これからスマートフォンが起こすこと。 の商品レビュー
ITの専門家が、パソコン、スマートフォン、ケータイについて述べた本。実態と今後の予測が書かれている。パソコンは高性能だが、ウェブにアクセスすることにしか使わない多くの人達には、スマートフォンだけ持っていれば事足りることから、スマートフォンの保有数が爆発的に増加すると予測している。...
ITの専門家が、パソコン、スマートフォン、ケータイについて述べた本。実態と今後の予測が書かれている。パソコンは高性能だが、ウェブにアクセスすることにしか使わない多くの人達には、スマートフォンだけ持っていれば事足りることから、スマートフォンの保有数が爆発的に増加すると予測している。特にアンドロイド搭載機種が勝ち組になると予想。印象的な記述を記す。 「アンドロイド搭載機は、親機としてのパソコンと同期しない代わりに、クラウド型サービスと同期する。コンセプトの違いは明確で、端末としての独立性はアンドロイド搭載機の方が高い」p51 「インターーネット上での評判を見ると「ipadはあれほど高速で動くのに、パソコンは遅くて使いづらい。本当にipadの処理能力は素晴らしい」という感想もしばしば目にする。実際はパソコンの方が処理能力は高いのだが、そう思わせてしまうところがアップルの「魔法(マジック)」なのだといえる」p70
Posted by
表紙には大きく「パソコンは消える」と書いてあるが、P211には「スマートディバイスがパーソナルコンピューティングの主役になったとしても、従来のパソコンが価値を失うわけではない・・・パソコンは・・・今後も家庭と企業の両方で求められていく」って、どっちやねん!消えないってことなのか...
表紙には大きく「パソコンは消える」と書いてあるが、P211には「スマートディバイスがパーソナルコンピューティングの主役になったとしても、従来のパソコンが価値を失うわけではない・・・パソコンは・・・今後も家庭と企業の両方で求められていく」って、どっちやねん!消えないってことなのかいと突っ込みを入れてみる(笑 但し書きには「個人に帰属するコンピューターは違う」とある。ということは、個人は全てスマホを利用することになると著者はいいたいのかもしれない。
Posted by
「スマートネイティブ」、そういう世代も生まれるようになった。間違いなく、スマート革命の恩恵を受けた世代は、PCや携帯への接し方が異なるだろう。
Posted by
副題には「携帯電話がなくなる!」、「パソコンは消える!」とある。 ただし何か新しいことを言っているわけではない。 はじめにの章にある「パソコンやスマートフォンを使っている人と、使っていない人には大きな情報格差が存在するということだ」(P.3)が主張の骨子だ。「スマートネイティブ...
副題には「携帯電話がなくなる!」、「パソコンは消える!」とある。 ただし何か新しいことを言っているわけではない。 はじめにの章にある「パソコンやスマートフォンを使っている人と、使っていない人には大きな情報格差が存在するということだ」(P.3)が主張の骨子だ。「スマートネイティブ」という言葉を使ってその違いを強調している。 この本が出たあと短い間にも本書で取り上げられなかったLINEやcomm、カカオトークなどの出現と広がりが起きている。LTEの競争も本格化。動きは早い。 タブレットやフェイスブックにも話がおよび、全体を多くの人が理解できる言葉で説明しているという印象。
Posted by
2011年6月発行の本なので、今から1年半前になります。このころはauもまだiPhoneを扱っていない状況ですが、現在の状況と本の内容を比較すると概ね、作者の予測した状況になっているようです。 スマートデバイスが携帯電話にとって代わるというのは、誰でもまあ思いつくといえば思いつき...
2011年6月発行の本なので、今から1年半前になります。このころはauもまだiPhoneを扱っていない状況ですが、現在の状況と本の内容を比較すると概ね、作者の予測した状況になっているようです。 スマートデバイスが携帯電話にとって代わるというのは、誰でもまあ思いつくといえば思いつきます。それを、サービスやビジネス、コンテンツを絡めて丁寧に説明しているのが良いです。
Posted by
時代と共にデジタル機器もどんどん変革する。 大震災時、情報機器を通してTwitterで情報通信の大切さを痛烈に感じました。
Posted by
スマートフォン関係の業界で,今(11年3月前後)起きていることと,ロードマップ上(11年度末ぐらいまで)これから起こりそうなことを,ざっと把握するのに向いている.
Posted by
今後のスマートフォン業界とパソコン業界の関係がつかめる良書。しかし技術の進歩もすごいが、その技術を生かして次の事業を考える人というのが凄いな。おそらくには影には大量の失敗談があるんだろうけど
Posted by
iPhoneの登場。アンドロイド採用端末の大量リリース。いま世界のパーソナルな通信端末の主流は携帯電話からスマートフォンへと急速に移行しつつあります。スマホに何ができるのか?それが解説されています。 この本は先日読んでいました。しかし、これだけスマートフォンが身近な存在になっ...
iPhoneの登場。アンドロイド採用端末の大量リリース。いま世界のパーソナルな通信端末の主流は携帯電話からスマートフォンへと急速に移行しつつあります。スマホに何ができるのか?それが解説されています。 この本は先日読んでいました。しかし、これだけスマートフォンが身近な存在になってくると何を買っていいのかわからなくなりますし、スマートフォンでいったいどういうことができるのか?そういった疑問について、本書は余すことなくそれに答えてくれるものであると思っています。むしろ、ここまでいくともう『電話』ではなくて通話の機能も搭載したポケットサイズの『パソコン』といっても差し支えはないのではないのでしょうか? アップルのCEOであるスティーブ・ジョブズ氏が『もはやパソコンの時代ではなくスマートフォンやタブレット端末が中心のデバイスになる』と公に発言し、この記事を書いている段階ではどうなるかわかりませんが、あのヒューレット・パッカード社がパソコン事業を分離させてほかの会社に事業を売却する、なんていう話もあって、本当に時代は動いていると感じます。 そして、この本で一番気になったのは先の東北・関東大震災の時にスマートフォンやパソコンを使ってツイッターやフェイスブックにアクセスしてメッセージのやり取りをしたり情報を収集できる人間と、そういったデバイスをまったく使いこなせないテレビや新聞に情報を頼っている人間との間には深刻なまでの情報格差。いわゆる「デジタル・デバイド」が深刻なまでに広がっているのだという話は読んでいてぞっとしました。ほかにも、さまざまな形でスマートフォンがもたらすであろう未来が提示されていますので、興味をお持ちになった方はぜひ一読をされてみてはいかがでしょうか?
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ジュンク堂で時間つぶしのためにふと手にとって見た本. IT独特の時代の速さを少し前の歴史を振り返りながら,未来を予想する. ここ数十年での変革の速さには改めて思い出される.将来は...読んでからのお楽しみ. たまにはこういうベンチャーな話もいいもんだと思う. ベンチャーよりな考えの人には楽しく読める.
Posted by