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福島原発メルトダウン の商品レビュー

3.6

42件のお客様レビュー

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2011/06/05

反原発の立場をとる広瀬隆氏。次々と今回の福島原発事故の対策の問題点を列挙。また54基ある日本の原発ひとつひとつの欠陥、構造上の問題点を挙げているけど、どうもその部分が長く、その部分はもうちょっとコンパクトにしてもいいのではという感想。 最も、同意できる部分は地震学者でも原発学者で...

反原発の立場をとる広瀬隆氏。次々と今回の福島原発事故の対策の問題点を列挙。また54基ある日本の原発ひとつひとつの欠陥、構造上の問題点を挙げているけど、どうもその部分が長く、その部分はもうちょっとコンパクトにしてもいいのではという感想。 最も、同意できる部分は地震学者でも原発学者でも「専門家ならば、想定される最悪の事態を、起こる前に恐れだけでも伝えられなければ意味がない」といった論旨の部分かな。

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2011/05/31

広瀬氏は『東京に原発を』他、3.11以前から、原発問題に対して危険性を指摘してきた論客。 ⇒原発問題を多面的に考えるための、様々な視点を提供してくれる。

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2011/09/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ノンフィクションライター、広瀬隆氏の新著です。一番印象に残っている本は私が学生時代に読んだ、「ジョンウェインはなぜ死んだか」。原爆試験場近くで西部劇のロケを行ったことが原因で俳優や映画関係者ががんで死んだ、という衝撃的な内容でした。福島原発事故について、東電の発表した不十分なデータをもとに、「すでにメルトダウンしている」「注水は冷却ではなく溶け落ちた核燃料をじゃぶじゃぶ洗っているだけ」など冷静な指摘を行っていきます。この後後半の、どれだけ人的被害が出るかという部分に差し掛かります。事故後短期間にこれだけの本が出るのはすごいことだと思います。断片的な報道やブログでは全体像が解りません。1冊の本なればこそ、の力です。

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2011/05/29

東京電力福島第一原発で何が起こったのか。 地震発生時から4月末までを解りやすくまとめてくれています。

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2011/05/29

「東京に原発を」「危険な話」「原子炉の時限爆弾」などで原子力の危険を訴え続けてきた広瀬隆さんが、 原発震災の本当の恐ろしさを伝えたい、と緊急出版した。 内容については、目次を見ていただければわかると思う。 <序章 原発震災がまた襲ってくる> 福島第一原発は人災だ 私の悪い...

「東京に原発を」「危険な話」「原子炉の時限爆弾」などで原子力の危険を訴え続けてきた広瀬隆さんが、 原発震災の本当の恐ろしさを伝えたい、と緊急出版した。 内容については、目次を見ていただければわかると思う。 <序章 原発震災がまた襲ってくる> 福島第一原発は人災だ 私の悪い予感が現実になった 事実も予測も伝えないメディア 浜岡の原発震災を防げるか 「狼」は必ずやってくる <第1部 福島第一原発事故の「真相」> <第1章 津波に暴かれた人災> 原発はお湯を沸かしているだけ 「メルトダウン」が起こる原因とは 津波は「想定外」の高さではなかった 後手に回った電源復旧作業 なぜGEに助けてもらわないのか 「海水注入」の功罪 「マークⅠ型」原子炉は欠陥製品だった 地震の一撃で配管が破損したのではないか <第2章 東電・メディアに隠された真実> 水素爆発を予測できない「専門家」 スリーマイル島原発では爆発を回避 プルサーマルに触れたくないのか マグニチュード9.0は真実か 情報操作による責任逃れ <第3章 放射能との長期戦> 放射能はどのように生まれるか 安全論を強調するトリック 数値で表せない「体内被曝」 世界一鈍感な日本の放射線科学陣 放射能の数値に大きな意味はない 移住も考えて西へ逃げよ <第2部 原発震災、ここで阻止せよ> <第4章 巨大地震の激動期に入った日本> なぜ日本列島に大地震が多いのか 4つのプレートの境界線上にある 日本列島はケタ違いに若い土地 プレート境界型地震と内陸直下型地震 中小地震の頻発は巨大地震の前触れ 激動期に入った日本列島 <第5章 「浜岡原発」破局の恐怖> 原子炉の直下で起こる「東海地震」 ウランの核分裂を止められない 安全性よりも計画を優先 根拠のない耐震性の引き上げ 砂丘が津波対策になるのか <第6章 活断層におびえる「原発列島」> <終章 安全崩壊した日本の原子力政策> 原発は温暖化対策の切り札か 原発がなければ停電するか 全国の原発はまもなく行き詰まる メルトダウンの最終処理 ・・・ 正直、これでもかと突き出される重い事実の羅列に、途中で嫌気がさして、飛ばし読みしてしまったのですが・・・ なるほどと思ったところは、 地震直後はたしか「マグニチュード8.4」と言われていたのに、それが「マグニチュード9.0」に引き上げられたカラクリ。 気象庁が途中でマグニチュードの物差しを変えてしまったので、このような修正がされたらしく、 その理由が、当初のマグニチュード8.4のままだと、 今回の地震が「想定内」の天災ということになり、東京電力が巨大な損害賠償を支払わなければならないため、 そのような操作がされたということ。 原子力損害賠償法という法律に 「想定外の天災などで原子力の事故が起こった場合は、企業だけに責任を負わせるのではなく、国も国民の税金で被害補償をすることがある」 とうたわれているらしい。 まだ、福島第一原発の事故現場の収拾すらメドがついていないのに、 こういうことはいち早く手を回すのか、と思うと暗たんたる気持ちになる。 知りたくない事実がまだまだあるんだと知って、読後、絶望感に満たされる。 どうやってここから脱出すればよいのだろう・・・

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2011/05/29

だから言ったでしょ 的なお話。ジャーナリストとして自分の主張がなぜ賛同されないのか なぜ原発Noとならないかが すべてウソ情報/利権で片付けられている もう少し客観的に述べるべきでは? 私も原発は反対派ですが

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2011/05/28

こわい。今起きていることも怖いが、あらかじめこんな危険性は分かっていたはずなのに計画が推し進められてしまっていることだ。

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2013/06/28

企画コーナー「今、原発を考える時」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2011/5/23-7/31】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/...

企画コーナー「今、原発を考える時」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2011/5/23-7/31】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/input-find.do?nqid=3&mode=comp&queryid=0

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2011/05/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

広瀬さんは、こんなにこのような風になる前から好きな作家さんですが、この本で、地震のマグニチュードの件は、目からうろこでした。確かに、その辺、スルーしていたかも・・・と。

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2011/05/22

資源が少ない国だけに、原子力発電は仕方ないとずっと思っていた。 しかし、福島原発事故のように、とんでもないことが発生し、そんなことは言っていられない。 この本がどこまで真実か。どうとらえたらいいのか。 それは読者によるが、言えるのはただひとつ。 原子力発電は無くても困らないという...

資源が少ない国だけに、原子力発電は仕方ないとずっと思っていた。 しかし、福島原発事故のように、とんでもないことが発生し、そんなことは言っていられない。 この本がどこまで真実か。どうとらえたらいいのか。 それは読者によるが、言えるのはただひとつ。 原子力発電は無くても困らないということだ。 電気の自由化というのも興味深い話であった。 頼みます。 原発止めましょう。

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