プラチナタウン の商品レビュー

楡周平【著】

2012/10/19

小説というより企画書を読んでいるような気分になった。
もう少し物語に起伏が欲しかったです。
ずっと説明をされている気分。
期待していただけに残念です・。

2012/09/17

財政が破綻寸前の町を立て直すべく町長に就任した主人公が、放置された土地に高齢者のコミュニティをつくる。ついの住み処を心配する人は多いが、その不安に答えるべく、サービスを展開できるモデルを作っていく。とてもおもしろい。
こんな理想郷があったらいいのに。老後の安全安心、地方の財政建て直しの二つが解決できる…かもしれない。

2012/10/14

出世街道を外された総合商社部長の山崎鉄郎が厖大な負債を抱えた故郷緑原町の町長を引き受けることになったおはなし。

財政再建の道は、老人向けテーマパークタウンの誘致だった。
読んでいる最中、町議会のドンに邪魔されるのでは？とヒヤヒヤしていたが、思うように事が運びスッとした。
債権をかかえた自治体がそんなにもすんなりいくとは思わなかったが、読んでいて面白かった。

wowowでドラマ化されてるが、どんな映像になってるかが楽しみだ！

介護問題は切実だ。施設に入所するにも100人待ちは、ザラの現在、老後、こんな楽しそうで、住みやすい施設にお世話になれるなら、よさそうだなと思ったりした。

2012/08/27

内容は都合良くまとまっているけど、読んでいて面白い。
ドラマではどう描かれているのか観てみたい･･･
普通に民放でやってくれればいいのに。

2012/08/24

　面白かったけど、老人タウン建設からもう一歩展開が欲しかったです～。かまたけも案外、悪事に手を染めなかったのもちょっと期待はずれでした（笑）

2012/08/23

地域振興に希望をもたらす一冊。サクセスストーリーでそんなうまくいくわけないじゃん、と言えるけれども、田舎に高齢者を集めたら若い人も集まる。しかも、すべて民間でやる。すべて、順調。後半は、うまく行きすぎてるけど面白い本です。

2012/08/12

故郷の旧友から請われて、過疎の村の町長選に出馬。

先行きに夢のない職場に倦んでいて、気乗りはしないが
退職して故郷に…。
過疎の破たん寸前の街を救うことはできるのか…？

小説上のことでなく、現実にも活用できるような
明るい夢があふれる小説。

2012/07/22

地方（東北）の財政難の町に、介護施設や高齢者向けアパートなどからなる巨大な高齢者街を誘致しようというお話。今後ますます少子高齢化が進んでいくと遠くない将来、実際にこういうものが出てくるかもしれません。読み物としては（この手の小説ではよくあることながら）ご都合主義なところが気になりましたが。

2012/07/02

社内政治を怠り、出世街道から外れた総合商社マンがしがない田舎町の町長になり、街を再建。
リアル過ぎて、ドキドキしながら読めた。人生これくらい山あり谷ありの方が面白いな。

2012/06/13

疲弊した地方経済、高齢化社会をテーマにした社会派作品。財政再建団体入り寸前の町を老人のテーマパークタウンにして雇用確保、税収増を目指すというお話。物語のテンポがよく読みやすい。やや上手く行きすぎなストーリーではあるけど、明るい未来を演出ができてるので良いかな～。