こうふくあかの の商品レビュー

西加奈子【著】

2011/06/06

「こうふく みどりの」の様にスルスル読み進めることが出来ない。というかまだ読み終えてない。みどりの、に比べ、登場人物に全く興味が持てないせいかと思われ。四分の三は読んだもののここから進まない。四分の三、て一番止まらなくなるとこじゃないのかしら。

2011/05/28

「みどり」がよかったのでかなり期待して読んだけれど、このタイプの主人公には共感できなかった。プロレスに興味があればもっと楽しく読めたかも。主人公のガチガチな計算脳よりも、兎島のユルさがいいです。

2011/05/28

うーん、微妙？

つまらなくはないけど、『みどりの』の方が面白い。
生まれてからその後の葛藤が一切描かれていないし、随分省略した感がぬぐえない。もっと丁寧に書いてもらえれば違ったのに。
あとは奥さんがちょっと抜けすぎていてムカつく。
『みどりの』はわりと好きだったので、こっちは自分的にはおまけな位置づけ。

2011/09/12

かなり読むのがしんどかった。みどりのとはテイストが違う。こっちの方がプロレス臭が強く、プロレスの伏線には興味が持てなかったし、妊娠の方は、「もういいやん！」と思ってしまった。西加奈子と西原理恵子の対談が巻末にあるが、作中の妻が理想というようなことを西加奈子が書いていて、びっくり。この作品で、一番いらいらしたのがあの人なのにー！！いやいや、いろんな考え方の人がいるねーと思いました。

2011/05/22

旦那さんとのではない子供を妊娠してしまいながら、旦那さんを愛し続ける奥さんが、本当に印象的。
プロレスの世界観が全く分からなくて、知っていればお話の深みももっと良く分かったんだろうかと思うとそれは残念。

個人的には、男とアムゼンスコットの関係性がもっと明確であればと思う。

2011/05/17

西さんの物語は湿り気があり、ぬくい。みどりが女目線であかが男目線の印象が強く、みどりの方が好みだったけど、巻末のあとがき？を読んでとてもこうふくになりました。すき。

2011/05/12

http://sgk.me/fyNLps全く違う２人の男の物語が交互に語られていきます。
他の男性との子を宿した妻との生活に苦しむ39歳の「俺」と、無名の新人から謎の挑戦を受けた、無敵のベテランプロレスラー。それぞれの決断の先にあるものは……。
『こうふく　みどりの』に続きカバーイラストはいくえみ綾さん、巻末には西原理恵子さんとの対談を収録しています。