「しきる」技術 の商品レビュー
ビギナー向けかも。ただ、今、ある社内ブロジェクトをしきっているので念のため、おさらいも兼ねて。特に「ゴールにこだわる」という部分が参考になりそうだったので。
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強力なリーダーシップでひっぱるという指示型ではなく、支援型=メンバーの実力が発揮できる形で船の舵取りをする「しきる」技術のテクニックを紹介したもの 著者はプロジェクトマネージャーの仕事を通じて「しきる」技術を培ったとのことだけれど、以前リーダー役として役割を持っていた時より1技...
強力なリーダーシップでひっぱるという指示型ではなく、支援型=メンバーの実力が発揮できる形で船の舵取りをする「しきる」技術のテクニックを紹介したもの 著者はプロジェクトマネージャーの仕事を通じて「しきる」技術を培ったとのことだけれど、以前リーダー役として役割を持っていた時より1技術者としてチームに参加していたときのほうが「しきる」ことができたという経験から、うまくしきるというのは何がポイントだろう?と考えたらしい。 実際、役割ではないけれどチームで影響力があってうまく方向をまとめられる人っているから、もともとそういう適正がある方なんじゃないかと思う。 こういうのってもともとの性格や得意不得意もあるから、著者がいうように誰でもできる型じゃあないと思うけれど、それでも考え方を取り入れる事で、よりリーダーシップを取りやすくなるというのはありそう。 参考になった点は ・ゴールの設定が何よりも必要、目指すべきはメンバーが自分でやり遂げたという実感 ・オフィシャルなゴールだけではしきれない事が多い。そんなときは真のゴールだけでなく、裏のゴールも設定するとよい。このゴールに到達したとき、あなたは私はどうなっていたいのか? ・ゴールの設定は緊張感があるものに。 ・会議でははじめと終わりの型をつくり、途中では見える化を心がける。 セットアップはアイスブレーキングとテーマの設定、見える化はマトリクスやロジックツリーなどフレームワークを使って。クロージングは結論と宿題と個別フォロー ・リスクやトラブルはチーム全体の悪役にして一致団結で取り組む ・相手の好きな点、尊敬できる点を1つ見つける。相手のすべてに興味や好意を持つことはむずかしくても、あるポイントに絞って関心をもつことはできる ちょっとした心がけの積み重ねでできそうな事。 最近は気心が知れてる人とチームを組む事が多いのであまり意識しなくても助かってるけど、今後のためにもちょっと心に留めて行動してみたい
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IT業界のプロジェクトマネージャーである著者が書いたいかに場をしきるかという技術論が書かれた本。 決して前に立ってぐいぐい引っ張っていくリーダー像ではなく、いかに細心の注意を払ってチームをマネージメントしていくかという視点で書かれている。なので力強くみんなを引っ張っていくことが...
IT業界のプロジェクトマネージャーである著者が書いたいかに場をしきるかという技術論が書かれた本。 決して前に立ってぐいぐい引っ張っていくリーダー像ではなく、いかに細心の注意を払ってチームをマネージメントしていくかという視点で書かれている。なので力強くみんなを引っ張っていくことが得意でない人でも実践できるチーム管理法になっている。 特にメンバーとどのようにコミュニケーションをとるかについて詳しく言及されており(土壇場でもユーモアが大事とか)、仕事を進める上でもやっぱり人となりや人としての面白さが大事なんだなと改めて思わされた。 優秀な一匹狼よりもみんなを笑顔に出来るチームメンバーを目指していこう。 チームマネージに困惑したときにまた読み返したい本。
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「しきる」という言葉には、強烈なリーダーシップでチームを引っ張るイメージがあります。そんな指示型のリーダーシップではなく、一般の人でも務めることができる支援型リーダーシップについて書かれた「「しきる」技術 誰にでもできる超実践リーダーシップ」。 一番大切なことはゴールに到達する...
「しきる」という言葉には、強烈なリーダーシップでチームを引っ張るイメージがあります。そんな指示型のリーダーシップではなく、一般の人でも務めることができる支援型リーダーシップについて書かれた「「しきる」技術 誰にでもできる超実践リーダーシップ」。 一番大切なことはゴールに到達することであり、そのためには指示型であろうが支援型であろうが、構わないはずである。「しきる」技術は、ゴールを設定することから始まります。 ゴール設定とは、「目的」と「目標」、そしてゴールにたどりついたときの自分たちの状態である「裏の目的」をチームで共有することです。そして、チームをゴールに導くための要素として、マインド、スピード、フェア、リスク管理、コミュニケーション技術という5つが必要となります。 それぞれの要素についての「しきる」技術を順番に教えてくれます。「学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール」同様、単元ごとに要約されているため、分かりやすい構成になっています。 ゴールの共有から始めていこうと思います。
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システム開発のプロジェクトマネジメントをモデルにした、リーダーシップのノウハウ本。 リーダー像というと、カリスマ性を持った個人の人格に理由を求めたり、ハード・マッチョなマネジメントに陥りがちだけど、この本では誰にでも実践できるテクニックとしてのリーダーシップを重視してる。 特...
システム開発のプロジェクトマネジメントをモデルにした、リーダーシップのノウハウ本。 リーダー像というと、カリスマ性を持った個人の人格に理由を求めたり、ハード・マッチョなマネジメントに陥りがちだけど、この本では誰にでも実践できるテクニックとしてのリーダーシップを重視してる。 特に印象に残ったのが、「弱い人間をさらけだす」「自分を客観的に見る」「メンバーをイエスマンにしない」みたいなこと。 リーダーには完璧で何でもできることを求めがちだけど、やっぱ同じ人間だし、正直に弱いところをさらけ出して、むしろ自虐ネタにしちゃったほうがコミュニケーションとりやすい、みたいなところに説得力を感じました。 視点は、長谷部誠の『心を整える』に似たところがあるかも。 多様な価値観を持っている人の中でしきらなきゃならない人に一読の価値がある本です。
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指示型リーダーシップではなく、支援型リーダーシップというものもあることを再確認。 プロジェクトを進めていくうえで、ゴール(目的と目標)を共有するだけでなく、「裏の目的」も共有することが大事という話に素直に「なるほど!」と思った。 少しずつリーダーなどを任されてきた人がこの本の内容...
指示型リーダーシップではなく、支援型リーダーシップというものもあることを再確認。 プロジェクトを進めていくうえで、ゴール(目的と目標)を共有するだけでなく、「裏の目的」も共有することが大事という話に素直に「なるほど!」と思った。 少しずつリーダーなどを任されてきた人がこの本の内容を実践しながら学んでいくのが良いのだろう。
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まさに現場に立ち、現場を知り抜いたリーダーが書いた一冊。 いわゆるプロジェクト管理の本とは一線を画しており、明日からでもすぐに使えるテクニックが散りばめられています。ゴールを重視し、スピードを上げて問題解決にあたるチームをいかにして作り上げるか語られており、非常に考えさせられま...
まさに現場に立ち、現場を知り抜いたリーダーが書いた一冊。 いわゆるプロジェクト管理の本とは一線を画しており、明日からでもすぐに使えるテクニックが散りばめられています。ゴールを重視し、スピードを上げて問題解決にあたるチームをいかにして作り上げるか語られており、非常に考えさせられました。筆者が普通の人と同じような悩みを持ち、なんとか克服して勝ち取ったノウハウが詰め込まれているからこそ、普通の人がリーダーとなったときに抱えている問題について参考になるのだと思います。 私は、ITが進化した今だからこそ人間力が問われる時代になってきたと感じています。そんな現代でチームで成果を出すために参考になる内容でした。
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