雲の果て の商品レビュー

村山由佳【著】

2017/02/07

日本での辛い出来事から逃れるため、オーストラリアに来た勝利。
大家の弟・秀人さんの研究所で働いていたが、過労にて倒れてしまう。
そんな時、かれんの弟・丈から手紙が届く。

2016/09/18

前巻が気になるとこで終わってたので、即読みはじめたが随分と話が飛んでいるようだ--そう気付いて何度表紙を確認したことか。
如何せん、ローマ数字に馴染みがなくて、二度も前後逆に読んだというミスを犯してるのだから。
しかし今回に限り、同時轍を踏んだわけではないらしい。
正真正銘の続き物である。

あぁ、なるほど。以前あったフラグを回収していたのか、とようやく納得して読み進める。
キッカケがどうであれ、こうして日本を飛び出した勝利は、きっとプラスには働くだろうし、カレンに恋焦がれていた勝利より一皮むけるんだほうな…と楽しみであると同時に…また続きの気になる終わり方をする…。
どうやら、この後更に続きを手にしなければならないようだ。

2014/07/31

思えば、留学先にオーストラリアを考えたのもこの本がきっかけだった。読む度にもっと色々自分の思う侭にやりたいことをしてくればよかったなぁ、と悔やむことになるほろ苦い巻。

2014/02/28

舞台ががらっと変わり、ショーリはオーストラリアへ。

全巻ラストで起こった事件の詳細が明かされないまま物語が進んでいくので、なんとなくもどかしい。
でもアボリジニをはじめ、ショーリを囲む人たちの話がとっても興味深い。
みんな魅力的で、物語にぐっと引き込まれる。

かれんが全然出てこないけど、次の巻ではどうなるんだろう。

2013/03/06

いきなり話の舞台が変わっていて驚いたし、かれんが出てないのも今までのシリーズの雰囲気ががらっと変わってしまっていてちょっと混乱。
このシリーズがどういうラストを迎えるかはまだ分からないけども、この巻とても意味があるものになってくるのかは評価が難しいところだ。

2012/12/22

良くも悪くもない。長い物語の途中、という感じ。
勝利の痛み、いや、一番痛いのは勝利ではないと思うけれど、優しくされればされるほど居たたまれなくなる気持ち。消せない事実、自分に責任があることは明らかで、オーストラリアへ行くことは現実から目をそむけて逃げることだけれど、でもそれは、そうするしかないほどに追い込まれていたということでもあって…。そう、これはまさに物語の途中。いつか勝利が辿り着くべき場所、それを私も見てみたい。

2012/09/07

失意の勝利は、単身オーストラリアへ。秀人の下で働くようになって半年・・。かれんからの手紙は封を開けられることなく、積まれたままになっている。そんな勝利に、丈から手紙が。秀人のすすめもあり、勝利は手紙を読み始めるが・・・。はたして勝利になにが起こったのか？新展開のSecond Season、第５巻。（表紙より）

今回はかれんがでてなかったせいか、さっぱりと読めた(^_^.)。いつものベタなかんじじゃなくて、ちょっと呼吸がラク(^_^.)。でも気になってまた読んでしまう・・。中毒があるなぁ、これ。勝利、成長するのか。

2012/07/10

昔読んでたのが続いてるので、概略だけ斜め読み。３冊まとめて図書館で借りてきていっぺんにパラパラ読んだけど、そのくらいで十分。

2012/07/04

舞台が急にオーストラリアに変わっており読み飛ばしたかと思った。
オーストラリアの英語はなまりがあるらしい。ウルルはいつか行ってみたい。早くかれんのところに帰ってほしいな。

2012/07/04

第2シリーズ7巻からさかのぼって再読。
なんか、いちいち日本の出来事とつなげてくるところとか、
やっぱりこの巻だけはあんまり好きになれないなー。

オーストラリア編で出てくる人とか、景色の描写とかすごい好きだけど。