恋の病は食前に の商品レビュー
グルメ評論家が全面に出続けてたらしつこかったけど、ほどよい道化っぷりになっていったのでちょうどよかった。ドタバタ系のいい話。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「このミス」出身の拓未さんですが、こちらはミステリではなく、ユーモア(?)小説です。勿論、食べ物はふんだんに出て来ますが。 尾崎豊の回良かったなあ。しみじみ。 夜ヒットの映像、三回忌の折にちょっと流れたのしか観た記憶ないので、フルで観たいなあ。
Posted by
惚れっぽい美食グルメ家の、連作短編集。キャラ設定はおもしろく、いくつか、いい話があった。 2011.7.10
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
グルメ評論家草刈春男は傲慢で扱いにくい性格、加えてすぐ女性を「本気で好き」になってしまうという特徴をもちあわせていた・・。 春男の恋愛・グルメに関するお話を軸にまとめた連作短編集。「食」ミステリーのイメージがある作家さんでしたが、今回はちょっと味付けが違いました。草刈春男を見ていると奥田英朗さんの「イン・ザ・プール」の精神科医伊良部を思い出します。うん、似てる似てる。周りはすっごい迷惑、決していい性格とは言えない。容姿も冴えない、なのに自信たっぷり。それでもどこか憎めず、たま~に心にぐっとくる「名言」を残しちゃったりする感じとか。 個人的にはラスト2話が好きでした。さらっと読めて楽しめる本です。
Posted by
惚れっぽい勘違いなデブなグルメ評論家草刈春男と周囲のひとたちとの短編集。 肉巻きおにぎりの青春がつぼった。父不在を感じさせないようにがんばる母と、貧乏を感じずそこそこに育つ子。あー。あたしもバイトしよって思う気持ちを高校から持てれば今こんな状況にはならずにすんだのかな。
Posted by
料理が絡んだ思い出、とくに恋愛がらみのって自分には結構あります。その料理には思い入れがあって、今でもたまに食べたくなったりします。そんな思い出が本になった って感じです。でも、ちょっと純粋とは言えないような話も多いですよ。まあ、私の思い出も純粋ではありませんが。
Posted by
グルメ評論家の草刈春男はデブの中年で、勘違いの甚だしい独身男。 妄想の世界に浸っているだけだから、相手に害はないのだけれど、やっぱりちょっと気持ち悪い(苦笑)。 勘違い男が食べてみるのは、最近盛り上がっているB級グルメ。 編集者やお店のお嬢さんなど彼に振り回される人々は、それでも...
グルメ評論家の草刈春男はデブの中年で、勘違いの甚だしい独身男。 妄想の世界に浸っているだけだから、相手に害はないのだけれど、やっぱりちょっと気持ち悪い(苦笑)。 勘違い男が食べてみるのは、最近盛り上がっているB級グルメ。 編集者やお店のお嬢さんなど彼に振り回される人々は、それでもちょっとは幸せになっているのかな(?)
Posted by
料理評論家・草刈春男を主人公にした短編集。 このオヤジ、性格も見た目もキッツイし、思い込みが激しくて、妄想家。 なのになぜか、周りの人達に幸せを運んできちゃうんだな。 恋愛要素を期待すると肩透かしって感じだけど、ウケるし、これで正解。
Posted by