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米国製エリートは本当にすごいのか? の商品レビュー

3.7

156件のお客様レビュー

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2022/10/13
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元ニューズピックス編集長佐々木氏の本。 米国中国などについて著者の立場経験から語られていておもしろい。ただ時代性の部分もあり、今とはまた違っている部分も多分にありそうと感じる。 著者の視点・経験からではあるものの、グローバルパースペクティブを高める本としてはよいかも。 メモ ・中国人の特徴   個人主義的で空気を読まない   率直で物怖じしない   戦略的思考に長けていて思考のスケールがでかい

Posted byブクログ

2022/09/19
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米国製エリートは本当にすごいのか? 単行本 – 2011/7/8 スタンフォードで見たエリートたちの真実 サンデル教授が大人気の日本。 米国留学ブームに沸く中国・韓国。 世界中で、ハーバード、スタンフォードなどトップ大学への需要が爆発している。 だが、われわれは米国のエリート教育とエリートたちについて多くを知らない。 「米国の一流大学は、どこがすごくて、どこが見掛け倒しなのか?」 「米国エリートたちのもつ、強みと弱みとは何か?」 「日本は彼らから何を学ぶべきで、何を学ぶべきでないのか?」 スタンフォードでの留学経験と 記者としてのリサーチを元に エリートたちの生態を描く。 ●著者からのコメント よく「政治家のレベルは、国民のレベルに比例する」といわれます。 しかし、私はこの意見にはくみしません。 確かに、米国や英国は優秀なリーダーを生んでいますが、両国の国民が、 日本に比べてそんなに優秀とは思えません。 では、なぜ両国の指導者のクオリティはこうも違うのでしょうか。 その答えは、「エリート育成システム」にあるのだと思います。 日本は、リーダーの出現を天に任せているため、 優れたリーダーを継続的に生むことができないのです。 日本人にはポテンシャルが十分にあります。 大事なのは、エリートを選び出し、育て、 競争の中で、偽物のエリートをふるい落とすシステムです。 その新たなシステム作りにあたり、 米国のエリート教育は格好の教材となります。 新時代のエリートとなる人々、その育成に携わる人々が、 本書から何かの示唆を得てくれれば、それに勝る喜びはありません。 内容(「BOOK」データベースより) 優れたリーダーが出てこない日本。今の日本に必要なのは、新時代のエリートを生み出す「エリート育成システム」である。しばしば日本のお手本としてあげられる、米国のエリート教育。日本はそこから何を学ぶべきで、何を学ぶべきでないのか。本書は米国製エリートたちの強みと弱みを検証し、これからの日本が進むべき道を示す。 著者について 佐々木紀彦(ささき・のりひこ) 1979年福岡県北九州市生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、東洋経済新報社で 自動車、IT業界などを担当。2007年9月より休職し、スタンフォード大学大学院で 修士号取得(国際政治経済専攻)。 09年7月より復職し、『週刊東洋経済』編集部に所属。「30歳の逆襲」 「非ネイティブの英語術」「あなたは世界で戦えますか?」「世界VS中国」 「2020年の世界と日本」「ストーリーで戦略を作ろう」「それでも円を信じますか」 「グローバルエリートを育成せよ」などの特集を担当。 かつて読んだ本。 レビューが失われた為、再度記入したい。 確かスタンフォード大学も周りに遊ぶ環境がないので勉学に打ち込むしかないという指摘を佐々木氏はしていた。やはり人間の記憶には限界がある。読後に読書ノートを作っておく事の大切さを痛感させられる。 米国製エリートが凄い、というよりは米国の上位ランク大学は凄い、という話。 筆者によると日本人もトップクラスはアメリカにそれ程劣るわけではなく、平均値はむしろ日本人の方が高い。しかし日本人は大学の4年間を無作為に過ごすため、大学を卒業する頃にはアメリカの大学生の方がより鍛えられる。本書は間接的だが、日本の大学教育の危うい現状に警告を発しているようにも受け取れる。 米国の大学の入学は簡単だが、卒業は難しい。 これは神話だと著者は言う。 スタンフォードは95%以上が6年以内に卒業し、ハーバード、イェールなども約9割が4年以内に卒業する。 ハーバードの成績分布もAかAマイナスが5割を占め、C以下は1割程度しかいないとのこと。 ちょっとイメージが違ったなぁと。 ただやはり、日本は見習わなければならない箇所は多いなと感じた。 日本人学生と米国人学生の差を生んでいるのはつまるところ学生時代に課される読書量だと著者は説く。 基本的に知識の整理・発信能力の2つは訓練を受ければ一定のレベルには達する。 結局、差を分けるのは読書量と経験だが、米国では学生時代に課される読書量が半端ではない。 だから、日本で教育を受けたものよりも米国製のほうが秀でているのだ。 なるほどなあと。 米国の大学と日本の大学の差に興味がある方におすすめ。

Posted byブクログ

2021/11/10

英語勉強したいんゴねぇ(2年ぶり7回目) 米国人の考え方や特性をざっくり知るにはちょうどいい読みやすさだった。英語話す人口が15億人いる中でネイティブがたった4億人ってデータは面白くて、非ネイティブとの会話が今後もメインになるのであればネイティブレベルまでは極論要らないってのは自...

英語勉強したいんゴねぇ(2年ぶり7回目) 米国人の考え方や特性をざっくり知るにはちょうどいい読みやすさだった。英語話す人口が15億人いる中でネイティブがたった4億人ってデータは面白くて、非ネイティブとの会話が今後もメインになるのであればネイティブレベルまでは極論要らないってのは自信になるな。 英語好きなのよ。英語好きだけど手を出す暇がないのよ。こういう奴周りにも多いでしょ?暇なんてあるだろって言いたいでしょ?そうだよあるよ?あるけど他に楽しいことがもっとあるからだよ?で?何それ俺が悪いん?あっそ?覚えとけよ?2年後ペラッペラになってっかんな?あん?知らねーぞ? ↑こうして退路でも断たん限りやらんわな

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2022/02/23

個人の留学備忘録 こういうのは自費出版でやってほしい 最初の2章以降は何が言いたいかわからない感じ たまに良いこともあるが全体的に退屈 客寄せタイトル系の本

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2021/06/13

著者の留学体験も踏まえて、日本と海外の大学生の違いを説明してくれている。 留学体験無しでは知り得ない、グローバルな違い、アメリカの大学の何が良いのかを浅く広く知ることができた。 また、経済エリートだけでなく、一般に政治エリートと軍事エリートも存在し、各国でのそれぞれのエリートの立...

著者の留学体験も踏まえて、日本と海外の大学生の違いを説明してくれている。 留学体験無しでは知り得ない、グローバルな違い、アメリカの大学の何が良いのかを浅く広く知ることができた。 また、経済エリートだけでなく、一般に政治エリートと軍事エリートも存在し、各国でのそれぞれのエリートの立ち位置が違うのも勉強になった。 グローバルな視点で考えると、平和な日常が溢れている日本でも、軍事的エリートが一般的な世の中で強く生きなければならないのだなと認識させてもらえた。

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2020/09/27

タイトルがタイムリーなので読んでみたが、期待していた内容ではなく、著者の留学体験記で、ご自身の備忘録でした。 あれから10年経って、自分の事も思い返す機会にはなりました。

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2019/06/12

著者の二年間の米国留学からの考察。 内容は現実的であり、米国と日本人の特性をよく捉えていて面白い。 著者の言うとおり、米国エリートがベストなわけではなく、日本らしい日本人エリートを確立する必要があると思う。

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2019/05/21

タイトルから想像されるものとはぜんぜん違う内容。 米国の高等教育の実力、韓国人、中国人留学生の行動、米国人と中国人が拝金主義になる理由、歴史教育の重要性、国際関係のリアリズム、など

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2019/03/08

大学留学記として読めば、面白い本です。 特に、授業で行われた従軍慰安婦の問題などでは日本に有利な英語で発信された情報ソースが少ない(反日人権団体からのものは山とある)ため、日本人が一方的に攻撃されて終わりというのは、やはり政府広報の弱さとインテリジェンス軽視のしわ寄せが顕著です。...

大学留学記として読めば、面白い本です。 特に、授業で行われた従軍慰安婦の問題などでは日本に有利な英語で発信された情報ソースが少ない(反日人権団体からのものは山とある)ため、日本人が一方的に攻撃されて終わりというのは、やはり政府広報の弱さとインテリジェンス軽視のしわ寄せが顕著です。(P134~) 米国で一人の大学生が従軍慰安婦について真剣に考える機会もそう何度もあるわけではありませんが、そうした一期一会の授業内容で一方的に断罪されている事実は軽視すべきではありません。 この大学で学んだ米国人エリートが、国家機関で対日本戦略を担う可能性も無きにしも非ずですが、大学でインプットされた日本人像がゆがめられている前提から政策立案すれば嫌日戦略をとることだってありえます。 日本政府は、こうしたボディブローのような影響を軽視しすぎています。 「日本には国際政治、歴史、経済などに通じ、多面的に戦略を描くことができる一流のジェネラリストが少ない。いるのは、2流のジェネラリストである官僚と、テレビ受けの良い電波学者と短期思考の民間エコノミストです。」(P159) という鋭い指摘や、著者の国防に関するリアリスティックな考え方には好感が持てます。 2011年という米国にとって悪夢の年に出版された本書からすでに8年・・残念ながら日本製エリートの出現はまだのようです。

Posted byブクログ

2019/03/03

著者の海外生活の体験をもとに書かれている本。 「米国のエリート教育はどのようなものか」 「米国の教育システムの強みと弱み」 「日本人が米国教育から何を学ぶのか」 を著者の体験を通して、日本と米国または世界と比較している点が良かった。

Posted byブクログ