恋の病は食前に の商品レビュー

拓未司【著】

2013/02/10

感情移入はできませんがなかなかテンポも良くておもしろかったです（＾ν＾）
みなさん結構かいてはりますが私も肉巻きおにぎりがほろりときましたねー。
高校のときに読みたかったなー

あとは姫路おでんの主人公もよかった
拓未さんはミステリーしか読んだことなかったけどまたこんな話よみたいです（＾∇＾）

2013/01/27

偏屈な料理評論家が登場する短編集。
読みやすいとは思うけど、
この美食評論家が魅力的なキャラではないため、
いまいち勢いがつかなかった。

惚れっぽいのでストーカーまがいの行為をするけれど、
キャラから想像するとキモチワルイ…!!!
たまに言いこともいうのに勿体無い。

もっと美味しい食の内容を盛り込んで欲しかったです。

2012/10/18

傲慢で扱いにくい料理評論家が巻き起こす恋を巡る騒動。それに、料理が絡んで・・・。

正直感情移入できるキャラクターがなかった。主人公の料理評論家が、自己中心的でわがままであっても、何か愛すべき所があればよかったんだけど、私には感じられなかった。

「肉巻おにぎり」に登場したシングルマザーはちょっとよかった。息子を思う気持ちがあふれていて、おいしい食事を作って、息子を見守る姿がいい感じの距離感で。人を思って作る食事の描写は心が温かくなる。

2012/08/30

太った勘違い野郎のグルメ評論家の草刈春夫がその惚れっぽい性格から色々とやらかす短編が何本か。

こういう短編集はどうしても読みながら映像化した場合の配役を考えてしまいます。（大体は思いつかないんだけども。）

B級グルメメニューを絡めたのは、春夫が気に入る相手は庶民的な女性っていう事なのか？

春夫はウザい奴だけど「肉巻きおにぎり」の章での言葉はちゃんとした人になっています。一番好きな話かも。

【グルメ評論家として有名な草刈春男だが、傲慢で扱いにくくその上、「一目ぼれしやすい」厄介な男。取材で訪れた店員の女性、同窓会で久しぶりに会った同級生、ゲスト出演したテレビのアシスタント……。その恋愛のカギとなるのが、横手焼きそば、姫路おでん、厚木シロコロホルモン、肉巻きおにぎりといったＢ級グルメだった！　笑えてほんのちょっとしんみりの人情ラブコメ。 】

2012/08/18

草刈春男はちょっと変わった料理評論家。
春男の恋に周りは振り回されっぱなしです。
もう少し食べ物の内容があればなぁと思いますが満足です。

2012/08/12

最初の二つの話はさらっと流れましたが、
途中の二つ「肉巻きおにぎり」「シロコロホルモン」は
なかなかぐっときました。

特に「肉巻き」の中で春男が言い放つ言葉は、
そのまんま私が生徒に言ってやりたいわ。

でも、私も高校時代は家の財政状況なんて、
これっぽっちも考えたことなかったけれども。

春男、侮りがたし。

2012/07/28

B級グルメとちょっと勘違い的な料理評論家が織りなす、コミカルな短編集。それぞれの短編の主人公は違うものの、５作全てに出てくるのは横柄な料理評論家草刈春男。おでぶで図々しく気分屋で惚れっぽい、全くいいところがなさそうなこの男、なぜだか憎めない。横手焼きそば、シロコロホルモン、肉巻きおにぎり、B級グルメには食べる人や作る人の思いがあって、様々なドラマがある。その中で一見ヒールの草刈春男が以外と純粋であることに救われる。惚れっぽくてしつこいのに、その女性を大事にし、引き際がきれいなのだ。そして、母子家庭の少年を描く４作目では、まさかの涙がほろり。軽妙で読みやすく、なかなかの味わい。ごちそうさま。

2012/06/13

読みながら「インザプール」の伊良部にどことなく似ている設定だな～と思ったが、人物としては少し魅力に欠けたかな。

なぜB級グルメに絡めなくちゃいけなかったのかよく分からない。
作者得意分野の手をかけた料理で堪能してほしかった。

2012/05/20

春男先生。
始めはただ気持ち悪さとウザさだったけど、最後にはなんだかちょっぴり微笑ましく思えた自分にびっくり。クセになる感じ？これって、Ｂ級グルメっぽい！

2012/04/03

「インザプール」の伊良部のようなキャラの料理評論家が出てくる連作短編集。面白いけどミステリー的な要素もなくただの女好きの変な人とB級グルメが出てくるだけ？と思ってたら「肉巻きおにぎりの青春」で泣きました。シングルマザーと息子ものには弱いです。