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獅子の棲む国 の商品レビュー

4.1

38件のお客様レビュー

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2009/10/04

山川大蔵が主人公の小説なんてこれくらいしかないのでなかろうか。しかし、この山川はなんと言うか山川らしくないですね。

Posted byブクログ

2009/10/04

お前が会津の光になれ 若干24歳にして会津藩家老・軍事の天才山川大蔵(浩)の戊辰〜西南の役にかけての物語。 軍師としては一流なのに、こと私生活においてのニブちんぷりがとってもかわいらしい。しかも面倒見がいい長兄ていうのがツボ☆大久保の犬として齋藤一も登場してます。時尾さんとのラブ...

お前が会津の光になれ 若干24歳にして会津藩家老・軍事の天才山川大蔵(浩)の戊辰〜西南の役にかけての物語。 軍師としては一流なのに、こと私生活においてのニブちんぷりがとってもかわいらしい。しかも面倒見がいい長兄ていうのがツボ☆大久保の犬として齋藤一も登場してます。時尾さんとのラブラブぷりがいいです。

Posted byブクログ

2009/10/04

賊軍の汚名を注ぐ為に明治の世を生きる山川大蔵達会津藩士達の話。山川さんかっこいいです。『五稜郭を落した男』とセットで読むと切ない感じ。伊藤が桂さんを「先生は大悪党だ」と考えてるシーンがいい。

Posted byブクログ

2009/10/04

戊辰戦争のときに24歳の若さで会津藩の家老だった山川浩を扱った本。初の女子留学生の一人・大山捨松の兄と言った方がわかる人多いかなー。彼自身の経歴が波乱万丈なので面白いのですが、この著者の書きっぷりが………軽……。明るいノリだったので☆ふたつ減点。<私はもうちょっと資料っぽい本が欲...

戊辰戦争のときに24歳の若さで会津藩の家老だった山川浩を扱った本。初の女子留学生の一人・大山捨松の兄と言った方がわかる人多いかなー。彼自身の経歴が波乱万丈なので面白いのですが、この著者の書きっぷりが………軽……。明るいノリだったので☆ふたつ減点。<私はもうちょっと資料っぽい本が欲しかったのよ。

Posted byブクログ

2009/10/04

彼岸獅子の舞が、ありありと浮かびます。大蔵の堂々とした策は圧巻。逆賊とされた会津の復活の物語。凄惨な会津戦争、復興に伴う痛み…涙なしには読めません。斉藤一も結構出てきます。気の強い時尾さんが可愛いです。 秋山先生の描く斎藤さんは飄々としていて良い味出してます(笑)

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2009/10/04

 世にも珍しい山川本ですよ!  会津の家臣、山川大蔵を主人公に会津戦争、明治陸軍での活躍を描きます。彼岸獅子も、おからも、谷さんの口説きももちろんありますよ。小出君、斉藤さんへの縁談話がものすごくツボでした。女心にも男心にも疎い山川さんがかわいらしいです。  もちろん会津開城、斗...

 世にも珍しい山川本ですよ!  会津の家臣、山川大蔵を主人公に会津戦争、明治陸軍での活躍を描きます。彼岸獅子も、おからも、谷さんの口説きももちろんありますよ。小出君、斉藤さんへの縁談話がものすごくツボでした。女心にも男心にも疎い山川さんがかわいらしいです。  もちろん会津開城、斗南移住、梶原さんとの対立など涙なしでは読めない場面も多々あります。  そして明治山川といえば山田少将ですが(笑)、ものすごいつんけんしてます。いろいろ気に食わないらしく、むっすりしてます。後にも先にも、ここまで人当たりの悪い山田は見たことがないです。

Posted byブクログ

2009/10/04

戊辰戦争後の会津の人々を中心に描いた作品、主役は会津の軍師山川大蔵ですが、新選組の斎藤一のその後の活躍(暗躍かな?)や彼の会津の人々との親交にも触れられていて、新選組好きな方にも是非お勧めしたい一冊です。 戊辰戦争の事など詳しく知らなかった私ですが、物語の冒頭、敵に包囲された鶴ヶ...

戊辰戦争後の会津の人々を中心に描いた作品、主役は会津の軍師山川大蔵ですが、新選組の斎藤一のその後の活躍(暗躍かな?)や彼の会津の人々との親交にも触れられていて、新選組好きな方にも是非お勧めしたい一冊です。 戊辰戦争の事など詳しく知らなかった私ですが、物語の冒頭、敵に包囲された鶴ヶ城へ堂々と帰還してくる若き会津軍師の姿にまずぐんと惹き込まれて、その後会津の人々が辿った様々な苦難や再生の様子に気がつけば一緒になって泣いたり笑ったりしていました。 また西南戦争へと至る大久保利通の苦悩や次第に私利に固執して腐敗していく官軍の様子に遣り切れなさを抱える木戸孝允の姿などもしっかり捉えられていて、維新で傷を負ったのは敗者も勝者も同じだったのだんだなと胸が熱くなりました。

Posted byブクログ

2009/10/04

私が山川さんに入れ込む原因となった本。こんなに幕末だけでなく明治も、こんなに面白いのか!と唸らされた本です。

Posted byブクログ