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キミは知らない の商品レビュー

3.3

84件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2011/09/05

たくさんの罠が仕掛けられてて、目まぐるしい話だった。あともっと心理戦かと思ったら全然違った。 津田の先生と悠奈は巫女に次ぐ家系なのかしらん。 信じているものが揺らぎそうなとき、真正面から聞けないよね。みんなそう。だからここまでこじれてしまったのかな。信じるしかなかったのかも。東山...

たくさんの罠が仕掛けられてて、目まぐるしい話だった。あともっと心理戦かと思ったら全然違った。 津田の先生と悠奈は巫女に次ぐ家系なのかしらん。 信じているものが揺らぎそうなとき、真正面から聞けないよね。みんなそう。だからここまでこじれてしまったのかな。信じるしかなかったのかも。東山のみんなも。 お殿様もホンワカすぎだし。 いずれにせよ先生がイケメンすぎて死ぬる。

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2011/09/07

なんだか中途半端な感じが否めない。旧家がでてくるのでもっと横溝正史みたいにドロドロした感じか、ナイトが現れて(先生では役不足)ヒロインを守るとかしてほしい。

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2011/08/26

いきなりやめた講師の先生に淡い思いを抱いていた主人公。 その先生の住まいを偶然見つけ会いにいってそこで彼女は次々と事件に巻き込まれる。 といった内容。 畳み掛けるように次々事件が起こり、だれが敵で誰が味方かわからなくなるというスリルはおもしろく、最後の大団円も読後感よくてよ...

いきなりやめた講師の先生に淡い思いを抱いていた主人公。 その先生の住まいを偶然見つけ会いにいってそこで彼女は次々と事件に巻き込まれる。 といった内容。 畳み掛けるように次々事件が起こり、だれが敵で誰が味方かわからなくなるというスリルはおもしろく、最後の大団円も読後感よくてよいかと。

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2011/08/17

突然学校を去った臨時講師を追っかけていった女子高生が巻き込まれたトラブルのお話。続きを読ませたいと感じさせる展開はそこそこなんですが、ご都合主義が著しくて興ざめです。ジュブナイルならありなんでしょうけど…。

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2011/08/16

何もわからないままややこしいことに巻き込まれるって不安。 誰を信じていいのかもわからんのやもん。 頼りになるか? と思われた先生も学校で話していたときとは雰囲気が違うわけだし。 本人に話さない方がいいと秘密にされると余計混乱するのでは。自分のことはちゃんと知って、自分で判断できる...

何もわからないままややこしいことに巻き込まれるって不安。 誰を信じていいのかもわからんのやもん。 頼りになるか? と思われた先生も学校で話していたときとは雰囲気が違うわけだし。 本人に話さない方がいいと秘密にされると余計混乱するのでは。自分のことはちゃんと知って、自分で判断できるようにしたいものだ。

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2018/08/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・感想 火事で父親を亡くし、母親と二人暮らしの女子高生。父親の旅先で起きたその事件の謎を解いていくうちに、その村の言い伝えや神事、さらには家同士の騒動にまで巻き込まれてしまいます。 巫女さんとか言い伝えとか日本風ホラー的なキーワードは苦手で、怖いと感じたけど、物語自体はそんなに怖くありません。逆に引き込まれて先が気になって止まらず、徹夜して読み終えてしまいました。 ・作品紹介 内容(「BOOK」データベースより) 先生、本当のことを教えて。何で私の前に現れたの?研究者だった亡父の手帳を渡した直後、突然姿を消した先生。ほのかに想いを寄せていた高校2年の悠奈はたまらず後を追う。ところが再会したのは穏やかな先生とは別人のような鋭い眼差しの男。さらに悠奈の前に、「お迎えにあがりました」と謎の男たちが現れて―。 ・著者紹介 大崎梢(おおさき こずえ)さん 東京都生まれ。2006年『配達赤ずきん成風堂書店事件メモ』(東京創元社)で作家デビューされます。児童書から一般書まで幅広く活躍されています。

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2011/08/14

女子高生が主人公の冒険サスペンス・ミステリ。 発端は横浜の私立女子高なのだが、物語の大半は地方が舞台。これまでの大崎作品でも取り上げられている田舎の神事が物語の鍵となるモチーフだ。 12年前に火災事故で亡くなった父親の死の真相と自分のつながりにまつわる疑問。さまざまな人物が登場...

女子高生が主人公の冒険サスペンス・ミステリ。 発端は横浜の私立女子高なのだが、物語の大半は地方が舞台。これまでの大崎作品でも取り上げられている田舎の神事が物語の鍵となるモチーフだ。 12年前に火災事故で亡くなった父親の死の真相と自分のつながりにまつわる疑問。さまざまな人物が登場するたびに入れ代わる敵味方。しだいに明かにされる秘密、、、 外な真相へとたどり終盤は、ミステリ要素たっぷり。大崎さんも最後はどうまとめるか悩んだのでは、、、原点に戻る解決は予想通りながら、大団円で忘れ去られてしまった重要なキャラクターたちには多少同情せざるを得ない。 とはいえ、ほのぼのムードの物語を描く大崎さんには珍しく、残虐シーンも登場し今後の作品への影響が気になるところ。

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2011/08/03

実は私、知らなかったけど大富豪の孫で、突然生活が大きく変わる。 シンデレラストーリーみたいな夢(というか欲望)を一度や二度は見たことがある人は多いと思います。今までの苦労が報われるのねって感じで。 この物語、そんな感じの話になっていきそうなのですが、単なる勘違いでそうでもなさそ...

実は私、知らなかったけど大富豪の孫で、突然生活が大きく変わる。 シンデレラストーリーみたいな夢(というか欲望)を一度や二度は見たことがある人は多いと思います。今までの苦労が報われるのねって感じで。 この物語、そんな感じの話になっていきそうなのですが、単なる勘違いでそうでもなさそうで、、、でも、その割にはヤクザみたいなひとに拉致されるし、スズメバチに襲われるし。女子高生が遭遇する冒険にドギマギしながら、幸せってそんなのじゃないよな と思ったりします。 スピード感にあふれる物語なので、乗り物に乗りながら読むとあっという間に目的地に着きます。旅行のお供にどうぞ。

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2011/07/31

先生、本当のことを教えて。何で私の前に現れたの?研究者だった亡父の手帳を渡した直後、突然姿を消した先生。ほのかに想いを寄せていた高校2年の悠奈はたまらず後を追う。ところが再会したのは穏やかな先生とは別人のような鋭い眼差しの男。さらに悠奈の前に、「お迎えにあがりました」と謎の男たち...

先生、本当のことを教えて。何で私の前に現れたの?研究者だった亡父の手帳を渡した直後、突然姿を消した先生。ほのかに想いを寄せていた高校2年の悠奈はたまらず後を追う。ところが再会したのは穏やかな先生とは別人のような鋭い眼差しの男。さらに悠奈の前に、「お迎えにあがりました」と謎の男たちが現れて―(「BOOK」データベースより) 『片耳うさぎ』や『ねずみ石』、『かがみのもり』なんかのジュブナイル向けっぽいミステリサスペンスをもうちょっと大人向けにした感じ。 結構どきどきしながら読みました。 浅草・深川・佃島トリオが好き♪

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2011/07/30

+++ 先生、本当のことを教えて。何で私の前に現れたの?研究者だった亡父の手帳を渡した直後、突然姿を消した先生。ほのかに想いを寄せていた高校2年の悠奈はたまらず後を追う。ところが再会したのは穏やかな先生とは別人のような鋭い眼差しの男。さらに悠奈の前に、「お迎えにあがりました」と謎...

+++ 先生、本当のことを教えて。何で私の前に現れたの?研究者だった亡父の手帳を渡した直後、突然姿を消した先生。ほのかに想いを寄せていた高校2年の悠奈はたまらず後を追う。ところが再会したのは穏やかな先生とは別人のような鋭い眼差しの男。さらに悠奈の前に、「お迎えにあがりました」と謎の男たちが現れて―。 +++ 5歳のときに火事で父を亡くしてはいるが、ごく普通の高校生活を送っていた悠奈。ある日図書室で父の著書を手にしている数学の非常勤講師・津田先生と出会い、父のことや悠奈の名前のことやあれこれ話をするようになる。だが先生は実家の事情とかで急に学校を辞めてしまったのだった。中途半端な思いを胸に住所だけを頼りに津田の郷里を訪ねた悠奈は、とんでもないことに巻き込まれることになる。 平凡な高校生活と古からの神事にまつわる大家同士の対立や勢力争いというギャップにまず驚かされる。そして、渦中の人たちの自分の都合のいいように物事を解釈する身勝手さに呆れ、だれを信じたらいいのかわからなくなる。津田先生だけは、と思っていたのにそれさえ裏切られそうになった時の悠奈の絶望はいかばかりだっただろうか。それでも自分の頭で考えることのできる悠奈はやはり強い女の子なのだろう。ラストのその後を想像するとあたたかい心持ちになる一冊である。

Posted byブクログ