1,800円以上の注文で送料無料

超訳百人一首 うた恋い。(2) の商品レビュー

4.3

67件のお客様レビュー

  1. 5つ

    31

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/01/06

文屋康秀、在原業平、小野小町の3人にスポットを当てた。 2巻もなかなか楽しめる出来。 伊勢物語でも読んでみようかという気持ちになった。

Posted byブクログ

2011/12/15

ともかく、1巻の貞明編を読んだ後に2巻に付いてるDVDをみて、また1巻に戻ってみてください。…そんな感じです。

Posted byブクログ

2011/12/12

六歌仙の話。 他の物語(大和物語や伊勢物語)を参考にしている部分もある。 個人的に宗貞様がツボ。

Posted byブクログ

2012/01/27

ついに手に入れてしまいました、『うた恋い。』。中古ですが。 もう、最高に素晴らしかったです!! 私は1より2の方が好きだなー。 今回は特に僧正遍昭! 宗貞(僧正遍昭)と吉子の話はもう本当に切なくて。 僧正遍昭はただのエロいお坊さんだと思ってたんですけど、見直しましたっていうか...

ついに手に入れてしまいました、『うた恋い。』。中古ですが。 もう、最高に素晴らしかったです!! 私は1より2の方が好きだなー。 今回は特に僧正遍昭! 宗貞(僧正遍昭)と吉子の話はもう本当に切なくて。 僧正遍昭はただのエロいお坊さんだと思ってたんですけど、見直しましたっていうか、惚れちゃいました!(笑) これってどこまで史実?別に創作でもいいんだけどサ。 それから小野小町の「花の色は~」の歌のエピソードも、思わず泣いちゃいました。 東下り三人衆の話、オマケ漫画も含めてとっても好きです! 文屋康秀もなかなか上手い歌を詠う!と思っていたけど、あのタイミングで詠んでしまうか~(笑)爆笑です。康秀殿、さすがっす!(笑) 業平は相変わらず呆れちゃうほどのタラシだけども、やっぱイケメンだなー。 もっとたくさん読みたいです!続巻希望!!\(^o^)/

Posted byブクログ

2011/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いやいや笑った。そしてこれ人にお勧めしたくなりました。 今、学生の方は興味を持つのにいい教材でもあるし、昔学生だった人は今更でも和歌の意味を知るとほほうとなれる。 教科書だとただの言葉なんだけど、これ読むと彼らもちゃんと人だったんだなと思うね。 私はちなみに文屋康秀にすんごく笑いました。特に言いたいことはないんだけどと言いつつ詠む彼の和歌、いいと思います。

Posted byブクログ

2011/10/26

身分や性別や時代が違っても歌だけは平等、という万葉の歌絵巻。うっとりです。時代は変わっても同じようなこと考えてるんだなあ。恋の歌には胸ずっきゅんです。言われてみたいし言ってみたい!私の場合、短歌はハードル高いうえ、俳句も川柳になっちゃいそう。でもたまには一句、詠んでみたいな。発酵...

身分や性別や時代が違っても歌だけは平等、という万葉の歌絵巻。うっとりです。時代は変わっても同じようなこと考えてるんだなあ。恋の歌には胸ずっきゅんです。言われてみたいし言ってみたい!私の場合、短歌はハードル高いうえ、俳句も川柳になっちゃいそう。でもたまには一句、詠んでみたいな。発酵の、ふくよかなりし、焼き立てパン…

Posted byブクログ

2011/10/26

うた恋。の第二弾! 今回は、六歌仙中心の構成になってますね。 個人的には小野小町のエピソードが好きです♡ お兄さま~!! 本の帯には「男女の深い愛」「身分違いのライバル」「美男が落ちた本気の恋」とありますね。 ふむふむ。 前回よりも若干トキメキ度というかキュン度が落ちる感じもし...

うた恋。の第二弾! 今回は、六歌仙中心の構成になってますね。 個人的には小野小町のエピソードが好きです♡ お兄さま~!! 本の帯には「男女の深い愛」「身分違いのライバル」「美男が落ちた本気の恋」とありますね。 ふむふむ。 前回よりも若干トキメキ度というかキュン度が落ちる感じもしますが、 それぞれのエピソードはどれも興味深いです。 しかし、男が御簾をあげて女の所に押し入るってなんかすごいエロス笑 というか、いろっぺー。 とまあ、いやぁ、歌ってすごい。また勉強したくなってきましたわ笑 ←単純

Posted byブクログ

2011/10/20

中心は六歌仙! 小野小町と在原業平、文屋康秀の友情が微笑ましい。気軽に和歌の世界にとっつける本。高校生にオススメ。

Posted byブクログ

2011/09/11

喜撰法師・紀貫之と振り返る六歌仙まわりの話、 軸は小野小町・在原業平・文屋康秀。 枯れ気味3人の友情コントがいいな~ その前に美男美女としての恋愛エピソードがあるから尚更。 あ康秀以外。康秀も冷めた感覚を持ったすごくいいポジション。 歌の中では自由、というところが掘り下げられて...

喜撰法師・紀貫之と振り返る六歌仙まわりの話、 軸は小野小町・在原業平・文屋康秀。 枯れ気味3人の友情コントがいいな~ その前に美男美女としての恋愛エピソードがあるから尚更。 あ康秀以外。康秀も冷めた感覚を持ったすごくいいポジション。 歌の中では自由、というところが掘り下げられてる感。 ほんとにそういう意識があったのかなあ。 2巻もよくまとめられたオムニバス。 しかしこのシリーズ続けようとすると力量に関わらず まとまりがなくなったり恋から離れたりしてく構造だよね 独立した短編集としてでも読みたいけど。

Posted byブクログ

2011/08/29

第1巻がおもしろかったので、続けて2巻も読みました。 今回は、いろいろな人のエピソードというよりは、小野小町、在原業平、そして文屋康秀(選首22番)のデコボコトリオでのやりとりがメインになっています。 在原業平と文屋康秀は、境遇からして違い、歌のタイプも異なっていたようで、性格の...

第1巻がおもしろかったので、続けて2巻も読みました。 今回は、いろいろな人のエピソードというよりは、小野小町、在原業平、そして文屋康秀(選首22番)のデコボコトリオでのやりとりがメインになっています。 在原業平と文屋康秀は、境遇からして違い、歌のタイプも異なっていたようで、性格の相違であらわされるところが面白いです。 全く伝説に満ちている小野小町の話が多く書かれていたことに驚きました。 帝の寵妃だったとは。 本名は吉子とされていますが、これも本当でしょうか。 更に、出家前の僧正遍照(選首12番)と幼馴染で、彼がが彼女の元に百夜(ももよ)通いを行ったという話も、本当でしょうか。 何とも切ない話ですが、二人の結びつきを、全く知りませんでした。 小野小町といえば、深草少将の百夜通いのエピソードしかしらなかったので。 当時から、殿方にではなく、自分で幸せになりたいと思っていたという彼女。 紫式部のようです。 でも、それを理由に好きな相手からの求婚を退けるほど、当時の女性は強い自我を持っていたのでしょうか。 それにしても、昔のやんごとなき人たちは、愛の告白だけではなく、喧嘩にも和歌のやり取りをしていたと知って、なんとみやびな、と思いました。 小野小町たちが25年後に再会してお月見をした話も載っていますが、いささかも絵が変わらず、若いままなのに違和感を感じました。 なぜ年齢を出さなかったのでしょうか。 若々しい姿で詠まれた「花の色は~」の歌の哀れさが、まったく伝わってきませんでした。 本当に小野小町と在原業平は、文屋康秀の赴任について旅をしたのでしょうか。 読んでいて、気になることがたくさん出てきましたが、調べられる楽しみもできたというものです。 ほかに、選首33番の紀友則は、35番の紀貫之のイトコだということや、男性の頭の上に束ねた髪は、「もとどり」というと知りました。

Posted byブクログ