キミは知らない の商品レビュー
ほのかな想いを抱いていた臨時教師が、ある日突然姿を消した。 とある疑問から彼の実家を訪ねると、辿り着いた先には別人のような男が。 誰が善で誰が悪か、何が真実で何が嘘か、スピード感最重視な作品なので、一気読みすればもっと面白かったかも。 人物描写が浅く、面白味のあるキャラが沢山出...
ほのかな想いを抱いていた臨時教師が、ある日突然姿を消した。 とある疑問から彼の実家を訪ねると、辿り着いた先には別人のような男が。 誰が善で誰が悪か、何が真実で何が嘘か、スピード感最重視な作品なので、一気読みすればもっと面白かったかも。 人物描写が浅く、面白味のあるキャラが沢山出てるのに、活かしきれてなく残念。 【図書館・初読・6/13読了】
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
先生、本当のことを教えて。何で私の前に現れたの?研究者だった亡父の手帳を渡した直後、突然姿を消した先生。ほのかに想いを寄せていた高校2年の悠奈はたまらず後を追う。ところが再会したのは穏やかな先生とは別人のような鋭い眼差しの男。さらに悠奈の前に、「お迎えにあがりました」と謎の男たちが現れて―。 『成風堂』、『出版社・営業マン』と、ともに本好きにはたまらないシリーズの著者の最新作。 ノンシリーズについては初読かな・・・ 女子高生が、訳のわからぬままどんどん事件に巻き込まれ、 現れるたくさんの人々が、「敵か?見方か?」わからない。 それどころか、「さっきまでの敵が見方に、さらにその逆もあり」と、どんどん追い込まれていく。 実のところ、読んでるこっちまで、 「いったいどこへ向かっていくのか」、終焉の予測がつかぬまま、 それでも、先が気になる展開であっと言う間に読み終えてしまった。 主人公の悠奈をはじめ、なかなかに個性あるキャラも良いし、 スピード感あるストーリーも良い。 大人が読んでももちろんOKながら、 もっと若い世代向けなのかもしれないなぁ。 個人的には、先に挙げたシリーズものの方が、 断然好みだが、違った作風となる本作もなかなか。 他の作品も読んでみよう。
Posted by
初めて読む作家さんでタイトル買いした本。たまたまサイン本を手に入れた。 超巻き込まれ型のサスペンスで、高校生の女の子がどんどん事件に巻き込まれていく。 ミステリー色も強くて先が気になる展開で一気に読めた。 ただ、ミステリーというよりはサスペンスって感じでドラマ感のあるストーリ...
初めて読む作家さんでタイトル買いした本。たまたまサイン本を手に入れた。 超巻き込まれ型のサスペンスで、高校生の女の子がどんどん事件に巻き込まれていく。 ミステリー色も強くて先が気になる展開で一気に読めた。 ただ、ミステリーというよりはサスペンスって感じでドラマ感のあるストーリーが読者を引き込ませる。 前にレビューを書いた上甲さんの「そのケータイは〜」と話の展開(宗教的要素、疑心暗鬼になる展開)が似ていて、それを凄く真面目にしたような感じ。 なかなか面白かったから、他の本も読んでみようかなと思う。
Posted by
一言で言うならば、「血脈ミステリ」か。 高校生の悠奈が巻き込まれる父親が死亡した12年前の事故の真実と「血」を巡る秘密。 味方と思えば敵になり、敵と思えば味方になり…誰を信じればいいのか… 最後の最後まで気が抜けない! うむ。大崎さん、前作はYAだったよな。幅広いぜよー。
Posted by