雲の果て の商品レビュー
前巻の「凍える月」を読んでから随分経っているのでいきなり舞台がオーストラリアになってて困惑。 失意のため勝利はオーストラリアに渡って文化人類学の研究所でアルバイト。同僚に恵まれしだいに癒され暮らす。かれんの出番ななかったのが残念。 広大なオーストラリアもう一度行ってみたくなった。...
前巻の「凍える月」を読んでから随分経っているのでいきなり舞台がオーストラリアになってて困惑。 失意のため勝利はオーストラリアに渡って文化人類学の研究所でアルバイト。同僚に恵まれしだいに癒され暮らす。かれんの出番ななかったのが残念。 広大なオーストラリアもう一度行ってみたくなった。エアーズロックにもぜひ。
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シリーズもう何作目かわからないけど、ここまで読んだら見届けたいよね。いきなりオーストラリアが舞台になってびっくり。しかもかれんが出てこないで終わってしまった。ま、いっか。 村山作品の好きなところは自然描写が綺麗なところ。おいコーシリーズではなかなかなかったので嬉しい。 2012/...
シリーズもう何作目かわからないけど、ここまで読んだら見届けたいよね。いきなりオーストラリアが舞台になってびっくり。しかもかれんが出てこないで終わってしまった。ま、いっか。 村山作品の好きなところは自然描写が綺麗なところ。おいコーシリーズではなかなかなかったので嬉しい。 2012/2/18読了
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今回はヒロインのかれんが出てこなくて残念でした。あとおいコー特有の、甘酸っぱい恋の描写がないのも残念でした。
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マスター夫婦のお腹の子を殺してしまった勝利のその後の話かと思いきや、いきなりオーストラリアに逃避していた。場面ががらっと変わって、登場人物も変わって、別の話かと思うほど。Amazonで酷評されてたけど、納得。読者がおいコーに求めてるストーリーは、こういう展開では無い。
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「これは、何の研究にでも言えることだと思うんだけどね。あんまり知りすぎてるっていうのも、それはそれで駄目なんだ。もちろん常識の範囲内の知識は持っておいて欲しいけど、そこをこえて、自分で『知ってる』って思ってしまうと、それ以上のことを吸収できなくなる。何を見ても新鮮に感じられなくな...
「これは、何の研究にでも言えることだと思うんだけどね。あんまり知りすぎてるっていうのも、それはそれで駄目なんだ。もちろん常識の範囲内の知識は持っておいて欲しいけど、そこをこえて、自分で『知ってる』って思ってしまうと、それ以上のことを吸収できなくなる。何を見ても新鮮に感じられなくなって、逆になにもかもを自分の用意してあった箱の中に当てはめて分類していくようになる。どこにも分類できないことを見つけることこそが俺らの仕事なのにね。言っとくけど、驚けなくなったら、研究者はそこで終わりだよ。鼻のきかなくなった警察犬みたいなものさ。だから、きみがいまアボリジニについて何も知らないってことは、ある意味、大きな武器になる。何を見ても何を聞いても、きみだけの新しい驚きをもって感じたり考えたりできるってことなんだからさ。その感覚をこれから味わえるっていうのは得難い強みだよ」 できれば大事にしていってほしいな、と秀人さんは言った。これから徐々に知識を得ていったとしても、物事に感動する目だけは鈍磨させないでほしい、と。 大晦日のバイトの時に本屋さんで立ち読みして、やっと続きが読めた! いきなりのはじまりにとまどったけど、やっぱ面白かったなー 最近日本で悶々した感あったから、なんかさっぱりしててよかった!あいかわらずしょーりはうじおだけど!笑 村山さんて、本当に外国の空気を書くのがうまいの。しかも日本人目線で書くのが(こんなこというとまたゼミの先生に"日本人"って?とか言われるんだろうなぁ…)
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場所をオーストラリアに移して、人との新しい関わりも生、新しい展開を迎えた。 うっかり「凍える月」から読んでしまい、場所が変わったから、こんなに展開がちがうのか?と不思議に思いながら読み、終わって気が付いた。
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久々のおいコーシリーズ。 読みたかったのに、読み始めたら前作の記憶が薄くて…こんな展開?って感じでした。 なんか、腑に落ちないしふたりの甘酸っぱい会話がないではないか。 ということで、若干の消化不良気味です。 やっぱり、1冊目に戻るべきか…
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勝利の運命が大きく変わりました。今回の舞台はなぜかオーストラリアに。かれんも登場せずに本の最後で白黒がつかずに残念でしたが,今後の続編に期待ということで・・。楽しみにしています。
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