すら変えてしまうほどの衝撃を伴う体験をできた杏平は幸せ者だよ。
Posted by
最後に松井のことを大人になったんだなとゆるせるかなー。 殺してしまってその苦しみを抱えながらという展開の方がグッときたかも
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
フォロワーさんにおすすめされた作品! 珍しくミステリーじゃない本読んでみた! まず、さだまさしさんが小説書いてるの知らなかったから驚きだった! 読みやすい文章で一日で読み終わった! 松井がムカつきすぎてンギギギギギってなったよーーー天罰下って欲しかったけどなかなか都合良くいかないもんだねぇ。。
Posted by
読み進めるほどしんどいシーンもあったが、 泣きそうになったシーンもあり、ストーリーに引き込まれて一気に読んだ。 さだまさしは作家の才能もありと感じた一冊でした。
Posted by
今更ながら読了 タイトルがふざけているのに中身はいやはや… 生命についてしっかりと向き合わせる良作。 老人になりたくてもなれない人はいる、そういう考えはなかったなぁ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【2023年88冊目】 絶対タイトルで損してる〜!高校でのいろいろな出来事をきっかけに心を病んでしまった主人公が遺品整理業にかかわるうちに徐々に自分を取り戻していく話。映画化もされたようです。 いや、タイトル……文中にもタイトルそのままを意味する流れは何回か出てくるし、確実にキーフレーズなんですけど、どうにもちょっと違和感が拭えない。素晴らしいですよ?素晴らしいですけどね、アントニオ猪木さんの生き様とか!でもこのタイトルじゃなかったらもっと早く読んでた気がする。 しかし、松井……お前……松井ほんと、お前だけはちょっと……ひねくれてるとかいうレベルじゃないだろ……何かしらの天罰が下って欲しいと思うのは私の心が狭いのでしょうかね。 生きることや死をテーマに、そこへ様々な事情や心の葛藤が絡んでくるのですが、重すぎて息ができないというほどの内容ではないのは登場人物たちの在り方のおかげなのでしょうか。 映画も見てみようかな。
Posted by
しみじみと、良かった。 遺品整理業者の故人に対する向き合い方や、萩原先生の生徒を想う気持ちも物凄く良かったが、やはり一番は杏平のお父さんの言葉一つ一つが胸に熱く残った。 私自身も、ふさぎがちで口下手な息子を持つ父親。杏平のお父さんのように、いつまでも心寄り添える存在でありたいなぁ...
しみじみと、良かった。 遺品整理業者の故人に対する向き合い方や、萩原先生の生徒を想う気持ちも物凄く良かったが、やはり一番は杏平のお父さんの言葉一つ一つが胸に熱く残った。 私自身も、ふさぎがちで口下手な息子を持つ父親。杏平のお父さんのように、いつまでも心寄り添える存在でありたいなぁと、何度も泣きながら読み終えた今、そう思う。 いやぁ…さだまさしさん、凄いです。
Posted by
