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ホリエモンの最後の言葉 の商品レビュー

3.7

23件のお客様レビュー

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2021/01/26

堀江貴文と田原総一朗の対談。 懲役刑で刑務所に入る前のもの。 知識量がすごく、先を見る力もすごい。頭がいい。縛られていない。でもうなづきかねる。人の弱さや病に寄り添う優しさがない。

Posted byブクログ

2013/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

チェック項目11箇所。ライブドア以外の大企業の粉飾決算事件で経営者に下されたのは、いずれも執行猶予付きの判決であって、堀江イジメだけが明らかに度を越している、つまり検察というのは、世の中の爺たちの味方であり、爺たちだけの正義をもたらす存在なのだ、裁判所も同じだ、要するに、堀江貴文のような若い世代に取って代わられることを恐れた爺世代が、彼を徹底的に叩き潰したのである。彼が潰されて、日本のベンチャー企業は勢いを完全に失ってしまった、”失われた20年”を招いたのは、爺世代たちが堀江潰しに狂奔していたからだとすら言えるだろう。彼は刑務所内で、さらには社会に復帰してからやりたいことを熱く語り、「行ってきます」と、私の前から姿を消した、この男を刑務所に送り込んで安堵している爺たちとは違い、堀江貴文さんを今後も応援していきたい、と私は思っている。60歳で社長になっても、体の自由もきかなくなるし、うまいものも食えなくなる、酒も飲めなくなる、女の子にもモテなくなる、そういう乗用でお金持ちになってもしょうがない、だったら若いうちにならないと意味ないんじゃないのか、実際、それを僕は実践してたわけです。イギリスの場合は、ケルト人に征服され、ローマ人に征服されノルウエーの海賊たちに征服されていまがある、ノルマン人がいたりローマ人がいたりというふうなところで、人種や民族が全部分かれているから、明文化されたルールを作らないとみんなで共有できない、だからコモンセンスからコモンローが生まれ、明文化された法体系が生まれていったと、だけど日本の場合は、明文法が欧米から導入されて、暗黙の了解にただのっかっているみたいな状況になっている、実はこの国を支配しているのは明文法ではなくて、暗黙の了解。文章を書いてカネになってますよ、それは珍しいよ、メルマガで年間1億円も稼ぐ人は堀江さんしかいない、ほとんどがカネにならない。銀行振り込みって、ATMからの引き出しも暴利だと僕は思いますよ、たとえば預金が10万円しかない人がATMからおカネを引き出して手数料300円とか取られたら、マイナス金利じゃないですか。いまの視聴率の調査って、お茶の間になんか家族全員が集まってテレビを見ていることが前提の視聴率が出ているじゃないですか、「世帯視聴率」といって、でも、いまやそんなことをしている家庭のほうが、珍しいじゃないですか。これからの時代っていうのは、いくつか生き残り方があるんです、一つは、インターネットで開花して、そこでデジタルコンテンツを販売して収益を得ていくモデル、いわゆるアップル型のモデルですよね、もう一つは、専門化し特化したデバイスを大量生産するような会社のモデル、サムスンとかLGとかインテルとかそういうモデル。世界という広い視野で日本を考えてほしい、ということです、狭い日本村で考えているとよくない、視野が狭くなると、よくないですよね、日本ってすごい閉塞感があるけど、世界は全然そうではないんだよというようなことを、みんなに考えてほしいなと思っています。

Posted byブクログ

2013/04/25

本書は田原総一朗氏が収監前の堀江貴文氏を直撃し、何を考えこれから何をしようとしているのかを彼の口から直接「最後の言葉」を聞き出したものです。これからどう生きるのか?その点で参考になります。 本書は収監前にジャーナリストの田原総一朗氏が対談という形式を取って、堀江貴文氏が何を考...

本書は田原総一朗氏が収監前の堀江貴文氏を直撃し、何を考えこれから何をしようとしているのかを彼の口から直接「最後の言葉」を聞き出したものです。これからどう生きるのか?その点で参考になります。 本書は収監前にジャーナリストの田原総一朗氏が対談という形式を取って、堀江貴文氏が何を考え、これからどうしていきたいのかを探ったものです。僕はこの記事を書いている段階で、堀江氏がほかに書いた本やツイッター上で発信したりしたことを逐一チェックしているわけではなかったので、田原氏のナビゲートで彼の「本音」に近しい部分を知ることができたのは有意義なことであったと思います。 この本の中で描き出されているのは、あまりにも率直で、目的にショートカットで突き進み、日本人として「わかっていけれど口にはしない」ことをバンバン話し、なおかつ人並み以上の金を持って自分の思ったことを即座に実行してのける。彼いわく、そういったことが反感を買ったからこそ、実刑を受けることになったのだろう。と語っていたのは印象に残っております。 後は有名になった 「カネで買えないものはない」 という発言の真意というか、その裏に含まれているもの…。意外と彼の中には『物欲』というものがないことには驚きを隠せませんでした。ただ、田原氏との考えの違いでは、インタビューや対談もネットを使ってできる、と主張する堀江氏に対し、田原氏は今までの職業人生からフェイス・トゥ・フェイスじゃないとわからないことがある、と返していたところはとても印象に残っております。 『ネクタイを締めなかった』というキーワードが結構重要だったり、堀江氏のポリシーと彼言うところの「既得権」を持っている人からの反感を買ったからではないか?という指摘は日本社会における「明文化」されていないものを活字に残したという意味では重要なものであると、個人的にはそう思っております。彼はこの記事を書いている現在、収監されてはおりますが、メルマガなどにて定期的な発信をしております。先日は「彼が初めてだ」といったことを書いた記憶がありましたが、作家のマルキ・ド・サドが精神病院に入れられたときに、食事の際に出る骨付きの鶏肉の骨を折って先を尖らせてペン状にしワインをインク代わりにして文章をつづっていたというエピソードを思い出しました。

Posted byブクログ

2012/06/19

コモン‐センス【common sense】 常識。良識。 コモン‐ロー【common law】 1 英国で、通常裁判所が扱う判例によって発達した一般国内法。一般法。→エクイティー2 ローマ法・大陸法などに対して、英米法の法体系。 A・do・be [名]アドビ社:ポストスクリプトを...

コモン‐センス【common sense】 常識。良識。 コモン‐ロー【common law】 1 英国で、通常裁判所が扱う判例によって発達した一般国内法。一般法。→エクイティー2 ローマ法・大陸法などに対して、英米法の法体系。 A・do・be [名]アドビ社:ポストスクリプトを開発したソフトウエア会社. ⇒POSTSCRIPT ロシア セルゲイ•ブリン Google スタンフォード大学 慶応大学 【ロングテール現象】《ロングテールは長い尻尾の意。商品を売上高の多い順に並べたグラフの形から》インターネットを使った商品販売で、単独では多くの販売量を期待できない商品であっても多品種を少量ずつ販売することで収益を上げられるという現象。人気のある少数の主力商品だけでなく、これまで切り捨てられてきた商品にも注目が集まるようになった。 露悪家 反原発教 ウランリッチな小惑星 地球が自転している方向に打つ ノマド=遊牧民 広い視野

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2012/05/16

堀江さん自身の考えを対談形式で述べている。あんまり、対談形式は好きではなかったけど、意外に読みやすいもんだなぁ~とか思った。堀江さん自身が過去から現在、そして将来までのやりたかった、もしくはやりたいことがこの一冊に凝縮されている感じ。

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2012/04/22

収監前とはいえ、若干負け惜しみ的な印象を受け、著者の著作としては少し残念。 早く戻ってきてくれることを待ってます。

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2013/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ホリエモンは、頭いいな。ものをよく知ってるし、論理的だし。 細かい技術的なこととか、歴史とか、株のしくみ・法律のしくみはよくわからなかった。というか、頭がおいつかない。 よく知ってるよなー。 印象に残ったこと ◆東京スター銀行は、業界秩序を乱そうとしてつまはじきにあった。 ◆ホリエモンはソニーをも買収しようとしていた。 ◆ソニーは総花的に事業を多角化したから、サムスンに負けた。 ◆票の分割・委譲と、インターネットを使えば、直接民主制が可能になり、政治家はいらなくなる。 ◆福島原発のあとに、ロケット発射台をつくればいい。ロケットのうちあげは、(地球の自転する方向にあわせて)東向きのほうが少ない力で進むことができる。福島は東に海だし、打ち上げで誰も迷惑しないし、ちょうどいい。 ◆民放はクソだった。楽天のTBS買収のときも、マードックと孫さんがテレ朝株かうときも、放送法を改正して買収阻止と(彼らが株を購入した後には)株価の暴落を招いた。 ◆日本は島国で、長く単一民族国家だったから、みんなと同じであることが暗黙の了解になり、明文法ができなかった。いま、できてはいるけど、結局西欧のものをパクっただけ。だからいまでも出る杭が打たれやすい。

Posted byブクログ

2012/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

刑務所に入る前の田原氏によるインタビュー形式の内容。 現在の心境や今後の思いだけでなく、裁判中や検察からの取調べなど、軸がぶれないのが彼の強さであり、逆に攻め込まれる隙なのだと感じた。 田原氏も述べているが、堀江氏よりも重いと思われる犯罪をしている人に執行猶予になっている現状を考えると、彼の逮捕は見せしめだったのだなぁと感じる。 彼が社会復帰してから何をするか楽しみだ。

Posted byブクログ

2012/01/14

献本御礼。 堀江さんに対してあまり悪いイメージを抱いてない人が読めば、要所要所でこの人が何を考えてたのかを知ることが出来てよいですね。田原さんの質問の仕方もgoodでした。 宇宙開発に関してはすごく具体的に語っていて、本気さを感じました。宇宙観光船の実現が楽しみです。

Posted byブクログ

2012/01/04

【かっこよくないヒーロー】 ホリエモンと田原総一朗の対談。 ホリエモンの考え方、買収事件、裁判などについて田原が質問し、ホリエモンが答えるという形式。 田原さんは自分でも言っているが、ホリエモンには一目を置いている。この年齢層にしては珍しい方だろう。 内容自体は、やっぱり論理...

【かっこよくないヒーロー】 ホリエモンと田原総一朗の対談。 ホリエモンの考え方、買収事件、裁判などについて田原が質問し、ホリエモンが答えるという形式。 田原さんは自分でも言っているが、ホリエモンには一目を置いている。この年齢層にしては珍しい方だろう。 内容自体は、やっぱり論理的で面白いし、知らなかったことや斬新な考え方もいろいろ学べる。 印象に残ったのは、 ・日本人はみんなで貧しくなろうとしている。安売りのユッケなんて怒ってもいいくらいだ。こんなの食わせるなって。(考察:ポイントはこの「みんなで」という範囲がそれぞれ違うことだ。日本人全体だったり、世界だったり、身の回りの知人だったりする) ・セブン銀行のATMは他社からも手数料を取り、一般の顧客からも手数料を取っている。 ・CNNは湾岸戦争で伸びた。エポックメイキングな出来事を24時間放送するという他社との差別化で。 ・票の分割・委譲による直接民主制の実現。 ・株主のために、営業利益を世界一にし、安定成長を目指すという一貫姿勢。 ・アメリカの大学は科研費だけでなく、軍事予算が潤沢に与えられる。 ・福島にロケット発射基地を創る。 この人は舌足らずで生き急いでいるから、誤解もされるし、敵も作るけど、やっぱりすごい人だと思う。プロ野球、テレビ局、検察など既得権益層に風穴を開け、日本を停滞から救うリーダーだと思う。 けどどうしても見た目がかっこよくないんだよな。 これでイケメンだったら、今頃本当に総理になっていてもおかしくないのに。

Posted byブクログ