10代の子をもつ親が知っておきたいこと の商品レビュー
いつでも振り返りたい内容。 子どもと向き合うときに、大人のエゴをぶつけていないか、子どものことをちゃんと見ているか、その子がどんな性格だったり特性を持った子なのか。どんな風に声をかけるか、大人の気持ちの持ちようとしてはどうしていたらいいか。 目新しさはないかもしれないけど、何年...
いつでも振り返りたい内容。 子どもと向き合うときに、大人のエゴをぶつけていないか、子どものことをちゃんと見ているか、その子がどんな性格だったり特性を持った子なのか。どんな風に声をかけるか、大人の気持ちの持ちようとしてはどうしていたらいいか。 目新しさはないかもしれないけど、何年たってもそう変わらないこともある。時代や環境が変わっても、思春期の心の変化は思い返してみると、あの頃の自分と、今の子ども達とで大差ないように思う。だけど、大人でいると忘れてしまったり、つい軽く扱ってしまうから、大事なことは何度も反芻して立ち返りたい。
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■解決すべき不安と感じるしかない不安→後者は、「不安に感じるのは当然のこと」と思う。 親の不安を子どもに押し付けない ■評価ではなく気持ちを話す(おせっかい言わないで、うるさい は「評価」。心配かけてごめんね、私のせいであなたがつらいのはしんどい は、「気持ち」) ■一貫性が大事...
■解決すべき不安と感じるしかない不安→後者は、「不安に感じるのは当然のこと」と思う。 親の不安を子どもに押し付けない ■評価ではなく気持ちを話す(おせっかい言わないで、うるさい は「評価」。心配かけてごめんね、私のせいであなたがつらいのはしんどい は、「気持ち」) ■一貫性が大事。よい厳しさとは、「物差しがきちんとしてるか否か」。虐待は、物差しが大人の機嫌ひとつで変わる。 ■思春期の拒食症。真面目(秩序によって安定する。)なタイプに多い。思春期、想定外の事項に対面した際、「体重」という秩序のあるものをコントロールすることで安定を得ようとする。 ■心の病にかかりやすい人=他人との境界線が曖昧。「本人がいくら他人の顔色を読んでるつもりでも、実際には正しく読めていないものです。」 評価を下さず、気持ちを聞くこと。気持ちを聞く質問をすること。
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10年以上前の本になるので、今読むと特に目新しい情報はないかなという印象。 しかし、人間関係を構築していく上で大切なことが書かれているのは確かなので、覚えておきたい。
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2015年6月21日 納得できることばかり。 実行するのは大変そうだけど、このようなコミュニケーションの方法が取れれば、素晴らしいと思う。
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水嶋先生の本は静かで分かりやすく、知性的で、優しいです。 子供と一緒に、私も成長したいと思いました。
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・参考にしてほしい 非暴力コミュニケーション マーシャル・B・ロゼンバーグ ・どんなときでも受け入れる ・すべての感情は正しい
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親になる人にぜひ読んで欲しい一冊。自分は、大学生の時に関わった人に認められるまで、自分の存在そのものを肯定されるような機会がなかったんだろうなと思った。思春期を親自身がどう捉えて、どう子どもと向き合っていくかが、子どものその後の成長にとって重要になる。 この本で重要視している、コ...
親になる人にぜひ読んで欲しい一冊。自分は、大学生の時に関わった人に認められるまで、自分の存在そのものを肯定されるような機会がなかったんだろうなと思った。思春期を親自身がどう捉えて、どう子どもと向き合っていくかが、子どものその後の成長にとって重要になる。 この本で重要視している、コミュニケーション力と自尊心について、その関係性についても理解できた。変えられるものは変え、変えられないものは折り合いをつけるバランス感覚ってとても大事だと思った。嫌な自分とも向き合って、変えられない所とはうまく付き合っていけたらいいね。
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「生きてくれているだけでよい」と無条件に受け入れる事で自尊心を育てること。 子どもの行動への考え方や、接し方、褒め方、受け入れ方など思春期の子を持つ親にはバイブルとなる一冊。
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うんうん、と、いいながら読みました。 思春期の娘をもつママ友にも貸しました。 真剣に考えてヒントが欲しいときは、やっぱり、ネットより本を頼ってしまいます。
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思春期の娘の暴言にどうしたらよいのか?と悩んで、本書を手に取った。確かにこちらのつまらないプライドが子どもを追いつめている。大人として、せめてましな生き方を示したい。まだまだ自分はやれると思った。 ・P21:生まれつき決まっている4つの因子。冒険好き、心配性、人情家、粘り強さ。...
思春期の娘の暴言にどうしたらよいのか?と悩んで、本書を手に取った。確かにこちらのつまらないプライドが子どもを追いつめている。大人として、せめてましな生き方を示したい。まだまだ自分はやれると思った。 ・P21:生まれつき決まっている4つの因子。冒険好き、心配性、人情家、粘り強さ。後天的に作られる3つの因子。自尊心、協調性、精神性。by クロニンジャー。 ・P72:心の容量は、他人をどれだけ信頼できるかということに関わっている。 ・どんなタイプの離婚でも子どもの心に深刻なダメージを残す性質のものではない。ただし、良心の不仲を離婚後に持ち越す場合は別。 ・P179:無条件の愛とはネガティブな感情に苦しむことも含めて、子どもの存在そのものを認めてあげること。 ・P184:人間は他人を責めている時には、それ以上に自分のことも責めている。 ・P202:人は自分の被害者性が癒されて初めて、自分の加害者性を認識し、他人に対して心からの謝罪ができる。 ・P219:どうして?と聞いている限り、どうしても問題行動に焦点が当たってしまうが、「どういう気持ち」と聞けば、焦点を当てているのは本人の気持ちになる。 ・P227:「わたしは元に戻るのでしょうか?」という尋ねる患者さんには「病気になったのは、もともとのやり方がご自分には辛すぎたためなのですから、元に戻るのではもったいない。病気になったことをきっかけに、もっとご自分にとって気持ちの良い人生を手に入れましょう。」と答える。
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