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世界の運命 の商品レビュー

3.5

12件のお客様レビュー

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2022/02/09
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名著『大国の興亡』を世に送り出した英国の歴史家による時事エッセイ集。2007年から2011年までのエッセイが掲載されている。時期としては、2008年世界同時不況(いわゆるリーマンショック)やオバマ大統領の誕生などと重なる。政治、文化、歴史、経済、金融、あらゆる側面から深く鋭く切り込んでおり、大変読み応えがある。まさに、ジェネラル・エキスパート。とりわけ、金融危機の見方は大変参考になった。

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2020/11/25
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現代の国際社会の大まかな流れを掴むために、読んでおいて損はない書籍。 幅広いテーマを取り扱いつつも、それぞれになぜ?の考察を加えて、現代社会の特徴、および内包する危険性を炙り出している。 また、歴史を学ぶ意義についても言及されており、「過去を知ることは、現代を理解するための手段である」ということを、個々のエッセイにて考えされられる。

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2015/10/07

何がきっかけか覚えていないが、読みたい本リストにあったため購入。 読んであまり意味のない本だった。 もっとトンデモ本寄りの内容かと思ったら、 至って普通の、コラムニストの一冊。 せめてもっと文化寄りの内容にして欲しかったが、 面白味のない政治・経済についての内容だった。 特...

何がきっかけか覚えていないが、読みたい本リストにあったため購入。 読んであまり意味のない本だった。 もっとトンデモ本寄りの内容かと思ったら、 至って普通の、コラムニストの一冊。 せめてもっと文化寄りの内容にして欲しかったが、 面白味のない政治・経済についての内容だった。 特に感想なし。

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2014/03/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

こういう一歩引いたスタンスで世界を見る、という視点は普通に日本に暮らしていては中々養えるものではないな、と改めて思う。いっつもいつも切羽詰って、「未曾有の国難」「乾坤一擲」てなことばかり言ってると頭も悪くなって当たり前だろ。

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2013/04/16

アメリカ内部の憂いが良く分かる。盤石に見える大国でも色々問題はあるようだが。。。2007〜2011年ごろまでに個別に発表されたエッセイなので、そろそろ古くなってきているかも知れません。

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2012/01/11

難しいがおもしろかった。米国の凋落、中国の台頭、今は強いが資源頼みのロシア、地政学的に長期成長が難しい韓国など。 いままで日本のことを外国人にどう説明する?と考えたことはあったが、この本のように「世界を火星人にどう説明する?」と考えたことはなかった。

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2011/10/29

世界情勢を題材にしたエッセイ。切り出し方が上手く、機知に富んでいて面白い。自分が、世界史の基本から少し突っ込んだ知識や欧米の文化に詳しかったら、もっと楽しめるのだろうと思われる。ただ残念かな、深く理解するには知識が及ばず。一話ずつ丁寧に語句を調べ、理解していったら、どんなに広く深...

世界情勢を題材にしたエッセイ。切り出し方が上手く、機知に富んでいて面白い。自分が、世界史の基本から少し突っ込んだ知識や欧米の文化に詳しかったら、もっと楽しめるのだろうと思われる。ただ残念かな、深く理解するには知識が及ばず。一話ずつ丁寧に語句を調べ、理解していったら、どんなに広く深い知見が持てるだろうと思う。

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2011/10/19

2011/10/19:読了 基本的にエッセイだが、いくつかは、読んでいて 考えさせられるものもあった。 ポール・ケネディの本を、長編だが、 読んでみるかなぁ...

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2013/02/25

 著者はマルクスの次の言葉を引用する。「人間は自分自身の歴史を作る。だがそれを、自分の好きなように作るわけではない。自ら選択した状況の下で作るのではなく、過去から与えられ伝達された、すでに存在する状況の下で作るのだ。」その上で、著者は「我々は、政治家の個性にこだわりすぎている。こ...

 著者はマルクスの次の言葉を引用する。「人間は自分自身の歴史を作る。だがそれを、自分の好きなように作るわけではない。自ら選択した状況の下で作るのではなく、過去から与えられ伝達された、すでに存在する状況の下で作るのだ。」その上で、著者は「我々は、政治家の個性にこだわりすぎている。この病気から、決別決すべきである。」と主張する。なかなか含意に富んでいる。  四本脚の話、長期的な低落傾向が続く米国のソフトパワー、役割を果たさないロシアと中国という安全保障理事国、パレスチナとイスラエルの人口比較など、さすがの論説。しかもわかりやすい。ところどころに火星人が出てくるのも楽しい。読みやすく価値ある一冊だと思う。

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2011/09/07

最近のアメリカはアフガニスタンにあまり関心を示していない。 国民国家が出来てからは、もはや二度とその形式は変わらない。 プーチンはもはやロシアのナショナリストの頂点を極めたのであろうか。 朝鮮半島は世界の中でもかなり緊張しているエリア。日本もビッグ4のひとつにされているが、本当だ...

最近のアメリカはアフガニスタンにあまり関心を示していない。 国民国家が出来てからは、もはや二度とその形式は変わらない。 プーチンはもはやロシアのナショナリストの頂点を極めたのであろうか。 朝鮮半島は世界の中でもかなり緊張しているエリア。日本もビッグ4のひとつにされているが、本当だろうか?

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