こうふくあかの の商品レビュー
「みどりの」を読んでいないせいか、それとも自分が男だからなのか、いずれにせよここまで理解できない作品も珍しい。 面白いとか、面白くないとか、そんな次元ではなく、ただただこの作品の本題がわからなかったので評価不能です。
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読み始めは、物語に入っていけるかな〜と思ったけど、読み進めるうちに引き込まれていった。新しいジャンルの本で私的には新鮮だった。2017/3/11完読
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あたたかかったです。さいごがとてもあたたかかったです。ああ、(主人公を、その姿に重なる自分なのか人なのかを)救ってくれてありがとうございますと西加奈子さんに心の中で呟きました。解説にもうひとつのこうふくの本が書かれていてまだ買ってないその本も読みたいと思いました。西加奈子さん読み...
あたたかかったです。さいごがとてもあたたかかったです。ああ、(主人公を、その姿に重なる自分なのか人なのかを)救ってくれてありがとうございますと西加奈子さんに心の中で呟きました。解説にもうひとつのこうふくの本が書かれていてまだ買ってないその本も読みたいと思いました。西加奈子さん読み続けてるから(?)ほっこり。
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自分の子ではない子を産むと言われた夫と、プロレスラーの話。ちょっと今一歩だと思った。本作と姉妹関係にある「こうふく みどりの」の方が良かったな。みどりの方がストーリー展開に興味が湧いた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
39歳の中間管理職・靖男の、突然妻が他人の子を宿す話と、2039年、衰退しつつあるプロレスで、無敵の王者を誇るアムンゼン・スコットの物語が交錯するように進んでいく。 最後は二人の物語と、こうふくのみどりともすべてがつながり、ちょっとした快感を得ることができる。 靖男はシンプルに言うと嫌なやつだ。計算高くて、いつも周りを見下してて、自意識過剰。嫉妬に類される醜い感情が嫌いだから、いつも安全地帯から物事を見ている。嫌なやっちゃな〜と思ってふと考えると、「自分もこんなんやん。」と気付く。挫折を知らない友人にも、こういうタイプは多い。 そんな彼が、恥も外聞も捨てて、アムンゼンに挑む姿へ「俺の息子だ!」と叫ぶことになるまでに、どんな道があったのだろう。彼が世の中で最も嫌悪していた嫉妬という感情を乗り越えるまでの期間。そこに思いを馳せると、落涙を辞さない。 女は、膣で考えている。でも、その赤い道は、誰もが通る道だ。 アントニオ猪木対ストロング小林戦は観たことないけど、同じ瞬間を多くの人が共有し、そして前に進んでいく。それって、なんて美しいことなんやろう。本でも芸術でもスポーツでも景色でも、人の心を動かしてくれる存在は偉大だ。
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この主人公、こういう人いるんだろうな。 一生懸命ヒトカラ見た理想の自分想像しながら生きてる人。 私もどっちかっていうとそっちだわ笑 でも、章ごとに数十年先のプロレスの試合の話が出てきて、ああこうふくな将来に繋がったんだなと読み取れた。 みどりの方も読もうかな。 バリ島が関係あった...
この主人公、こういう人いるんだろうな。 一生懸命ヒトカラ見た理想の自分想像しながら生きてる人。 私もどっちかっていうとそっちだわ笑 でも、章ごとに数十年先のプロレスの試合の話が出てきて、ああこうふくな将来に繋がったんだなと読み取れた。 みどりの方も読もうかな。 バリ島が関係あったから、バリのプールサイドで読んだ笑
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同タイトルで「あか」と「みどり」の二冊。双方の違いは「あか」は純文学で「みどり」はエンタメと分類。そして主人公が男か女か。みどり→あかと読むとおもしろさが倍増。私は逆だったが、それでもおもしろかった。腹黒くしたたかな主人公が妻の裏切りで怒りをあらわにし・・・的な内容だが、それは怒...
同タイトルで「あか」と「みどり」の二冊。双方の違いは「あか」は純文学で「みどり」はエンタメと分類。そして主人公が男か女か。みどり→あかと読むとおもしろさが倍増。私は逆だったが、それでもおもしろかった。腹黒くしたたかな主人公が妻の裏切りで怒りをあらわにし・・・的な内容だが、それは怒るだろうと私は思う。プロレス好きならもっとおもしろいかも。
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「こうふくみどりの」と 合わせて読めば、 不思議と 繋がって。 それぞれが完結したお話だけど、 二冊まとめて読むことで 壮大なストーリーが味わえ、 感動は深まります。
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つながったーー なんかすごい設定だった。 プロレス興味なかったけど 観てみようかな。。猪木戦。 装画がいくえみ綾♡
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すぐ読めちゃった。 現代と近未来の二段構えの進行なんだけど、繋がってくるんだろうなと予想しながら読んだ。 現代の「俺」、きっとこういう人嫌い。 でも自分もこんなかも。 人からどう見えるかばかり気にして、何が大事かわかってない。 だけどきっと、わかったんだと思う。 二つの時代の隙間...
すぐ読めちゃった。 現代と近未来の二段構えの進行なんだけど、繋がってくるんだろうなと予想しながら読んだ。 現代の「俺」、きっとこういう人嫌い。 でも自分もこんなかも。 人からどう見えるかばかり気にして、何が大事かわかってない。 だけどきっと、わかったんだと思う。 二つの時代の隙間に彼は変わったんだと思う。 やっぱり西さんはどんな人のことも愛してくれるんだなあ。
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