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銀河鉄道の夜 の商品レビュー

3.6

48件のお客様レビュー

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    16

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2013/11/01

「銀河・・」は、幾度も読んでいますが今回も。 併録されている、「雪渡り」「雨ニモマケズ」・・ 今回は、この二編を特に味わいました! 賢治ワールド・・心に染み入ります。

Posted byブクログ

2013/05/16

まさに傑作。私は成人して初めて読んだが、幼少の頃にも読むべきだったと思った。子どもと大人できっと違う視点で物語が読めたと思う。表面的な面白さと、読み終わったあと考察をしたくなる面白さ。二度楽しめた。

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2013/01/08

なんだかんだで初めてよんだ。 文句なしの☆5。 文字だけなのにその情景やら,雰囲気やらが伝わってくる。 「言葉」の表現幅は無限大なのかもしれない。

Posted byブクログ

2012/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もう一度読みかえすとカムパネルラは自分が死んでしまっていることを認識して鉄道に乗っているんですね。 情景や言葉の美しさはとても素晴らしく、図書館で借りてきた本だったので1冊手元に置こうと思う本でした。別の出版社のものをかってみようかな。 ただ最後のカムパネルラの死を、ジョバンニもカムパネルラの父も悲しみをおもてに出さず終わったところが後味が悪くて…まぁそこを愉しむお話はないのかな? 雪渡りはほっこりする素敵な話でした。こっちのほうが好みでした。

Posted byブクログ

2012/05/21

ジョバンニがカムパネラの死をあんまり哀しんでいないような終わり方がなんとも。。。だいたいの内容は知ってたけど、あえて避けていた本。なんとなく、モヤモヤするのは「風の又三郎」みたいかな。風の又三郎みたいな描写もあった。

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2012/05/17

満天の星空から、ジョバンニのもとへとやってきた銀河鉄道。 友人たちにからかわれるジョバンニのことを気にかけながらも、皆の前では動けずにいるカムパネルラ。 銀河鉄道の中で、二人は不変の友情を確かめあいます。 雁のお菓子や香しい苹果、そして贖罪のために身体を燃やす紅い蠍座…… 賢...

満天の星空から、ジョバンニのもとへとやってきた銀河鉄道。 友人たちにからかわれるジョバンニのことを気にかけながらも、皆の前では動けずにいるカムパネルラ。 銀河鉄道の中で、二人は不変の友情を確かめあいます。 雁のお菓子や香しい苹果、そして贖罪のために身体を燃やす紅い蠍座…… 賢治がひとたび言葉にするだけで、いつまでも忘れられないモチーフに変じるのは流石です。 通り過ぎる窓の外の美しい星々から一変、結末は銀河に口を開ける石炭袋のように、ジョバンニを包みこみます。 煌びやかな中にもどこか一貫して不穏な空気な漂うのは、やはり夜の物語だからでしょう。 長野まゆみせんせいの素晴らしい解説もついています。 手許に一冊おいておくのにぴったりではないでしょうか。

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2012/04/25

「銀河鉄道の夜」「雪渡り」「雨ニモマケズ」の3作を収録。 ジョバンニとカムパネルラの夜の幻想的な旅。

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2012/04/22

地上に川があって、夜空にも川があって、ジョバンニとカムパネルラは水面に映るその銀河を二人で歩いたのだろうか。みんなのほんとうの幸のためにすすんでその身を灼かれたことをほかが知ってさえいれば、それがさそりの幸なのだろうか。みんながみんなの幸を願う世の中は、それはそれで悲しいことのよ...

地上に川があって、夜空にも川があって、ジョバンニとカムパネルラは水面に映るその銀河を二人で歩いたのだろうか。みんなのほんとうの幸のためにすすんでその身を灼かれたことをほかが知ってさえいれば、それがさそりの幸なのだろうか。みんながみんなの幸を願う世の中は、それはそれで悲しいことのような気もする。

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2012/02/15

美しい言葉の連なり。 人を思う心と、自己犠牲の愛のお話。 色んな解釈があるのだけれど、私はジョバンニの幸いを願わずにはいられなかった。 解説の長野まゆみさん。 「すきとおったほんたうのたべもの」を味わうには中学生の頃が適している、と。 さて、私は大きく遠回りしてしまったみたいで...

美しい言葉の連なり。 人を思う心と、自己犠牲の愛のお話。 色んな解釈があるのだけれど、私はジョバンニの幸いを願わずにはいられなかった。 解説の長野まゆみさん。 「すきとおったほんたうのたべもの」を味わうには中学生の頃が適している、と。 さて、私は大きく遠回りしてしまったみたいです。

Posted byブクログ

2012/01/18

新潮文庫のと比べて文章が平坦な気がしました。気のせいかな?雪渡りは新潮文庫のほうには載ってなかったのでなんとも言えませんが。 天気輪の柱っていうのは、一体どんなものなんでしょう。想像の世界にどっぷりつからないと見れなさそうです。

Posted byブクログ