悼む人(上) の商品レビュー
悼む人の影響を受けた人たちの話であって、悼む人自身の話ではないのか。それは下巻なのかな。 上巻はまだまだ、ただただ不思議な感じ。
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うーん。まだ上巻を読み終わっただけだけど、静人が死者を悼む旅をする理由が全く理解出来ない。 悼まれる人も覚えておくって言われても「お前、俺に会ったことも無いじゃん。」って思わないのかな? 全く知らない赤の他人の死を悼む暇があったらもっと身近な人間を大事にしてやれよって思うんだけど...
うーん。まだ上巻を読み終わっただけだけど、静人が死者を悼む旅をする理由が全く理解出来ない。 悼まれる人も覚えておくって言われても「お前、俺に会ったことも無いじゃん。」って思わないのかな? 全く知らない赤の他人の死を悼む暇があったらもっと身近な人間を大事にしてやれよって思うんだけどそれは下巻での話なのかなぁと思いつつ下巻へ続きます。 ちなみに日本では平均1日で3000人くらい人が亡くなっているらしいんだけどこの死者を悼む人はどうするつもりなんだろう。 なんだか屁理屈みたいなことばっかり言ってごめんなさい。気持ちを新たに下巻を読んでみます。
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※何ヶ月ぶりだろう。本を手に取ったのは。 本の世界に入り込むのが怖くて距離を置いていました。 何日も寝込んで手に取ったのがこの本でした。 ずっと読みたくて読めなかった本。 実写の主人公のイメージを持ったまま読んだのが良かった、だから最後まで読めたのかもしれない。(久々だった...
※何ヶ月ぶりだろう。本を手に取ったのは。 本の世界に入り込むのが怖くて距離を置いていました。 何日も寝込んで手に取ったのがこの本でした。 ずっと読みたくて読めなかった本。 実写の主人公のイメージを持ったまま読んだのが良かった、だから最後まで読めたのかもしれない。(久々だったからです、重めだと思います。) 読む人生と読まない人生なら読む人生をおすすめしたい。
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天童荒太氏の小説はこれが初めて。 最初は奥田英朗氏の伊良部先生シリーズのシリアス版的な読書感でしたが、物語が進むにつれて、これは静人だけの物語ではないと。キノさんのパートが好きです。 後半も楽しみです。
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前から読んでみたかった天童荒太。なんとも不思議な設定の本。悼む人、があちこちで悼みながら旅をする話を中心に、まつわる人々の話が絡んでいく。死と生が絡み合う重いお話だが、知らなかったけど直木賞受賞作らしい。へえ、こんなのがね。色々と考えさせられるというか、地味だけど面白い。下巻に期...
前から読んでみたかった天童荒太。なんとも不思議な設定の本。悼む人、があちこちで悼みながら旅をする話を中心に、まつわる人々の話が絡んでいく。死と生が絡み合う重いお話だが、知らなかったけど直木賞受賞作らしい。へえ、こんなのがね。色々と考えさせられるというか、地味だけど面白い。下巻に期待。
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知り合いでもない人を全国ただただ悼んで回る静人の行動は、分かるような分からないような、曖昧な感じ。家族じゃないけど、何故、彼がそこまでやらねばならんのだろう。 人は誰かの記憶の中にだけ生きてて、覚えてる人の数だけ別の人生があるのかも、っていうのは感じたことがあるのだけれど、む、難...
知り合いでもない人を全国ただただ悼んで回る静人の行動は、分かるような分からないような、曖昧な感じ。家族じゃないけど、何故、彼がそこまでやらねばならんのだろう。 人は誰かの記憶の中にだけ生きてて、覚えてる人の数だけ別の人生があるのかも、っていうのは感じたことがあるのだけれど、む、難しい。 とにかく一度、実家に帰ってほしい。
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私が常々思っていた事を代弁してくれているような言葉。「亡くなった人の人生の本質は、死に方ではなくて、誰を愛し、誰に愛され、何をして人に感謝されたかにあるのではないか」 祖母の死は脳梗塞からの寝たきり。意思を示すこともできず数年。どんなに辛かったかとつい思い出して、そんな最期だなん...
私が常々思っていた事を代弁してくれているような言葉。「亡くなった人の人生の本質は、死に方ではなくて、誰を愛し、誰に愛され、何をして人に感謝されたかにあるのではないか」 祖母の死は脳梗塞からの寝たきり。意思を示すこともできず数年。どんなに辛かったかとつい思い出して、そんな最期だなんて…とそこばかりが思い出されてしまう。でも祖母だって同情なんていらないはず。どんなに私達に優しくしてくれて、どんなに皆に愛されてきたかを思い出してくれる方が、絶対に幸せなはず。誰だって生まれたら死ぬのだから、死に方は大した問題ではなくて、どんなに素敵な人だったかの方がずっと大切なんだと、改めて気付かされた。
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死者のことを心に刻む。生きている限り覚えているように努める。ひたすらそれだけを続ける旅に明け暮れる青年。その人が誰を愛し、愛され、何をして人に感謝されたことがあったかを問い、その死者が確かに存在していたことをただ覚えておく。 不思議な物語。このあとどのように話が展開していくのか、...
死者のことを心に刻む。生きている限り覚えているように努める。ひたすらそれだけを続ける旅に明け暮れる青年。その人が誰を愛し、愛され、何をして人に感謝されたことがあったかを問い、その死者が確かに存在していたことをただ覚えておく。 不思議な物語。このあとどのように話が展開していくのか、想像がつかない。
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久しぶりの天童作品。 すっかり忘れていた、独特の重苦しい雰囲気。 とにかく、ラストで気持ちが救われることを祈りつつ、上巻を乗り切った感じ。
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何と表現するのか分からないが、作家はこの本をどういう意図で書いたのだろう。 自身の過去の経験から死者のことを覚える旅を続けるという、意味の分からない話。 色々な死に纏わる話を扱うので、それが目的なのかも知れない。 ともあれ、下巻に続く。
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