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図書館危機 の商品レビュー

4.3

581件のお客様レビュー

  1. 5つ

    223

  2. 4つ

    226

  3. 3つ

    73

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

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2022/10/16

3作目 いろんな展開が続いてますます自分の中で盛り上がってきました! もう図書隊のみんなと一緒にめっちゃ戦った感じ。 人気のシリーズだけあって離れられなくなってしまった。

Posted byブクログ

2022/10/16

順番をバラバラに読んだが、それでも面白かった。 どの話も面白いし、キャラクターがしっかりしているのがいいと思う。 文庫版についているおまけの小説も面白かった。

Posted byブクログ

2022/09/19
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郁がかなり成長してきて感動。 あとがきで有川浩さんも書かれていましたが、差別用語として語句を指定することが、差別を助長しているというのは、現実の世界でもあるだろうなあと感じました。 今SNSで簡単に情報を発信できる時代。 そんなこと、多分無理だけど、全ての人に優しくありたい。。。

Posted byブクログ

2022/07/27

ついに王子様卒業!!いつまでぐだぐだやってんだ!笑 堂上教官も小牧教官も好きな女の子のことになると余裕がなくなるの最高。 1番印象に残ったのは「ねじれたコトバ」。その職業に就いてる人が誇りを持っているのに、なんの関係もない人々が勝手に「差別」だと騒ぐ。それこそ差別なのではないか?...

ついに王子様卒業!!いつまでぐだぐだやってんだ!笑 堂上教官も小牧教官も好きな女の子のことになると余裕がなくなるの最高。 1番印象に残ったのは「ねじれたコトバ」。その職業に就いてる人が誇りを持っているのに、なんの関係もない人々が勝手に「差別」だと騒ぐ。それこそ差別なのではないか?と。めちゃくちゃな解決法を提案する玄田隊長も、迷わず玄田隊長を頼る折口さんも良いな。2人の関係性が最高。1冊通して登場人物の成長が見えて、シリーズ3作目の厚みが出ていた! 図書隊の柱であり、歴史そのものでもある稲嶺司令の勇退が今後の図書隊にどう影響していくのか…。去り際まで清廉で、郁と一緒に泣きたくなった。

Posted byブクログ

2022/09/02
  • ネタバレ

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シリーズも佳境に入ってまいりました! 『図書館危機 図書館戦争シリーズ3』 有川浩 (角川文庫) 今回は大きな二つの事件が柱になっている。 その一つが、物語が言うところの“言葉狩り”を描いた第三章「ねじれたコトバ」だ。 あとがきや対談でも触れられているが、ある文言を不適切だとして他の言葉に置き換えるということは、検閲のない今の世の中でもかなり日常的に行われているらしい。 『塩の街』でも、「この言葉は使わないでくれ」というのがあったというから驚きだ。 いったいどんな場面のどんな言葉だったんだろう。 読者はこれが代替語だと気付くこともなく受け取り、作者の本意でないにもかかわらず、その作品は何事もなかったかのようにその状態で後世に残る。 どんな言葉がターゲットにされたのか分からないまま読んでいるというのは、よく考えると怖いことだ。 本書の、聴覚障害者の毬江のエピソードが、地上波アニメではNGになったというのにも驚いた。 しかし有川さんは、毬江のことがNGになったという事実を持つ『図書館戦争』をあえて世に出すことで、明確な自主規制の実例を残すという効果を狙った。 結構ずばずば思い切ったことをやる作者だな。 爆弾を一体いくつ持っているのか楽しみだ。 さて、この『危機』の一番の大事件は、四章・五章にわたって描かれる“茨城県展警備”である。 検閲からの自由を謳った絵画が県展の最優秀作品に選ばれたことから、大規模攻防戦が必至となった茨城県展に、図書特殊部隊が応援出動することになった。 茨城県展は、県立図書館と近代美術館との共催イベントで、特殊部隊派遣の背景には、茨城県司令部水戸本部防衛部の弱体化と、茨城図書館界内部のヒエラルキーの偏向があった。 内部事情を簡単に言うと、ある市民団体(のちに良化法賛同団体が資金源となっていたことが発覚)に、組織内部に入り込まれ、図書隊ひいては茨城図書館界がボロボロにされる寸前だった、と。 県展初日の攻防戦の描写は凄まじい。 図書館、美術館という静謐な空間に、弾雨が降り血飛沫が上がる。 狙撃手の進藤は利き腕を撃ち抜かれ、玄田は全身二十数か所を撃たれ重体、その他重傷者が多数出た。 13時間にも及ぶ大手術の結果、玄田は助かる。 ところが。 この事件の責任をとって、稲嶺が基地司令を退くことになってしまうのだ。 稲嶺が基地を去る日、図書基地の正門までの道の左右に隊員たちが整列して、稲嶺に敬礼する場面が感動。 うるうるしながら読み進んだ。 「敬礼に慣れていない業務部や後方支援部の敬礼が今ひとつ様になっていないのはご愛敬」 というくだりが何とも微笑ましくて、泣き笑いのようになってしまう。 老練の先達が惜しまれながら勇退し、その志を継ぐ若者たちが見送る、というシチュエーションがなぜか心の琴線に触れてしまったようで、涙が止まらなかった。 今回は、玄田隊長と稲嶺司令に全部持っていかれちゃったね。 中高年の星!(って言うとアホっぽくてあれだが) かっこよかった。 そうだ忘れちゃいけない、郁のお父さんもすごくかっこよかったのだ。 結局、おじさんたちの男前すぎる活躍のため、前巻からの懸案事項である郁の王子様の話とか、郁と堂上のカミツレのエピソードとか、手塚の柴崎への想いとかいう恋愛要素は、今回はオプション程度の感じでした。 「愚痴をこぼしながら順応したほうが楽」 これは作中に出てくる言葉だ。 間違っていることを間違っていると言えない状況が最近自分の身の回りにあって、その時にここの人たち、堂上や小牧や玄田を思い出した。 かなりこの図書館戦争に影響を受けているな。 忘れかけていた正義感が顔を出す。 さて次巻で完結。 この人たちがしてきたこと、信じてきたことの答えがどう出るのか。 今まで気持ちの上でともに戦ってきたから、一緒に見届けたい。 朴念仁の堂上の揺さぶられっぷりも楽しみです。

Posted byブクログ

2022/04/22

#読了 笠原と一緒に泣きそうになりながらの読了。 笠原の弱さも含めて、彼女の強さに憧れる あたしも負けたくない、って思える。 筋肉は全てを凌駕するよね(違)

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2022/03/21

図書館戦争その3。 図書館戦争のネタ自体はかなり架空の話だと思っていたのだけれども、現在進行系で言葉狩りが行われているんだなということを再認識。 しかし、玄田のおっさん。かっこよすぎるよ。

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2022/02/22

図書館シリーズ第3巻 甘さが増すとともに、物語も神髄に近づいてきている予感がします。 なかなか進展しない堂上教官と郁の歯がゆさを感じながら、昔の感情を思い出しながら読み進めました。 次官でいよいよラスト、図書館とメディア良化委員会の決着はいかに

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2023/05/16

王子様の正体を知ってしまった郁は、王子様との向き合い方に悩んでしまう。そんな中、地方の美術館で最優秀作品となった「自由」をテーマに敷いた絵画が検閲・没収の危機に晒される。舞台は郁の地元である茨城県。 「正義を語って銃を撃って正義になれるとでも思っているのか」という言葉が、胸の奥...

王子様の正体を知ってしまった郁は、王子様との向き合い方に悩んでしまう。そんな中、地方の美術館で最優秀作品となった「自由」をテーマに敷いた絵画が検閲・没収の危機に晒される。舞台は郁の地元である茨城県。 「正義を語って銃を撃って正義になれるとでも思っているのか」という言葉が、胸の奥に深く残っています。図書体の人達は、誰も好きで手を汚している訳ではないし、正義になれるとも思っていないと思う。自分の代わりに手を汚して戦ってくれている人がいることに気づくべきだと思います。

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2022/01/09
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今回もハラハラしましたが、楽しく読ませてもらいました。司令の勇退、隊長達の負傷と男女間の進展も楽しみです。続きもすぐ読みます!

Posted byブクログ