赤ちゃんの不思議 の商品レビュー
うちには1歳の子がいる。毎日すくすくと育っている。育つにつれて、将来が心配になることがある。でも、赤ちゃんはそれだけで強い。学んでいる。力がある。こちらが何かしなきゃしなきゃじゃない。何もしなくてもいいわけではない。その子の特性と力を信じることが大事。注視する時間、行動一つ一つに...
うちには1歳の子がいる。毎日すくすくと育っている。育つにつれて、将来が心配になることがある。でも、赤ちゃんはそれだけで強い。学んでいる。力がある。こちらが何かしなきゃしなきゃじゃない。何もしなくてもいいわけではない。その子の特性と力を信じることが大事。注視する時間、行動一つ一つに意味があると感じた。赤ちゃん研究、おもしろい。うちの子ももっとじっくりみていこうと思う
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赤ちゃん学に関する網羅的な内容。赤ちゃん学の本を初めて読む人には良いのだが、個人的には各研究や実験についてもう少し踏み込んで記載してあるとよかった
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赤ちゃん科学がどれだけ発展してきたか どんな課題が残っているか そんな研究の状況が割と詳しく書かれてた 氏か育ちか 赤ちゃんの能力は計り知れないと改めて思った 備えているものもあれば、 生まれた後の経験によって削られ磨かれてくものもある 大人になると自分の限界を勝手に決めてし...
赤ちゃん科学がどれだけ発展してきたか どんな課題が残っているか そんな研究の状況が割と詳しく書かれてた 氏か育ちか 赤ちゃんの能力は計り知れないと改めて思った 備えているものもあれば、 生まれた後の経験によって削られ磨かれてくものもある 大人になると自分の限界を勝手に決めてしまうけど、 赤ちゃんには無限の可能性があると思ってしまう 希望を持ちつつ、押し付けすぎないように気をつけよ
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生まれたての赤ちゃんでも、想像以上に認識できることが多くて驚きました。 自分と同じ行動をするものを好ましく思ったり、いじわるなキャラクターとそうでないキャラクターの区別が出来たり、そういったものは環境やしつけの中で身につく後づけのものかと思っていたけど、社会的動物である人間には本...
生まれたての赤ちゃんでも、想像以上に認識できることが多くて驚きました。 自分と同じ行動をするものを好ましく思ったり、いじわるなキャラクターとそうでないキャラクターの区別が出来たり、そういったものは環境やしつけの中で身につく後づけのものかと思っていたけど、社会的動物である人間には本能的に身に付いているものなんだなあ。 大人は赤ちゃんは真っ白なキャンバスでこちらから何かを与えないと何もできないと思いがちだけど、赤ちゃんが(人間が)本来持っている力を信じて、親たちが肩肘張りすぎないのも大事かもしれない。放っておいても(実際には無理だけど)健やかに育って行くかもと思ってなんだか気持ちが軽くなりました! 興味深かったことは読書メモ参照
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日進月歩する赤ちゃん学に関する諸説をまとめた新書。 模倣と共感に関する考察が個人的には印象に残っている。 以下引用。 赤ちゃん時代から幼児期,学童期にいたるまでの発達過程において「模倣」はネガティブなものではなく非常に重要な意味を持ちます。 (中略) 新たな行動やスキルの獲...
日進月歩する赤ちゃん学に関する諸説をまとめた新書。 模倣と共感に関する考察が個人的には印象に残っている。 以下引用。 赤ちゃん時代から幼児期,学童期にいたるまでの発達過程において「模倣」はネガティブなものではなく非常に重要な意味を持ちます。 (中略) 新たな行動やスキルの獲得は,主に「模倣する」側だけに着目していますが,コミュニケーションの側面から考えると,「模倣される」側の視点も重要となってきます。 pp115-117 第4章「わたし」はいつから「私」なのか しかし,(高次の)模倣は,真似しようと思えば真似できるのに対して,共感の場合は,共感しようとしてもできない場合もあります。 pp121 同上 筆者は,「共感を不可避的であり自分自身の意志でコントロールできないもの」とまとめている。 つまり,「氏か育ちか」の側面でいえば,「氏より」の感覚なのであろう。 しかし,私は共感も「育ち」の部分である程度カバーできると考える。 先程の筆者の言葉を借りるなら,「共感しようと」することで,相手のことを思いやる素地が養われ,またその経験を重ねるうちに少しずつ共感の意味を見出せるのではないか。 私自身も共感する力の低さを覚えている。 近年言及されている「主体的」の本質を捉えられるようにしたい。
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「3歳児神話」の嘘と真を見極める、の項目が興味深かったです。「赤ちゃん学」の最新の知見が紹介されていますが、2011年の発行なので、今はもっといろいろなことが明らかになっていることでしょう。続編を期待します。
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赤ちゃんをアカデミックな観点で見るのはなかなか難しいが、その行動や反応について根拠があるだろうものは、知っておいたほうが良いと思う。
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☆3.5 納得できる本。 特に、実験方法の問題点も隠さずちゃんと書いているところに、著者の科学者としての心意気が感じられ好感が持てる。 ひとつ前の「赤ちゃんと脳科学」という本はエビデンスに乏しく、根拠の薄い著者の「意見」が多かったのに対し、こちらはデータも新しく、根拠が明確だよ。...
☆3.5 納得できる本。 特に、実験方法の問題点も隠さずちゃんと書いているところに、著者の科学者としての心意気が感じられ好感が持てる。 ひとつ前の「赤ちゃんと脳科学」という本はエビデンスに乏しく、根拠の薄い著者の「意見」が多かったのに対し、こちらはデータも新しく、根拠が明確だよ。 ただ、著者の主張は「赤ちゃんと脳科学」と共通している。 つまり、赤ちゃんを「真っ白」なキャンバスと親が思い込み、親の好き勝手に色を塗りたくっていくのではダメ。 産まれた瞬間から、色とりどりの滲んだ色がふんわり乗っているキャンバスを、親がよく観察して、小筆で輪郭を描き足していくようなもの。より鮮やかな色は、赤ちゃんの側からどんどん溢れ出てくる。 それが、子育ての良い方向なんじゃないかと。 うまれつき描かれてあるイメージを捉えて、大人になって素晴らしい絵に仕上がるよう、活かすこと。何も見ずに上書きして、台無しにしないよう注意しないとなあ、と強く思ったよ。
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専門的な研究デザインの説明は少し読み辛かったけど、6カ月児が利他的行動をとる対象を好んだり、5ヶ月児でも永続性の概念があるかも…等々興味深い内容でした。乳児を抱っこする時、母の左側に頭がくるようにするのは、無意識に心音を聞かせようと思っての行動だと思っていたので、右胸心でも左抱き...
専門的な研究デザインの説明は少し読み辛かったけど、6カ月児が利他的行動をとる対象を好んだり、5ヶ月児でも永続性の概念があるかも…等々興味深い内容でした。乳児を抱っこする時、母の左側に頭がくるようにするのは、無意識に心音を聞かせようと思っての行動だと思っていたので、右胸心でも左抱きが多い事にビックリでした。
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脳科学、認知科学の方法論。 赤ちゃんを研究対象にすると一つ一つのデータを如何に解釈するか、独特の検証方法を他の実験結果とどう紐づけるか難しいです。 真っ白な赤ん坊は万能の可能性を秘めてるなんて早期教育の勧めもあるけど、生きる為に必死に新しい世界に順応しようとする子供に親のエゴは...
脳科学、認知科学の方法論。 赤ちゃんを研究対象にすると一つ一つのデータを如何に解釈するか、独特の検証方法を他の実験結果とどう紐づけるか難しいです。 真っ白な赤ん坊は万能の可能性を秘めてるなんて早期教育の勧めもあるけど、生きる為に必死に新しい世界に順応しようとする子供に親のエゴは押し付けたくないなーと思ったり。 生まれて初めて五感を通じて受ける刺激を一生懸命処理しようとしてるんだなー。偉いなー凄いなー。 とまぁ、検証と実験中心の本だけど、色々と考えるきっかけを貰いました。
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