1,800円以上の注文で送料無料

騙王 の商品レビュー

3.8

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2015/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

生きるために第二王子フィッツラルドは兄を差し置いて王を目指す 敵国ジェスタのリズ姫と婚約 腹心の部下であるガゼルの裏切り 公開処刑の危機 真実を作り上げ父である王さえ騙る

Posted byブクログ

2015/07/05

読んでたんだったか積読のままにしてたんだったかわからなくなって読んでみましたが読んでた。 頭脳と口先だけでのし上がるタイプは大変好きですが、ちょっと展開が地味だったような気はする。いや、色々盛りだくさんだったんだけども…演出の問題かな?

Posted byブクログ

2015/02/28

男は行動で語るタイプが好きだなぁと改めて思いました(笑) 自分の書きたい話に似ている物を探して辿り着いた本です。 パラパラと見てセリフの多さに怯みましたが読んでみました。読み始めてからすぐ自分の嫌いな腹黒饒舌キャラのオンパレードと知り、ラノベにしては読むのに時間が掛かってしまいま...

男は行動で語るタイプが好きだなぁと改めて思いました(笑) 自分の書きたい話に似ている物を探して辿り着いた本です。 パラパラと見てセリフの多さに怯みましたが読んでみました。読み始めてからすぐ自分の嫌いな腹黒饒舌キャラのオンパレードと知り、ラノベにしては読むのに時間が掛かってしまいました; キャラは好みじゃないし、ツッコミどころも多く、歴史にはよくありそうなネタで真新しさはありませんでしたが、総じて面白かったです。もっと強力なライバルがいたら面白いじゃないかなあと思いました。 あとデビュー作な為か文章が……読んでいて別の意味でドキドキしました。 ファンタジーで楽しみにしている描写も少なく、同じ装飾が繰り返されるので、ビジュアル的に印象に残りづらかったです。まあ内容が政争なので省いたのかもしれないが。終始セリフが長いのも鼻につく。これは好みの問題ですね。 生意気な事を言いましたが、自分の書きたい話に似ていたので勉強になりました。

Posted byブクログ

2015/02/18

こういった政争物とか陰謀物とか大好きなので面白かったです。ただフィッツラルドの思惑通りに事が運びすぎる気はしないでもないですが。謀が成功に至るまでの裏側のコツコツ地味に積み上げる作業とはいかがな手順なものか知りたいものです。ところで最後に名前が出てきたジャシードって誰?出てきたっ...

こういった政争物とか陰謀物とか大好きなので面白かったです。ただフィッツラルドの思惑通りに事が運びすぎる気はしないでもないですが。謀が成功に至るまでの裏側のコツコツ地味に積み上げる作業とはいかがな手順なものか知りたいものです。ところで最後に名前が出てきたジャシードって誰?出てきたっけ?次巻に登場する人?

Posted byブクログ

2014/04/09

悪くないです。正に「騙り」。ただ、作中で本人も言うとおり秘密を知る者は少なければ少ないほどいいわけで、最後の工作はどうなんだろな、と思ったり。

Posted byブクログ

2014/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前から気になってて電子書籍を待ってたけど、なかなかその気配がないので紙媒体で購入。 主人公はとある国の第二王子。 このままでは王位に就けないばかりか謀殺されかねない立場を覆すために、知恵と口先で人を垂らし込んだり欺いたりしながら玉座を狙っていく話。 老獪な高利貸し、王子の血族に恨みを持つ隣国の王女、敵国の敗軍の将。 癖のある登場人物と王子との間の会話劇=腹の探り合いと、そこから生まれる奇妙な信頼関係が心地よかった。

Posted byブクログ

2013/12/18

第二王子であるフィッツラルド。不遇の日々を過ごしながらも彼は決意する。相手が誰であろうと、騙りつくそう―すべては生き抜くために。頭脳と口先で自らの運命を変えた、ある少年の物語。 派手さはないものの、静かなカタルシスを得られる物語。 フィッツラルドの行動が地に足がついているため、...

第二王子であるフィッツラルド。不遇の日々を過ごしながらも彼は決意する。相手が誰であろうと、騙りつくそう―すべては生き抜くために。頭脳と口先で自らの運命を変えた、ある少年の物語。 派手さはないものの、静かなカタルシスを得られる物語。 フィッツラルドの行動が地に足がついているため、興ざめせず、最後まで苦なく読み進められます。 人を騙しまくりながらも、罪悪感がないのは、それが必要だとフィッツラルドの行動で示されているからだと思います。 次巻も読みます。

Posted byブクログ

2013/04/22

ライトノベルらしかぬ面白さ。 若者がノリと勢いで何かを成し遂げるという話ではなく、主人公がどこまでも淡々と事を進めていくので、クライマックスの盛り上がり感はあまりない。 そのため人によって好き嫌いが分かれそう。

Posted byブクログ

2013/04/06

自分が生き抜くために、周りの人間をことごとく騙し続ける一人の少年の物語。表紙と題名に惹かれて某大型古書店で買いました。 少し文の書き方が読みにくい気がしないでもなかったですが、基本的には楽しんで読めました! 人を騙していく物語なのに読み終わった後に清々しい気持ちになるのは、たぶん...

自分が生き抜くために、周りの人間をことごとく騙し続ける一人の少年の物語。表紙と題名に惹かれて某大型古書店で買いました。 少し文の書き方が読みにくい気がしないでもなかったですが、基本的には楽しんで読めました! 人を騙していく物語なのに読み終わった後に清々しい気持ちになるのは、たぶん主人公のキャラが良かったからだと思います。

Posted byブクログ

2012/11/21

現王の第三子であり第二王子のフィッツラルドははてしなく玉座から遠い所にいた。フィッツラルドは有能ではあるが、妾妃の不倫の果ての子であり、現王の血を引いていない。父である王は、凡庸ではあるが正妃の産んだ実子の第一王子に後を継がせるつもりであり、彼には勝ち目の薄い争いであった。 フィ...

現王の第三子であり第二王子のフィッツラルドははてしなく玉座から遠い所にいた。フィッツラルドは有能ではあるが、妾妃の不倫の果ての子であり、現王の血を引いていない。父である王は、凡庸ではあるが正妃の産んだ実子の第一王子に後を継がせるつもりであり、彼には勝ち目の薄い争いであった。 フィッツラルドはこのような状況下、戦功を積み重ね、知力を尽くして宮廷内での地歩を固め、玉座に向かってよじ登っていく。 フィッツラルドの打ち込む手は鮮やかで爽快ですらある。己が望むものを手に入れるためにひたすらに騙しまくる王子の生き様を見よ。

Posted byブクログ