嵐が丘 の商品レビュー
奇天烈な愛憎劇であるがドロドロはしていない。むしろ読後に爽快感のようなものがあった。エミリー・ブロンテの無駄のない描写はヒースが生い茂る荒涼とした野原と符合する。エミリーの人物像は姉のシャーロットによる記述でしかよく分かっていないようだが、この作品そのものから、質実剛健さのような...
奇天烈な愛憎劇であるがドロドロはしていない。むしろ読後に爽快感のようなものがあった。エミリー・ブロンテの無駄のない描写はヒースが生い茂る荒涼とした野原と符合する。エミリーの人物像は姉のシャーロットによる記述でしかよく分かっていないようだが、この作品そのものから、質実剛健さのようなものが醸し出されているような気がした。ヨークシャー地方の方言は訳者泣かせであったようだが、原書ではその味わいをもっと楽しむことができるのかもしれない。
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イングランド北部のヒースの荒野の一画に暗い雰囲気の「嵐が丘」と呼ばれる屋敷があった。 一人の青年が近くの屋敷を借りようと「嵐が丘」の主人を訪ねる。
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