自炊男子 の商品レビュー
第2回ビブリオバトル関西大会inいこまで紹介された本です。 Cグループチャンプ本。 2015.3.22
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大切だけど忘れてしまいそうな事ばかりだった。 都市部に住んでると作り手のことを意識しずらいけど毎日毎日汗水垂らして私の食のために働いている人がいるんだよね。 食べ物だけじゃなくて、全部の仕事が、誰かが私の代わりにやってくれてるって思うと感謝です。みなさん。 まずは冷蔵庫に残してしまう食材をちゃんと消費することから始めます。
Posted by
大学生の男性が自炊をきっかけに人生が変わってゆく話だ。 バイトや授業や人間関係もそれなりにはやってるつもり。親しみ易い大学生が主人公なとこが共感をうみ、読みやすい。だからこそ、自炊や大学での授業、飲み会などで気付いた事や得た教えが書かれている。その内容が結構胸に刺さるのだ。 例え...
大学生の男性が自炊をきっかけに人生が変わってゆく話だ。 バイトや授業や人間関係もそれなりにはやってるつもり。親しみ易い大学生が主人公なとこが共感をうみ、読みやすい。だからこそ、自炊や大学での授業、飲み会などで気付いた事や得た教えが書かれている。その内容が結構胸に刺さるのだ。 例えば、『料理が苦手だから自炊はしない』という事に対して、店を開くわけでもなく、お金を貰って誰かに食べさせるわけでもない。自分が食べる料理を美味しいと思えるように作る程度は「才能」ではなく努力で到達出来る。「できない」ことを「やらない」ための理由にしている。というフレーズなど...。 是非自分の手元にも欲しいし、人にも薦めたい一冊!
Posted by
スパイスカレーを食べたときに思い出した本。 カレーの心身満たされる感じは何だろう。 これまで2回くらい買ってるんだけど、好きな本なので知ってほしくてすぐあげちゃう。また買おうかな。 >「いただきます」「ごちそうさま」をなぜ言わなければならないか分かりますか? >「いた...
スパイスカレーを食べたときに思い出した本。 カレーの心身満たされる感じは何だろう。 これまで2回くらい買ってるんだけど、好きな本なので知ってほしくてすぐあげちゃう。また買おうかな。 >「いただきます」「ごちそうさま」をなぜ言わなければならないか分かりますか? >「いただきます」の意味の一つは、作ってくれた人の命をいただくということです。 >命とは時間です。 >ある人が八十歳で亡くなったとしましょう。 ということは、八十年間という時間が、その人の命だということです。 >今朝、皆さんのお母さんは、 三十分かけて朝ご飯を作りました。 >今日の夕食、お母さんは、 一時間かけてタご飯を作ります。 >その朝ご飯にはお母さんの三十分ぶんの命、 タご飯には一時間ぶんの命が込められているのです。 (中略) >「いただきます」の意味の一つは、作ってくれた人の命をいただくということです。 >食べ物を粗末にすることは、 作ってくれた人の命を粗末にすることです。 >心を込めて、「いただきます」 「ごちそうさま」を言いましょう。 >食べ物を作ってくれた人に感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
Posted by
食べることは生きること 本当に大切だけれども、頭でしか理解はできていなかった それをなんで大切なのか教えてくれました 食べること 人と繋がること 感謝すること大切
Posted by
これ面白い。 素直にそう思った。 余分な言葉がないから、 主人公の日記を読んでるみたいに スラスラ入ってくる。 最初はいけすかない主人公が どんどん変わってくるのも面白い。 自由を謳歌している大学生だからこそ その変化が面白い。 いただきます、と ごちそうさま、をちゃんと...
これ面白い。 素直にそう思った。 余分な言葉がないから、 主人公の日記を読んでるみたいに スラスラ入ってくる。 最初はいけすかない主人公が どんどん変わってくるのも面白い。 自由を謳歌している大学生だからこそ その変化が面白い。 いただきます、と ごちそうさま、をちゃんと言って 家族に感謝しようと思った
Posted by
生きることは食べること。 主人公の少年が自炊をするようになってから心のあり方が変わり、成長していくストーリー。 素直な心。感謝の気持ち。相手を尊重する考え方。 最終的には当たり前のことをきちんと出来る人が1番良い。毎日の食事はもちろんのこと、それに関わった全ての人に感謝し...
生きることは食べること。 主人公の少年が自炊をするようになってから心のあり方が変わり、成長していくストーリー。 素直な心。感謝の気持ち。相手を尊重する考え方。 最終的には当たり前のことをきちんと出来る人が1番良い。毎日の食事はもちろんのこと、それに関わった全ての人に感謝していこうと思う。
Posted by
自炊をするって、ただ節約するだけじゃなくて自分の生活を豊かにするものだと思う。 ご飯を作るのに効率を計算すること、材料だって農家の人たちの努力で出来ていること、そして、この本を通して自分の立ち振る舞いをもう一回見直して素敵な大人になりたいなって思った。
Posted by
我が家も2年前から友人が作るお米を食べてたくさん元気をもらっている。色んな風に散りばめられた感謝する心に心があったかくなった。この本の前に読んだ『はなちゃんの味噌汁』の作者の名前があとがきにあって、びっくり。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私は今年から一人暮らしをしていて、自炊でほとんど自分の食事をまかなっている。だからこの主人公のようにどうしようもない食生活を営んではいなかったが、しかし、主人公のようにまっすぐな気持ちで自炊に向き合っていなかったこともまた事実であった。栄養バランスと食べる量、自分の好きな味付け、それしか考えたことが無かったのである。 食事に対する向き合い方は千差万別で、コンビニで食事を済ませる友人もいれば、自炊ができず、生の野菜をかじってしのいでいる友人もいるわけで、自分はそう言った類いの人々よりは食生活に気を付けているという意識が少なからずあった。 しかし本書の主張の一つである「何を買うか。何を食べるか。それは社会のあり方を決める選挙の一票と同じなんだよ」というセリフに揺らいだ。極力冷凍食品は買わない主義を通しているが、今まで野菜や肉、米は値段と量を考慮して買っていただけで、どこで生産されたか、それはどのような工程を経てスーパーに届いているか考えたこともなかったし、まして私個人が何を買うかで食料の生産にどんな意味をもたらすかなど考えたことなかったのである。 今劇的に中食や調理済みの食品売買が進み、農業生産が縮小するなか、先を見通して「選んで買う」という行為がどれほど重要か、考えたいと思う一冊だった。 (堅苦しい言葉の感想になってしまいましたが、面白かったです。最後の葬式から食堂に向かうまでのシーン、本当に良かったなぁ。先輩みたいに、小さいけど何かを動かす力を持った人間になりたいと思いました。)
Posted by