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印象派で「近代」を読む の商品レビュー

4.1

38件のお客様レビュー

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2019/10/16

印象派の歴史と、その作品群が映し出す「近代」。 本書に書かれたような印象派の影の側面は、大人になって知ったから受け入れられた気がする。 印象派を楽しむために読んで損はない一冊です。

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2019/08/13

近代、といってもわずか200年と少し前のこと。社会、経済、医療、暮らし、性差、権利と義務 だいぶ違う。 いずれ手元に

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2018/07/11

西洋画や印象派について、知識が全くなくても読み進めることができるわかりやすい本。 代表的な絵のポイントも簡潔に書かれていて面白い。

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2018/05/24

久しぶりの中野京子さん。 変わらず読みやすく、印象派が苦手な私でも面白かったです。 「印象派」の特徴として「主張しない」一面があり、過去の宗教画や未来の抽象画と違い、絵の中にストーリーや意思を込めなかったそうです。ですが、それぞれの背景を探れば十二分に面白いということが書かれてい...

久しぶりの中野京子さん。 変わらず読みやすく、印象派が苦手な私でも面白かったです。 「印象派」の特徴として「主張しない」一面があり、過去の宗教画や未来の抽象画と違い、絵の中にストーリーや意思を込めなかったそうです。ですが、それぞれの背景を探れば十二分に面白いということが書かれています。 ただ、一人一人の画家を強く取り上げるという感じではないので、サブタイトルは誤解を招くような…。

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2018/02/25

印象派の題材から、その時代の社会的背景を教えてくれた。 また、印象派の、社会そのものを描くわけではなく、このテーマは取り上げ、こういうものは描かない、という部分も興味深かった。

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2017/08/12

印象派絵画を、時代背景をもとに解説していく。社会や政体の変遷であったり、工業化と貧富の格差であったり、男女間の事情や社会的立場であったり、確かにその背景を理解すると、絵画の鑑賞に深みが増してくる。取り上げられるのは、有名な絵画ばかり。26作品はカラーで、1000円でこの内容なら納...

印象派絵画を、時代背景をもとに解説していく。社会や政体の変遷であったり、工業化と貧富の格差であったり、男女間の事情や社会的立場であったり、確かにその背景を理解すると、絵画の鑑賞に深みが増してくる。取り上げられるのは、有名な絵画ばかり。26作品はカラーで、1000円でこの内容なら納得だ。非常に楽しく読めた。ただ背景にやや重きを置く分、美術的価値に関する叙述が物足りない印象だった。最後の一文、にもかかわらず美しい、という言葉はすっと腹に入ってくる言葉だ。紹介された絵画と、またどこかの美術展で出会うことを楽しみにしたい。

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2017/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

印象派の絵は神話や聖書の知識がなくても自分の感じるままに楽しめることが魅力だと思いますが、フランスの近代史と共に絵の背景にあるものを知ることで、より楽しみが増えた。その背景が少しがっかりするようなものであったとしても、「にもかかわらず美しい」これに尽きますね。色んな絵がカラーで掲載されているので、目でも楽しむことができました。

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2016/12/28

印象派に関する知識がたくさん詰まっているのに、読みにくさが全くない。時折混ぜてくるユーモラスなコメントによってより親しみを感じやすく、非常に読みやすい本になっている。 作品によっては小さく白黒に印刷され見にくいものもあったが、1ページを丸々使った解説付きのカラーコピー作品がいくつ...

印象派に関する知識がたくさん詰まっているのに、読みにくさが全くない。時折混ぜてくるユーモラスなコメントによってより親しみを感じやすく、非常に読みやすい本になっている。 作品によっては小さく白黒に印刷され見にくいものもあったが、1ページを丸々使った解説付きのカラーコピー作品がいくつもあったのは非常にうれしかった。 プレゼンテーションがとても上手な教授のレクチャーを聞いているような感じというのだろうか。 もともと図書館で借りた本だったのだが、10ページほど読み進めたところでこの本はぜひほしい!と思い、amazonへ。

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2016/10/04

印象派絵画について、画家の育ちや人となり、絵が描かれた当時の社会の風潮などを知ることができ、大変興味深かった。

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2015/10/16

27.10.9東京都美術館で開催中のモネ展で購入。 大好きな印象派を中野さんの視点で解説。とても面白く、勉強になったしますます美術館に行きたくなる。(そしてもう一度モネ展に!) 原田マハさんのジヴェルニーの食卓を思い出しながら読み進めた。 印象派の絵は疲れずあまり考えず、ただ明...

27.10.9東京都美術館で開催中のモネ展で購入。 大好きな印象派を中野さんの視点で解説。とても面白く、勉強になったしますます美術館に行きたくなる。(そしてもう一度モネ展に!) 原田マハさんのジヴェルニーの食卓を思い出しながら読み進めた。 印象派の絵は疲れずあまり考えず、ただ明るくて綺麗〜と観る感じ(だから日本人に人気だとか)だったけど、明るい中にもその時代背景、自分が思っていたのとは違う作者の意図があったり…。 それを知ることでさらに美術鑑賞が楽しくなるし、驚きや軽いショックを受けつつもますます魅入る。どんな背景があったとしても美しいと思う。 印象的な作者の言葉 [にもかかわらず美しい] この言葉が全て表していると思った。

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