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日本の未来について話そう の商品レビュー

3.7

61件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    19

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2011/10/06

問題山積なのは散々言われててウンザリ気味だったので、希望が持てて前向きになれる未来について書かれた本が読みたかった。 思った通りではなかったけれど、勇気づけられた。

Posted byブクログ

2011/09/23

英語版の"ReImaginng Japan"をMckinsey&Coが和訳したもの。65名の著名人による迷走する日本への各提言がまとめられている。根底にある共通項は、グローバル、ダイバーシティ(多様性、女性・高齢者を始めとする旧来の社会的弱者の活用、後...

英語版の"ReImaginng Japan"をMckinsey&Coが和訳したもの。65名の著名人による迷走する日本への各提言がまとめられている。根底にある共通項は、グローバル、ダイバーシティ(多様性、女性・高齢者を始めとする旧来の社会的弱者の活用、後発国、先発国問わない多国籍)、イノベーション(自分だけの市場の創造、垂直統合による新興市場の開拓、余剰能力の削減を伴って)、リーダーシップの4点。評論化は要らない、参戦せよ、という藤原和博氏の言葉は化学反応を起こす一言。未知を拓く(啓く)という覚悟をもった上での、民間が関与する新しい産業、制度、場、考え(アイデア)を一人一人が作っていかねばならないことを再認識。ハイテク産業の逓減する利益やIT産業における保守費用の高さ(企業IT支出の80%)の指標はその代表だと思う。

Posted byブクログ

2011/09/20

1、海外に出ること 2、英語を学ぶこと 3、日本の良さを見直すこと 4、効率化すること 5、敵を知り、己を知ること 6、人材育成 7、女性という資源 8、高齢化社会において 9.目標設定と、それに向けての最適な手段 10、心技体 徒然なるままに

Posted byブクログ

2011/09/19

本書抜粋メモ 世界で確実なことといえば、ただひとつ、それが「不確実性」に満ちていることであろう。 日本のサービス産業でリーダーになれない重要な理由は、日本企業にグローバルスタンダードを創造する力がないことである。日本の経済モデルは伝統的に「インサイド・アウト」だった。(→国内...

本書抜粋メモ 世界で確実なことといえば、ただひとつ、それが「不確実性」に満ちていることであろう。 日本のサービス産業でリーダーになれない重要な理由は、日本企業にグローバルスタンダードを創造する力がないことである。日本の経済モデルは伝統的に「インサイド・アウト」だった。(→国内で成功して初めて海外市場に挑む) この戦略は製造業ではうまくいったが、サービス業ではうまくいかなかった。もっと悪いことに、このモデルのせいで「日本=独自(ユニーク)」という考えが蔓延した。

Posted byブクログ

2011/09/11

これからの日本に対する、いろんな人からのいろんな提言、いろんな意見をまとめたもの。あらためて影響の大きさを痛感するとともに、もうそろそろ本気で前進しなきゃ。って思います。元気が出る章を選んで読みましょう。

Posted byブクログ

2011/09/11

日本の課題は山積しているが、その課題は明瞭になっている。変革が必要なのに変わらない日本。何が足りないのだろう。 内容は、参考程度に読んだ。後は、問題解決への道を自分で考え、議論を重ね、実行することで小さなところから変えて行きたい。

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2011/09/08

数多くの人が日本の将来について語る。特に外国の有識者が日本をどう見ているのか?というのが、非常に参考になる。国内の偏向報道にどっぷり浸かった頭を洗うのに、いいかもしれない。 意見は本当に人それぞれで、全く反対のことを言っているものもあるし、これはいくら何でも乱暴だろ、というものも...

数多くの人が日本の将来について語る。特に外国の有識者が日本をどう見ているのか?というのが、非常に参考になる。国内の偏向報道にどっぷり浸かった頭を洗うのに、いいかもしれない。 意見は本当に人それぞれで、全く反対のことを言っているものもあるし、これはいくら何でも乱暴だろ、というものも。また、前半は同じ意見を持つ人達の同じ内容が延々と続き、ちょっと疲れる。

Posted byブクログ

2011/09/04
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日本の現状とこれからを様々な分野の著名人が論じる本。客観的にみられることで日本がどのような国か、どうすればいいかの意見を得ることができる。これからの日本を背負っていく若者は一読の価値あると思います。

Posted byブクログ

2011/08/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・震災を経た現在の日本が抱える課題の基礎的なところを網羅している。政治、経済、教育、文化など。それに対する方策についての主張は、著者それぞれである。全体を貫くキーワードは「変化」か。目立つ個々の主張としてはたとえば、グローバル化への対応(海外経験の重視、語学力養成、人材交流)、起業支援、移民や女性労働力の活用、リーダーの育成などといったところ。 ・分量があり読み切るのに若干時間を要したが、一挙に65人もの「一流」に触れられたことが極めて刺激的であった。第一線で活躍することは計り知れない労力を要するだろうが、相応の面白さもあるだろう。就活で、将来の方向性(バリバリ働くか、そこそこ働くか)について悩みに悩んだ。しかし、本書の内容とこれまでの人生とを合わせて考えてみて、やはり力を尽くす方面へ行ってみたいなと感じた。まったり気味に見える内定先に入社を決めてしまったが、仕方ない(もちろん実態は不明だが)。就活をやり直す金銭と時間がかなり厳しいのが現実なので、腹を括るしかない。情熱のない人々には脇目も振らず邁進するのみである。それから、日本の将来を考えると、やはり自分を鍛える方向に突き進まなければ生活の安定は望めないだろう。これまで、日本人の大多数がのんべんだらりと生きていても、ある程度の生活の安定が保証された。しかしこれからは、日本経済は現状維持orさらに下降する可能性がかなり高いものと見ている。その中で、ごく一部の主体性を発揮する人間と受動的な人間との間で所得格差が拡大していくのではないか。「普通の生活」を得るのがますます難しくなることを肝に銘じなければならない。 ・日本というものを高い視線から見直すことができたので、近い将来に海外でチャレンジする事柄に対するモチベーションが上がった。この機会は外交上の意義を持っている(と国が認めている)。そこで、「日本の顔」として、日本の将来像と、自己のビジョンを語れるようになる必要がある。 ・将来の日本はどうあるべきか。「変化を恐れない」国になっていくべきだと思う。これまで日本人の多くは、何事においても、既存の枠組みに沿って物事をこなすのが一番良いと考え、実際にそうしてきた。しかし危機感を抱くまでが遅すぎた。いや、まだ目の覚めていない人々が圧倒的多数派だろう。今後は逆に、既得権益、"空気"、リスクに立ち向かっていくのが喫緊の課題である。このまま変化のうねりを起こさなければ、早晩、競争・変化・先取の意欲旺盛な外国勢に押し切られ、経済が一層伸び悩み、日本人が誇りも希望も持てない国になるだろう。

Posted byブクログ

2011/08/22

65人もの著名人が日本について言及しています 震災後に発行された「旬」な本だが本書は東日本大震災が発生するかなり前から準備されていたようだ P.399 だから復興や震災をテーマにした人もいればまったく脈絡のない話をする人もいる 「日本の未来」について話している人もいれば「日本の現...

65人もの著名人が日本について言及しています 震災後に発行された「旬」な本だが本書は東日本大震災が発生するかなり前から準備されていたようだ P.399 だから復興や震災をテーマにした人もいればまったく脈絡のない話をする人もいる 「日本の未来」について話している人もいれば「日本の現在」について話している人もいる これほどの著名人がこれほどのボリュームで書かれているのだから仕方が無いのかもしれない 個人的には10~20%くらい内容を絞り込んだほうが統一感があって良かったし話題が重複することもなかったかな・・・と 女性の地位向上や職場での雇用について多くの人が述べているし自分も「その通り!」と思うところ しかしこの本で最も響いたド真ん中のストレートは藤原和博さんの「教育改革の第一歩は、民間校長の登用」 P.334 遠回りのようで最短距離を突破するのはやはり教育改革に感じます

Posted byブクログ