あの日からのマンガ の商品レビュー
よく描いた!涙が出た。 しりあがり氏の感性と想像力と優しさが、あの日、特にテレビの前で立ちすくむしかなかった人々が感じた哀しみ、痛み、迷い、願いや決意みたいなものに寄り添って、それを代弁してくれた気がしました。
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あの日、 あの震災が起きて その震災についてのマンガを しりあがり寿さんは描くことを 選んだ、のか 描かずにはいられなかったのか 絶望と希望と。 衝撃と相対化と。 ユーモアと祈りと。 この世界にマンガがあって良かった しりあがりさんが描いてくれてて良かった
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震災後、いま何をどう感じてるか最も知りたい人の描いた本がやっと出た。 いつだったか何かで「死ぬのは怖いけど、死ぬことをずっと考えていれば、最後は笑って死ねる気がします」と言っていた、しりあがり寿 氏。やっぱりこの人は漫画を描いていた。 いつもどおりの、軽いタッチと少ない言葉で...
震災後、いま何をどう感じてるか最も知りたい人の描いた本がやっと出た。 いつだったか何かで「死ぬのは怖いけど、死ぬことをずっと考えていれば、最後は笑って死ねる気がします」と言っていた、しりあがり寿 氏。やっぱりこの人は漫画を描いていた。 いつもどおりの、軽いタッチと少ない言葉で、ひょいっと時空を超えている。主観と客観を併せ持ち、さらに俯瞰した視線は、単純な二元論をもたない。 4コマで笑い、短編に胸を打たれる。被災地を訪れてから朝日新聞に寄稿された文章も掲載されているが、読んだら惚れてしまうので気をつけたほうがいい。
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