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脳のなかの幽霊、ふたたび の商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

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2026/03/16

●2026年3月16日、YouTubeでイーロン・マスクに関する動画を視聴していた。その動画のコメント欄に「攻殻機動隊のような未来も現実的になるな」という書き込みがあった。 《【警告】イーロン・マスクが予言する3年後の日 本。減亡か、世界一か?究極の生存シナリオ!》 https...

●2026年3月16日、YouTubeでイーロン・マスクに関する動画を視聴していた。その動画のコメント欄に「攻殻機動隊のような未来も現実的になるな」という書き込みがあった。 《【警告】イーロン・マスクが予言する3年後の日 本。減亡か、世界一か?究極の生存シナリオ!》 https://youtu.be/TOlZTW6akNM?si=djf6VYMgzDNLaa1i そこで、ジェミニに「攻殻機動隊は何を元にして書かれた作品なのか?」と聞いたところ、次の3つと返答があった。 ①アーサー・ケストラー『幽霊の中の機械』 ​副題の『THE GHOST IN THE SHELL』は、この哲学書から取られています。 ​内容:「人間の精神(ゴースト)は、機械の身体(シェル)に宿ることができるのか?」という、作品の根幹テーマそのものです。 ②1980年代の「サイバーパンク」ムーブメント ​リドリー・スコット監督の映画『ブレードランナー』や、ウィリアム・ギブスンの小説『ニューロマンサー』の流れを汲んでいます。 ​要素: ネットに脳を直接つなぐ「電脳化」や、身体を機械に変える「義体化」といった概念は、当時の最先端の空想科学がベースです。 ③ 日本の高度経済成長期の「都市構造」 くろ様への分析:「雑多な情報が溢れる迷宮のような街」という視覚情報は、くろ様が分析している「複雑な情報が飛び交う現代のネット社会」の予言でもあります。 ●2026年3月16日、ブクログで「機械の中の幽霊(ちくま学芸)」のレビューを読んだら、「脳の中の霊というベストセラーの元になったとされる本で、脳の中のへ~が出たときから既に絶版だったのか、手に入らなかった。」という書き込みがあったのでチェックした。

Posted byブクログ

2024/05/20

脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ 「ホロン」という造語を創ったアーサー・ケストラーの「機械の中の幽霊」が、還元主義的なアプローチでは機械の中の幽霊=自己や心を解明することは出来ないという立場なのに対して、ラマチャンドランは臨床例を研究するアプローチから還元主義的に...

脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ 「ホロン」という造語を創ったアーサー・ケストラーの「機械の中の幽霊」が、還元主義的なアプローチでは機械の中の幽霊=自己や心を解明することは出来ないという立場なのに対して、ラマチャンドランは臨床例を研究するアプローチから還元主義的に脳のなかの幽霊=自己や心を解き明かそうとしています。 この本にはいろいろな臨床例が出てきます。無くしてしまった手足をリアルに感じる幻肢、数字を見ると色が同時に見えたり、音を聞くと色が見えたりする共感覚、自分のよく知っている人を偽物だと思ってしまうカプグラ症候群、自分を死んでいると思ってしまうコタール症候群、などなど。 これらは全て、脳のある部位の配線の損失や混線によって起きるということが、MRIなどを使うことによってわかってきたそうです。こういった症候群の患者さんに臨床実験を行うことによって、言葉はどこで認知されるのか?見ている物の名前は、どうやって認識されるのか?抽象的な概念はどこで認識されるのか?などがわかってきているようです。 また、判断を行ってから行動に出るまでに約一秒の時間差があるといのも面白い話です。この話によってラマチャンドランは、自由意志は脳内作用にすぎず、自由意志を持つ自己などはないというニュアンスのことを言っています。 もう一つ、面白かったのは、脳の様々な発達、たとえば抽象化や言語などは進化の段階でランダムに発達したものが自然淘汰されたものではなくて、脳の機能と学習の相互作用によって今の方向に進化してきたというラマルク的な形質遺伝進化論の発想をしているという点です。 ケストーラーは、還元主義を超えて、ラマルク的な進化論を擁護しました。ラマチャンドランは、還元主義のアプローチからラマルク的な進化論に達しました。 現在の進化論が純粋なダーウィニズムから形質遺伝の立場を一部取り入れたネオダーウィニズムに変化して来ているのは知っていますが、どの程度変わったのか?また勉強しなければ。 ということでいろいろなことを考えさせてくれる良い本でした。竹蔵は少し考えすぎて知恵熱が出てしまいました。(風邪を引いただけという説もある。) 竹蔵

Posted byブクログ

2021/06/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白いんだけど 記憶に残っていないので備忘録 1)脳にクロス配線があり、数字に色がついて見える人がいる。 2)脳はつじつまあわせをするため、半側空間無視の患者は鏡に映るペンを鏡の裏側にあると言う。 3)芸術は脳のピークシフト(平均から離れた特徴を誇張する)が生む。進化の過程で生き延びるために芸術に反応ニューロンが活性化されたのではないか? 4)脳のクロス配線(共感覚)は遺伝する。図形から音を想起する共感覚は皆が持っている。ギザギザな図形はキキ、丸い図形はブーパと思うのが例 5)人間の進化を考慮した神経科学の理解が必要。指を動かそうとする前に脳は活性化している。

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2020/05/06

前作と違って、最初から1冊の本としてまとめられたものではなく、5回の講演を5章として1冊にまとめたもの。 そのため、章の最初で提示された内容とそれて話が展開して戻ってこなかったり、話が前後したり駆け足になって結論が分かりにくかったりする。 どれも十分に興味深くて面白いが、少し分...

前作と違って、最初から1冊の本としてまとめられたものではなく、5回の講演を5章として1冊にまとめたもの。 そのため、章の最初で提示された内容とそれて話が展開して戻ってこなかったり、話が前後したり駆け足になって結論が分かりにくかったりする。 どれも十分に興味深くて面白いが、少し分かりにくい部分があるのが残念。

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2015/01/09

脳の中の幽霊、脳の中の天使の両方を読んだ後で読んだため、内容が両作とオーバーラップしていて、新情報が少なくなって新鮮さが薄れてしまった。刊行順で読めばよかったと少し後悔。 内容自体は相変わらず非常に面白いものであった。ラマチャンドラン氏の神経科学についての考えをおさらいするような...

脳の中の幽霊、脳の中の天使の両方を読んだ後で読んだため、内容が両作とオーバーラップしていて、新情報が少なくなって新鮮さが薄れてしまった。刊行順で読めばよかったと少し後悔。 内容自体は相変わらず非常に面白いものであった。ラマチャンドラン氏の神経科学についての考えをおさらいするような形で読めた。やはり彼の研究は非常に面白い。

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2014/07/31

原題「The Emerging Mind」。過去半世紀に渡ってイギリスの知的・文化的象徴であり、名立たる学者がその壇上で話すことになったリース講演を始めとしたいくつかの講演をまとめたもの。日本語のタイトルが示している様に多くが前著と重複しているのだが、本作では講演の内容を基にして...

原題「The Emerging Mind」。過去半世紀に渡ってイギリスの知的・文化的象徴であり、名立たる学者がその壇上で話すことになったリース講演を始めとしたいくつかの講演をまとめたもの。日本語のタイトルが示している様に多くが前著と重複しているのだが、本作では講演の内容を基にしてるだけあって種々の事例がより簡潔に示されている。それ以外にも脳とアートの関係について推測交じりながらより掘り下げられており、芸術や宗教的能力が脳の一部のモジュール部位に依存しているという話は興味深い。僕らの人格だって同じなんだよ。

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2014/04/02

本書は,脳の働きや仕組みについての一般のひと向けの講演内容に基づいて書かれた本である。著者のラマチャンドラン博士は脳神経科学を専門とする研究者だ。脳の研究を一般の方がたにもっと身近に感じてもらえることを目指した(7頁)というだけあって,内容は興味深いだけでなくとてもわかりやすい。...

本書は,脳の働きや仕組みについての一般のひと向けの講演内容に基づいて書かれた本である。著者のラマチャンドラン博士は脳神経科学を専門とする研究者だ。脳の研究を一般の方がたにもっと身近に感じてもらえることを目指した(7頁)というだけあって,内容は興味深いだけでなくとてもわかりやすい。 本書では稀な神経疾患がいくつも取り上げられている(相貌失認,カプグラ症候群,幻肢,半側空間無視など)。これらの神経疾患では,脳の一部になんらかの損傷や変化が生じたために,何かしらの機能が失われてしまっている。たとえば,側頭葉の紡錘状回が左右ともに損傷されると,それ以外の視覚はまったく正常なのに人の顔が認識できなくなる(=相貌失認,19頁)。このように神経疾患を詳しく調べることで,特定の脳の部位の機能を明らかにすることができる。 本書ではさらに,芸術を生み出す神経機構についても推論的に議論されている(3章)。世界にはたくさんの芸術様式があるが,それらの芸術には文化の境界や様式を超えた10の普遍的な法則が存在するという(62,65-66頁)。そして,それらの芸術的普遍性を備えた芸術作品を創作したり鑑賞したりすることを好むように人間の脳が進化してきたと著者は論じている(82-83頁)。 また,4章では,共感覚という現象が取り上げられている。共感覚とは数字を見たり音を聞いたりすると色が見えるという現象のことで,前著では触れられていなかったトピックだ。脳の中で,数字の領野と色の領野は隣り合っており,この領域同士の「クロス活性化」(97頁)が共感覚の原因であることを示す証拠があるらしい。さらに著者は,共感覚とメタファー(比喩)を作る能力との関係を指摘したうえで(105頁),共感覚的な感覚が言語の進化に対する原動力となったのかもしれないと論じている(110-112頁)。 本書で取り上げられている神経疾患の多くは前著『脳のなかの幽霊』にも登場する。そのため,前著の読者にとっては本書を読むことはよい「復習」になるだろう。本書はとてもコンパクトな本であり,脳の仕組みや機能についての良い入門書となっている。ただし,それぞれのテーマについて多くのページが割かれているわけではないので,興味を持った各テーマについて,本書のあとに別の本へと読み進めると良いと思う。前著『脳のなかの幽霊』やオリヴァー・サックス『妻を帽子とまちがえた男』(ハヤカワノンフィクション文庫)がおすすめである。また,共感覚について関心があるひとはジョン・ハリソン『共感覚―もっとも奇妙な知覚世界』(新曜社)を読んでみるとよいだろう。

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2013/05/12

一般向けになされた講演を本にしたもののようで、内容的には『脳のなかの幽霊』の要約版といった感じ。患者とのやり取りなどはすべて省かれていて、結果だけが述べられているので臨場感には欠けるが、要点がまとまっていて復習としてはかなり分かりやすい。 といっても、新たな部分もあり、第三章のア...

一般向けになされた講演を本にしたもののようで、内容的には『脳のなかの幽霊』の要約版といった感じ。患者とのやり取りなどはすべて省かれていて、結果だけが述べられているので臨場感には欠けるが、要点がまとまっていて復習としてはかなり分かりやすい。 といっても、新たな部分もあり、第三章のアートフルな脳では、作者が考えている芸術の普遍的法則を10挙げ、脳の働きから芸術の解説を試みている。ピークシフトはとても興味深かった。残念ながら10すべての解説はなされていなかったが、最新刊で、今、本屋で並んでいる『脳のなかの天使』を立ち読みすると、この辺の解説が書かれている様子。はやく文庫本にならないかな。

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2012/04/16

「脳のなかの幽霊」の著者による脳神経学に関する続編。 前著が500ページを越す「大作」だったのに対して、こちらは5章160ページで手軽に読める。講演を元にしているので、口語調で内容も前以上に分かりやすい。 前著が「症例紹介+自身の見解」という臨床的な構成だったのに対して、こち...

「脳のなかの幽霊」の著者による脳神経学に関する続編。 前著が500ページを越す「大作」だったのに対して、こちらは5章160ページで手軽に読める。講演を元にしているので、口語調で内容も前以上に分かりやすい。 前著が「症例紹介+自身の見解」という臨床的な構成だったのに対して、こちらはもっと自身の見解を全面に出していて、症例も挙げながらも様々な仮説を設定して、それを解明するための思考実験を繰り返す、というなかなか刺激的な本になっている。総じてボリュームは少ないが、それを感じさせない程の示唆に溢れていて、相変わらずの名著と言えると思う。 でも、「言語」と「言語化」が自己認識(Self Awareness)の鍵であり、言語能力を持つことが意識を持つための必要条件である、という点については、そうなのかなあ???と思ってしまった。他には、幽体離脱や金縛りについては脳内の電気的な障害、要するに軽い癲癇だと言っていたりするし、人によってはもっと、え?と思ってしまうかもしれない。まあ、これについては僕は同意だけど。 あ、哲学の事を、「論理脳神経学」と呼ぶのは皮肉が効いていて好きです。 唯一の不満は邦題。今回の原題は"Emerging mind(現れつつある心)"なのに、何で関係無い続編タイトルにしちゃったんだろう。もちろん内容が重複していたり引用している箇所も多いのだけど、基本的に別の本なんだし、ちょっともったいないなあと思った。 それでも文句なしに☆5つ。

Posted byブクログ

2012/04/08

「脳のなかの幽霊」を簡潔にまとめた感じ。新しい事実の発見などはないように思われるけど改めて脳の中は不思議な宇宙だなと思う。

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