プラチナタウン の商品レビュー
石破茂内閣が地方創生のマニュフェストを抱える中で非常に興味深い地方創生のモデルであったように感じる。もちろんフィクションの要素が強い部分もあるがこの本をヒントに色々と考えることができると感じた。
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思ってた以上にビジネス的な小説。 半沢直樹よりもビジネスに特化した小説なのでストーリー的な部分や人間味のような展開は一切なし。 老人ホームを作る計画の部分が大半で、建設するってなったら一気に時代が進み、展開が進み無理やり終わらせた感じ。
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ビジネス小説はヒヤヒヤドキドキして面白い。 山あり谷ありがあっていいし、会話ややり取りもなかなかコミカルで良かった。
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楡周平『プラチナタウン』祥伝社文庫 読了。ひょんなことから商社から故郷の町長に転じ、膨大な負債を抱える前途多難な町の財政再建を目指す社会派小説。その切り札として、老人向けテーマパークタウンの誘致を打ち出す。大規模かつ緻密に制度設計したらどうなるか、実現可能性の思考実験とも言える。
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大手総合商社の部長である山崎は突然不合理な左遷人事を言い渡される。泥酔した結果、地元の友人の誘いを受け故郷の町長になることに。前市長の公共事業による借金は150億円、また過疎化も進んでおり財務破綻寸前。 現在の状況を打開するべく老人介護施設を中心とした画期的仕組みを作る。
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財政危機に瀕する過疎地で高齢化、過去の負の遺産となっている公共施設などを逆手にとって高齢化社会に資する街作りに邁進するサクセスストーリーは心地よいし、よく練り込まれていて実現できるのではと思わせる。ただあまりにも説明調の内容には辟易する。
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紛れもなく、地方創生大臣に読んで欲しい本だった。 そろそろ、本気でそう遠くない年金生活や介護が必要となる将来の事を考えないといけないな〜。 プラチナタウンが現実になればいいんだけど・・・。
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商社で出世の道を歩んでいた四井商事の山崎は、些細なことがキッカケで出世の道を断たれる。 山崎は地元の財政破綻寸前の町の町長になることになり、町の再建を託される。 彼が考えた再建構想は、老人を集めた町造りだった。 町議会議員のカマタケがもう少し強敵になるかと思ったが、大きな波...
商社で出世の道を歩んでいた四井商事の山崎は、些細なことがキッカケで出世の道を断たれる。 山崎は地元の財政破綻寸前の町の町長になることになり、町の再建を託される。 彼が考えた再建構想は、老人を集めた町造りだった。 町議会議員のカマタケがもう少し強敵になるかと思ったが、大きな波はなく、堅実にプラチナタウンが建った。実地に沿っていて結構面白かった。
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まず、すごくわかりやすい! 町長として商社マンのノウハウで大成功!という筋書きと、大きな障害と多くの登場人物を使わずにしたストーリーでここまで読み応えと満足感を得られる構成、文章は他では味わえない。
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ビジネスと公共事業の違いがおもしろかった。 ビジネスは、利益を追い求め、公共事業は利益は後回しになりがち。 寂れた田舎が大型介護施設によって人の波を取り戻す様が、おもしろい。 ただちょっととんとんでいったなという印象。
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