これからスマートフォンが起こすこと。 の商品レビュー

本田雅一【著】

2011/06/06

スマートデバイスもアプリもクラウド前提で考える必要があると再認識した。
ソーシャルメディアについては他の本と似たり寄ったりの内容だが、広域無線通信技術に言及している部分は勉強になった。

2011/06/05

「異なる分野にまたがって一つの製品の価値を生み出す新たな枠組み」(p215)。本書はPCにさかのぼるスマートフォンの由来に始まって端末、ネットワーク、プラットフォーム、アプリケーション／コンテンツの各レイヤーをカバーしている（分類は評者による）。スマートフォンの未来を考えるには多くの分野に目配りが必要、ということ自体が本書の含意だ。
ガジェット評論に終わらず、かと言って抽象的な社会学的でもなく、その中間で企業・ビジネスの視点でスマートフォン／ネットのこれからを考えるとき、全体を俯瞰するのに適した一冊。

巻末の久夛良木氏による特別寄稿は（よそで聞いた前評判に比して）キレがない。

2011/06/01

スマートフォンがどうなるか、既知の事実しか語られていない。非常に初歩的な書物。得られたものは何もない。