日本の未来について話そう の商品レビュー
65名の著名人の論文を結集させた作品。ビジョナリーだが、「実行体制」をめぐる議論へ踏み込めていないところが難点。しかし、時間をかけて読むに値する作品だ。
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60人以上の意見があり、正に十人十色。正直ん?というものもあったが、全体を通じて感じた事は2つ。1つ目は、筆者の意見はともかく、掲載された事実と意見に至るプロセスはとても参考になった事。2つ目は、やはり日本に今必要なのはリーダーであり、課題はリーダーシップであるという事。特に2つ...
60人以上の意見があり、正に十人十色。正直ん?というものもあったが、全体を通じて感じた事は2つ。1つ目は、筆者の意見はともかく、掲載された事実と意見に至るプロセスはとても参考になった事。2つ目は、やはり日本に今必要なのはリーダーであり、課題はリーダーシップであるという事。特に2つ目は政治だけの問題ではなく、企業、官公庁、教育、NPOなど様々な場面で課題になっている。今の仕事の意味を、改めて考えさせられた一冊。
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【レビュー】 興味深い提言は散見される程度。また違和感を覚えるところもあった。流血を強調するゲームをどんどん作って海外市場を席巻すべしとする主張の次に、日本の伝統的美の素晴らしさを謳われても・・・。これが人間社会の矛盾なのか。 【特記事項】 ・2008年7月28日、甘利氏はジュネ...
【レビュー】 興味深い提言は散見される程度。また違和感を覚えるところもあった。流血を強調するゲームをどんどん作って海外市場を席巻すべしとする主張の次に、日本の伝統的美の素晴らしさを謳われても・・・。これが人間社会の矛盾なのか。 【特記事項】 ・2008年7月28日、甘利氏はジュネーブでのWTO会議で締め出しをくらったことに猛反発→この締め出しは日本外交力の低下を物語っている。 ・クールジャパンはいいが、政府が自ら「クール」というのはいかがなものか←全く賛成。
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マッキンゼー監修の日本の未来について、ということで期待値がどうしても高くなってしまうが、残念な本。日本の未来、というより過去の否定を淡々としていくという感じだろうか・・そして、でてくるのは、グローバル・少子高齢化・女性の社会参画・日本企業の変化の必要性・政治家の質などなど・・あり...
マッキンゼー監修の日本の未来について、ということで期待値がどうしても高くなってしまうが、残念な本。日本の未来、というより過去の否定を淡々としていくという感じだろうか・・そして、でてくるのは、グローバル・少子高齢化・女性の社会参画・日本企業の変化の必要性・政治家の質などなど・・ありきたりなテーマを薄くたくさん紹介している。これらのテーマがキーワードになることくらい、いまや多くの人が理解している。How?がないから悩んでいるのだ。若者が海外留学しないのがいけない、などと年寄り言われても、「で、あなたはどうしたら良いと思いますか?そのために、何をしていますか?」と聞きたい。具体的な解決策として挙げられているのは、政府が留学を支援する制度を作ってお金を使う・・・などと結局ありきたり内容。ここ20年で影響力が落ちたのは日本といいながら実はそれはマッキンゼーも同じではないか?と思ってしまった。
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今は常に過去になり続けている。なんだか哲学的ですが、do to learnってのもありだと思います。少しでも行動をし続けて行こうと思います。
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東日本大震災の後に発刊された(7/4初版発行)日本の未来をあらゆる角度で提言している一冊。執筆者には、カルロス・ゴーン、孫正義、南場智子、クラウス・シュワブ(敬省略)など、65名のCEOや文化人が集結している。 65名中の大半が示唆しているように、日本人は国や人材、文化に誇りを...
東日本大震災の後に発刊された(7/4初版発行)日本の未来をあらゆる角度で提言している一冊。執筆者には、カルロス・ゴーン、孫正義、南場智子、クラウス・シュワブ(敬省略)など、65名のCEOや文化人が集結している。 65名中の大半が示唆しているように、日本人は国や人材、文化に誇りを持ち、諸外国と対等にビジネスができる環境にしなくてはならない。 教育、政治、高齢化や雇用状況悪化などの諸問題にどう太刀打ちしていくかを考えさせられる。既知の内容も多いが、日本が直面している課題を一から知るには良い本だと思う。中小企業から大企業、個人から経営者まで一丸となって日本の未来を考える機会の一つとしてこの本をお薦めしたい。
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http://sgk.me/j0IpQg孫正義さん、柳井正さん、岡田武史さんなどなど世界を代表する65人のオピニオンリーダーたちが、日本の未来を語っています。自分は何ができるのか、日本は今後どうなって行くのか、を知るヒントをもらった気がします。
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東日本大震災からいかに立ち直るかという視点を超えて、この大震災をきっかけに日本が以前から直面している危機について改めて直視するという観点から捉えると、本書は非常に示唆に富んだ一冊。一読して感じたことは、海外の著者は日本の慣習や制度に対して歴史的な背景を含めて言及しているのに対して...
東日本大震災からいかに立ち直るかという視点を超えて、この大震災をきっかけに日本が以前から直面している危機について改めて直視するという観点から捉えると、本書は非常に示唆に富んだ一冊。一読して感じたことは、海外の著者は日本の慣習や制度に対して歴史的な背景を含めて言及しているのに対して、日本の著者は特にグローバル化への言及が多いことである。日本と海外で抱く関心の程度の差から日本の現状を捉えてみるのも面白いと感じた。大震災は日本の近い将来に迫っている危機とともに、日本独自の強さも改めて浮き彫りにした。人口現象・高齢社会・グローバル競争…これら諸々の問題を包括的に捉え、日本の進むべき道について自分なりに考えを深めていきたい。
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「着眼大局、着手小局」よい言葉だ。でも、ちっちゃなことでもできることからひとつずつってところかな・・・
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これは今読まずにいられない!ってことでタイトルで即ジャケ買い。 終わってる政治家に任せて日本が世界でますます引きこもりになる前に、みんなで議論するきっかけになる良い本を出して頂きマッキンゼーに感謝 : ) 岡田元サッカー日本代表監督などスポーツ界から外資ではスターバックスシュル...
これは今読まずにいられない!ってことでタイトルで即ジャケ買い。 終わってる政治家に任せて日本が世界でますます引きこもりになる前に、みんなで議論するきっかけになる良い本を出して頂きマッキンゼーに感謝 : ) 岡田元サッカー日本代表監督などスポーツ界から外資ではスターバックスシュルツCEO、日本勢ではディーエヌエーの南場さん、ソフトバンク孫さん、それからエコノミスト、漫画家、などなど、幅広い分野から日本を論じている点はとても魅力です。問題点や優先課題などダブっていることもあるけど、中には非常にユニークで新しい視点もあって、示唆に富んでいます。 読み終えて思ったのは、もしかしたら、本書の本当の意図は、新しいリーダーの発掘なのかも知れません。そう、そこのあなた…
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