霧こそ闇の の商品レビュー
「典医の女房」 自分にしか見えない。 全てを素直に話しても戯言と受け入れてもらえないかもしれないが、それで治る病があるのならば伝えるべきだろう。 「牢籠の蟲」 湧き出てくるものは。 完全に気付いていたのではなく違和感があっただけかもしれないが、信じて話した結果がこれは間違えだっ...
「典医の女房」 自分にしか見えない。 全てを素直に話しても戯言と受け入れてもらえないかもしれないが、それで治る病があるのならば伝えるべきだろう。 「牢籠の蟲」 湧き出てくるものは。 完全に気付いていたのではなく違和感があっただけかもしれないが、信じて話した結果がこれは間違えだったかもな。 「雨悦の刺客」 次々襲ってくる敵に。 理性もなく操られているからこそ死を恐れることなく命じられるがままに動き、容赦無く命を奪いにきたのだろうな。 「初瀬が原の決闘」 混乱する戦場で動く。 たった一声で戦況が変わるどころか、味方同士の殺し合いが始まるだなんて誰も予想出来ず苦しく辛いものだったろ。
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後半からラストに向かって読む手が止まらなくなった。 もう少し、信じることができていたら、などと思ってしまう。
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タイトルと表紙の感じから、ホラーなのかなぁと予想し 手に取った1冊。 戦国時代の典医夫婦を描いた和製ファンタジーだった。 ホラー小説ではなかったけれど、これはこれで面白かった。 人の病に憑く物の怪を見ることが出来る、妻の狭霧。 その力を使って夫の仕事を手助けしているのだが、 ...
タイトルと表紙の感じから、ホラーなのかなぁと予想し 手に取った1冊。 戦国時代の典医夫婦を描いた和製ファンタジーだった。 ホラー小説ではなかったけれど、これはこれで面白かった。 人の病に憑く物の怪を見ることが出来る、妻の狭霧。 その力を使って夫の仕事を手助けしているのだが、 ある日、狭霧自身も知らなかった秘密が暴かれる。 伝奇好きとしては、呪術部分をもっとガッツリ書いて欲しかったけれど、 軽く読むにはこのくらいがちょいど良いのだろうな。
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http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2011/07/post-97f7.html
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つい先日、洞ヶ峠に立ち寄ったのだが、洞ヶ峠の筒井順慶のおじいさん、筒井順興の時代が舞台となっている。 戦国時代といえども初期 まだ、筒井、越智、十市などが勢力を争っていた時代の大和が舞台というのも興味深かった しかも、伝奇もの、女房殿は狐ですやん ・・・そういえば、安倍晴明もお...
つい先日、洞ヶ峠に立ち寄ったのだが、洞ヶ峠の筒井順慶のおじいさん、筒井順興の時代が舞台となっている。 戦国時代といえども初期 まだ、筒井、越智、十市などが勢力を争っていた時代の大和が舞台というのも興味深かった しかも、伝奇もの、女房殿は狐ですやん ・・・そういえば、安倍晴明もお母さんは狐でした
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時は戦国時代。 典医の妻、狭霧には、この世のものとは思えない力がある。 病者についた物の怪が見え、それを調伏する方法がわかるのだ。 それは的確で、夫の仕事の助けになっている。 そんな彼女の元に怪しげな修験者がやってくる。 災いはそれだけではなく、次から次へ彼女を苦しめる出来事が起...
時は戦国時代。 典医の妻、狭霧には、この世のものとは思えない力がある。 病者についた物の怪が見え、それを調伏する方法がわかるのだ。 それは的確で、夫の仕事の助けになっている。 そんな彼女の元に怪しげな修験者がやってくる。 災いはそれだけではなく、次から次へ彼女を苦しめる出来事が起きるのだ。 彼女はなぜこの力を持ったのか。 修験者の狙いは何か。 第一章から章を重ねるにつれ、狭霧の力は次第に強くなっていき、戦いに巻き込まれていく。 彼女は美しく、強く、そして夫と子を愛した一人の女性だった。 愛する人を守るため、彼女は自らの手を血で染め上げた。 愛しているから話せないことも、助けを求められないことも、その大きさは異なるにせよ、誰しもが経験しているはずだ。 穿った見方をすれば、夫である義伯は愚か者かもしれない。 妻が自分のために苦しみ、悩み、傷ついていることに気づかない。 彼が気付いてさえいれば、狭霧は追い込まれず、幸せをもっと享受できたかもしれない。 しかし、その義伯の愚かさとも見える部分こそが狭霧が安心できる場所であったのかもしれないし、家族と主君、そして自分を守る強さの源であったのかもしれない。 ただ、私にとっては、子の鷲王が不憫でならない。 母は出奔したものと思い、その面影の薄いままであったから。 これが戦国の世なのだ、といえば似たような、いや、それよりはるかに不幸なことは多かったに違いない。 だが、物語の中とはいえ、こう願わずにはいられないのだ、この青年に、春日山の恩寵あらんことを、と。
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戦国時代ものの和風ファンタジー。 神の御使い、呪詛なんかが出てくる。 戦国時代だと殺伐とした戦の話になるかと思いきや、主君の筒井順興が、家臣思いの良い殿さまで良かった。 もう少し、深く掘り下げた話だと、もっと良かったな。 結局は、呪詛よりも、戦よりも、エロ行者に全ての幸せを壊され...
戦国時代ものの和風ファンタジー。 神の御使い、呪詛なんかが出てくる。 戦国時代だと殺伐とした戦の話になるかと思いきや、主君の筒井順興が、家臣思いの良い殿さまで良かった。 もう少し、深く掘り下げた話だと、もっと良かったな。 結局は、呪詛よりも、戦よりも、エロ行者に全ての幸せを壊された感じ。
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戦国時代好きなので購入。筒井順興さんって聞いたことあるかもと思って調べたら実在する武将さんでした。時代小説ではありましたがセリフなどはそこまでコテコテの武士語?ではなかったので単語さえ知ってればスラスラ読めます。物語は順興さんの典医(城勤めのお医者さんみたいな人)の義伯さんとその...
戦国時代好きなので購入。筒井順興さんって聞いたことあるかもと思って調べたら実在する武将さんでした。時代小説ではありましたがセリフなどはそこまでコテコテの武士語?ではなかったので単語さえ知ってればスラスラ読めます。物語は順興さんの典医(城勤めのお医者さんみたいな人)の義伯さんとその妻の狭霧さんのお話です。どちらかというと狭霧さんに重点を置いていたと思います。狭霧さんは物心ついた頃から妖怪とか普通の人には見えていない何かが見えていましたが義伯さんは見えない。でも普通の病は診れる。文中にもありましたが2人は荷車の車輪のようなもの(どちらも欠けてはならない)というのがよくわかりました。後半呪詛とか話が妖怪だけでは治らない感じになりましたが最後はハッピーエンドなのかな。2人の子供の鷲王がかっこよかったです。 h27.7.10
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戦国時代の大和の国、筒井家に典医として仕える義伯の妻狭霧の物語。 物の怪が見え、退治することもできる狭霧は、夫と共に物の怪がらみの病を治していたが、主家に対する呪詛を祓ううち、戦乱に巻き込まれてゆく。 狭霧の原動力は夫と息子に対する愛のみで、これが全編を通じて貫かれている。殺伐と...
戦国時代の大和の国、筒井家に典医として仕える義伯の妻狭霧の物語。 物の怪が見え、退治することもできる狭霧は、夫と共に物の怪がらみの病を治していたが、主家に対する呪詛を祓ううち、戦乱に巻き込まれてゆく。 狭霧の原動力は夫と息子に対する愛のみで、これが全編を通じて貫かれている。殺伐としたシーンも多いが、狭霧の心情が救いになっていて、困難な時代だけに、この一家に幸せになってほしいと心から思わせる力がある物語だった。
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これでよい。 そう思えるほど私は強くない。 何故巻き込んだ。 それは、人にないものがあったからか。 人にないものをもつものは、人と同じ生き方はできない。 そういうのか。 これでよいと、思えるなら、強いな。
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