輪るピングドラム(上) の商品レビュー
続きが気になるような展開の連続で、ページ数の割にアッサリと読了。 ただ、謎が少しずつ明かされる物語なので「え、どういうこと?」という疑問が頭に浮かびながら読むことになる。 そういうのが苦手ならオススメ出来ないし、そういうのが好きならオススメ。 私はアニメ見てませんが、アニメ...
続きが気になるような展開の連続で、ページ数の割にアッサリと読了。 ただ、謎が少しずつ明かされる物語なので「え、どういうこと?」という疑問が頭に浮かびながら読むことになる。 そういうのが苦手ならオススメ出来ないし、そういうのが好きならオススメ。 私はアニメ見てませんが、アニメもあるので、アニメを少し見て登場人物の声やざっくりとしたあらすじを確認してから読むのも良いかも。
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中学生の時にアニメで見ていた作品。 あの時は幼さもあり全然内容がよく分かっていなかったのだが毎週夢中になって見ていた。この年齢で、特に小説で読むと見ていた時の内容がありありと思い出され。懐かしさと共にこのような内容であったのだなぁと面白さがあった。
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劇場版鑑賞の前におさらいしておきたいと思い、積読だったこの小説版を今読んでいます。 この上巻ではアニメ版と比べてストーリーの変更などありませんでしたが、冠葉や晶馬が家にいない時の陽毬が、どんなふうに時間を過ごしているのか、それがすごく良かったです。 この上巻は陽毬の巻だったと感...
劇場版鑑賞の前におさらいしておきたいと思い、積読だったこの小説版を今読んでいます。 この上巻ではアニメ版と比べてストーリーの変更などありませんでしたが、冠葉や晶馬が家にいない時の陽毬が、どんなふうに時間を過ごしているのか、それがすごく良かったです。 この上巻は陽毬の巻だったと感じました。 ストーリーには直接絡んでこない陽毬をここまで印象付ける、これは単なるノベライズではなく、まぎれもなく小説版です。 そして文体がとても優しいです。 易しいではなく、優しい。 キャラクターがキャラクターに優しい。そして読者にも優しい… それでいてくどくならず文学的な表現にも溢れています。 ところで、個人的に日本人のアラサーくらいの作家の書く、色の描写がとても嫌いなんです… 例えば"ミン・ブルーの〜"みたいに、一般にはあまり聞いたことのない色の名前をよく書いているじゃないですか。でもそのシノワズリな陶器の青を、作家の感受性で見て何か他の青として書いて欲しいんですよ…〜みたいな青、的なそういうの。比喩表現じゃなくてもいいんです。 あと、"へらりと笑う"っていうのもよく見かけるのですが、その笑顔がどんな笑顔か描くのが文学なのでは?と思うんです、ト書じゃないんだから… しかし、そういう類いの作家の文学性の欠如はこの小説ではあまり見られませんでした。 読者に想像させないで作家が特定したいものと、作家が読者に想像して欲しいもの、そのそれぞれ二つのバランスが素晴らしいと思いました。 ただ一つ、細かいことですが、ファッションに関する記述はやはり日本人作家らしい残念な部分もありました… 登場キャラクターのファッションについて、かなり細かく着用アイテムやそのカラーやデザインが書かれているのですが、パフスリーブで長袖でワンピース…などという謎のアイテムが出てきたりします。はっきり言ってこれはダサいです… ファッションに興味のない読者なら、それっぽいアイテムの名前が羅列されていたら、雰囲気なんかオシャレなんだなーって読み進められるのかもしれませんが、自分は村上春樹を読んでも、冷静に頭の中でその登場人物の女のそのスタイリングを再現したら、街の変わり者にしか見えないだろ…と、あまりのファッションセンスの無さに萎えて次第に読まなくなったクチなので、良い作品なだけに尚更ちょっと辛かっです。 わからないことなら無理してアイテム名などを書かず、何かに喩えるなどしてこれもやはり文学的な表現で書けばいいのになと思ってしまいます… これは日本人の作家ほぼ全員に言えることです。 あなた達全員ファッションのセンス無さすぎです。 でも京極夏彦のあのルックスに誰も突っ込まないんだもんね、こればっかりはもう仕方ない案件なのかもしれません… しかしそれを踏まえてもこの小説は素晴らしい作品でした。 この文体とリズムはとてもオリジナリティがあり優しく心地の良いものでした。 また苹果の言動や行動は活字の方がパンチがあって楽しめました。 それから冠葉は活字の方が木村昴でした。 まだ2巻も読める。 うれしい。
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アニメは視聴済み(だが内容は忘れた)。アニメで消化不良だった部分が理解できればと思い、読んでみる。アニメの演出をそのまま描写したような、なので文章単体で読むと少し伝わりづらい表現が多い。おそらくアニメにとても忠実なのだが、忠実すぎて小説として最適化されていないところがあり、これ単...
アニメは視聴済み(だが内容は忘れた)。アニメで消化不良だった部分が理解できればと思い、読んでみる。アニメの演出をそのまま描写したような、なので文章単体で読むと少し伝わりづらい表現が多い。おそらくアニメにとても忠実なのだが、忠実すぎて小説として最適化されていないところがあり、これ単体で楽しむには少しだけ難があるかもしれない。アニメでは明示的に語られない心情などが書いてあるので、補完的に読むのが良いかも。とはいえこちらはこちらで充分に引き込まれるのでオススメ。この巻のハイライトはやっぱり「そらの孔」分室かな。
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「そう。今夜、私はあなたの花嫁になるの。私としてではなく」 苹果回。アニメの原作小説、とのことでほぼアニメと同じ流れだった気がするので懐かしい。アニメと同じようにぽんぽんストーリーが進むので読みやすい。キャラクターが今思ってる事が文章になっている感じ。アニメ視聴していたので場面場面の映像が浮かぶ。ダブルHについてはアニメでやっただろうか…忘れてしまった。三者三様、キャラクターみんなに陰があるのだけどもまだまだ全然分からないのだけども雰囲気を楽しむのがこの作品だと思ってるので雰囲気を楽しめてそれだけで良い。陽毬はかわいそ可愛い
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生存戦略しましょうかー アニメの全てが抜群に好みなのに、 そのメッセージがどうも掴みきれなくて、 この作品をより深く知りたくて、原作を手に取った。 アニメ以上の発見は、まだなさそう。 魅力的な登場人物が出揃った上巻、 ピングドラムを巡る陰謀は、どのように絡まり合うのか。 難...
生存戦略しましょうかー アニメの全てが抜群に好みなのに、 そのメッセージがどうも掴みきれなくて、 この作品をより深く知りたくて、原作を手に取った。 アニメ以上の発見は、まだなさそう。 魅力的な登場人物が出揃った上巻、 ピングドラムを巡る陰謀は、どのように絡まり合うのか。 難解すぎて、大衆受けはしないかもしれないが、 究極の可愛いが詰まっている、完璧な作品。 こんな作品を生み出せるクリエイターになりたい。 次巻からは物語の核心に迫る描写が増えるのだろう。 私が原作を手に取ったきっかけであり、 究極の可愛いさを感じる未知の部分。 原作では、しっかりと受け止められますように。 そのまえにアニメを見たい欲が、ぐるぐるぐる...
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アニメで全話鑑賞済み。 始めはなんだこれと思って観始めたことを後悔したりしてたんだけど後半からの怒涛の展開にただただビックリして最終話は訳も分からないまま大号泣した個人的伝説アニメの小説版。 満を辞して読む時が来た。。(大袈裟) しかし例の件に絡むの中の後半くらいからかなって...
アニメで全話鑑賞済み。 始めはなんだこれと思って観始めたことを後悔したりしてたんだけど後半からの怒涛の展開にただただビックリして最終話は訳も分からないまま大号泣した個人的伝説アニメの小説版。 満を辞して読む時が来た。。(大袈裟) しかし例の件に絡むの中の後半くらいからかなって思ってたらもう来るじゃん… 全て知った状態で読み始めてるわけなので初っ端から泣くという。これはやばいな。
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※このレビューにはネタバレを含みます
なつかしい!アニメを思い出しながら読んでました。ストーリーはすっかり忘れていたのですが、『きっと何者にもなれないお前たちに告げる!』とか、そうそうこんなセリフだった!と懐かしい気持ちで読んでました。あの衣装と音楽シーンが蘇ります。印象的なセリフの数々、例えば林檎の『デスティニー』とか、夏芽真砂子の『嫌だわ、早く磨り潰さないと』、とか。イケメン兄・冠馬も苦労人・晶馬も陽毬のことが大好きだけど、大切にするやり方がそれぞれ違うのね。陽毬のようなとびきり可愛い美少女妹を守りたくなる気持ちも分かる。すっかり忘れていたけど、晶馬がピングドラムを手に入れるためにものすごく苦労してます。冠馬は陰で汚れ役をやってたんですね。 面白くて一気読みしてしまいました。 次巻でも、『生存戦略、しましょうか。』
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想像力の乏しい私には、小説を読むだけではイメージが浮かびづらかったです。アニメの評判がとても良いらしいので、アニメを見てからの方が良かったのかな…。でも、キャラクターや話の設定が今までにない感じで新鮮でした。まだ上しか読んでませんが、結末がどうなるのかとても気になります。
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アニメの方が視覚的にスタイリッシュで場面もパッと分かりやすくていいですが、小説版のよいところは心理描写がこちらのが丁寧なことですね。 中巻あたりで特に思いましたが場面の切り替え、視点の切り替え、時間軸の切り替えが多いのであらかじめアニメ見てなかった人はちょっと読みずらそう。 ア...
アニメの方が視覚的にスタイリッシュで場面もパッと分かりやすくていいですが、小説版のよいところは心理描写がこちらのが丁寧なことですね。 中巻あたりで特に思いましたが場面の切り替え、視点の切り替え、時間軸の切り替えが多いのであらかじめアニメ見てなかった人はちょっと読みずらそう。 アニメ忘れたころに読んで欲しい本です。 あと装丁が3巻ともお洒落で可愛い!
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