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10代の子をもつ親が知っておきたいこと の商品レビュー

3.8

21件のお客様レビュー

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2015/05/17

娘とこの先もいい関係を築いていきたいと思い手にとった。「自己肯定力」がすべてを形づくる土台になると再確認できた。さらにそれを支える「コミュニケーション力」をどう育んでいくか具体例を挙げて書かれている。親も共に成長していく道標となる本。精神論ではなく医学的かつ平易な言葉で書かれてい...

娘とこの先もいい関係を築いていきたいと思い手にとった。「自己肯定力」がすべてを形づくる土台になると再確認できた。さらにそれを支える「コミュニケーション力」をどう育んでいくか具体例を挙げて書かれている。親も共に成長していく道標となる本。精神論ではなく医学的かつ平易な言葉で書かれていて非常に分かりやすい。家族には様々な問題が起きるものだと思う。ある大切なことさえ忘れなければいつでも幸せに向かって軌道修正していけるという論がとても心強い。子育てに関係なく人が幸せに生きるために知っておきたいことが満載です。

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2014/02/10

覚えておきたいのが、本書の前半。 人の性格には先天的な部分と後天的な部分があり、先天的な部分は変えることができないばかりか、変えようとすると有害ですらあるということ。 子育てに限らず、社会生活全般でも覚えておいて損はない知識だと思う。 後半は、まあ肩の力を抜いて、斜め読みするの...

覚えておきたいのが、本書の前半。 人の性格には先天的な部分と後天的な部分があり、先天的な部分は変えることができないばかりか、変えようとすると有害ですらあるということ。 子育てに限らず、社会生活全般でも覚えておいて損はない知識だと思う。 後半は、まあ肩の力を抜いて、斜め読みするのが吉。

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2013/12/31

性格は生まれつき決まっている因子がある。ただしそれは長所でもあり、短所でもある。だから、変えられない性格、子供の存在そのもの、子供の「現在」、感情をまず受け入れる。先ずは話を聞き、アドバイスや「評価」ではなく「気持ち」を話す。引き算の発想を捨て、子供ができるようになったことに注目...

性格は生まれつき決まっている因子がある。ただしそれは長所でもあり、短所でもある。だから、変えられない性格、子供の存在そのもの、子供の「現在」、感情をまず受け入れる。先ずは話を聞き、アドバイスや「評価」ではなく「気持ち」を話す。引き算の発想を捨て、子供ができるようになったことに注目し、子供が生きていてくれることに「感謝する」こと。親も子供もすべての人がベストを尽くしているんだと自分も他人も見られるようになれば! 親も自分の間違いを認めなきゃね。

Posted byブクログ

2013/12/05

役割期待と期待のズレ,特に境界線の話は自分の課題とも繋がるところがあった。 「自分は正しく相手の顔色を読んでいる」という思い込みはいずれ役割期待のズレにも繋がる,と。相手の顔色を読むコミュニケーションパターンを持つと相手が自分の顔色を読んで動くことを求めるようになり,自分と相手の...

役割期待と期待のズレ,特に境界線の話は自分の課題とも繋がるところがあった。 「自分は正しく相手の顔色を読んでいる」という思い込みはいずれ役割期待のズレにも繋がる,と。相手の顔色を読むコミュニケーションパターンを持つと相手が自分の顔色を読んで動くことを求めるようになり,自分と相手の境界がなくなってしまう。本当はコミュニケーションをとって確かめる必要があるということ。 うんうん,とわりと楽しんで読めた。 やっぱり自分のこともだけど,ケースに繋がったりしているとすんなり入るね。 1時間強ほどで読みきれました。面白かった。

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2013/03/17

思春期の子どもたちの問題行動や心の病について、「自尊心」と「コミュニケーション力」にスポットをあて、それらをどのように育てていったらよいか、親はどのように向き合っていったらよいのか。難しい年頃の娘をもつ母として、なるほどと思うことの多い一冊であった。

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2013/01/21

自己回復するための一冊。悩める10代にも読んでほしい。こう育ててくれなかった親を恨むのではなく、こう育ててもらえなかった自分を癒し、今後の人生を生きていこうと思えるために。

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2012/12/15

「多くの子どもは、気にしなければならないことが多すぎて、どれが大切なことなのかわからなくなっているという状態のように思います」とか「思春期になると、自分の努力だけではカバーしきれない問題がいろいろ起こってくるのです」など、子どもとつき合うときに心に留めておくべきことが書かれていま...

「多くの子どもは、気にしなければならないことが多すぎて、どれが大切なことなのかわからなくなっているという状態のように思います」とか「思春期になると、自分の努力だけではカバーしきれない問題がいろいろ起こってくるのです」など、子どもとつき合うときに心に留めておくべきことが書かれています。 自分の子どもだけに限らず、10代の子どもとつき合う時に頼れる本だと思います。

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2012/10/04

大人になるための必要な期間、 友人と接するように接する。もう子供ではない。 君の意見は? すべての事に意味がある。ゲーム中毒⇒自分の怖さを見つめなおす。 親が変わる。ex勉強、心配り。

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2012/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

■親が自分の不安をコントロールできない 過保護と言うのは大人が 「子どもに任せておいたら失敗するのではないか」という 親が自分の不安をコントロールできないがゆえに起こるもので 子どものためでなく、自分のための行為です。 ■問題行動の背景に在るもの 子どもの問題行動を読み解いていく場合には 表面的な出来事に振り回されずに 「この子はこの行動を通して何が言いたいのだろうか?」ということを。 思春期の子どもたちに関して 周りが問題と感じるものは 実はその多くがコミュニケーション不全を背景にしています。 外に向かう問題行動にしても 自分で自分を追い込んで病気になってしまう場合にしても 自分のストレスを言語的に表現できないために 問題行動や病気を通して訴えていると思えるケースがとても多いのです。 ■友達親子のツケは10年後に 友達親子の多くは 子離れしたくない親が子どもに媚びるケースがおおい。 ただ、親が不安定になるのを恐れて 子どもが媚びているケースもある。 母娘の関係が割る異性で 父娘の関係がよいということもあります。 いずれにしても、友達親子は10年後にツケがくると考えた方がいいでしょう。 娘は健康な大人になれない可能性が高い。 父親べったりのせいで 同世代の男じゃ物足りなくなっている人が居ます。 父の方がお金もあるし 物も知っているから当然なのですが 同世代の男に興味が持てなくなるというのは 問題です。

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2011/12/11

本を読む楽しさのひとつは、自分と縁のない世界に触れられること。そういう意味で、子供のないぼくが読むのも面白いかもしれない、と思って読んだら、けっこう普通に勉強になった。 頭ごなしに叱るのではなく、「気持ちを話す」というのは相手が子供じゃなくても対等なコミュニケーションの基本だろう...

本を読む楽しさのひとつは、自分と縁のない世界に触れられること。そういう意味で、子供のないぼくが読むのも面白いかもしれない、と思って読んだら、けっこう普通に勉強になった。 頭ごなしに叱るのではなく、「気持ちを話す」というのは相手が子供じゃなくても対等なコミュニケーションの基本だろうと思う。昔の大人が厳しかったからよかった、とい言われるのは、妥協せず一貫したものさしを用いていたことが「厳しくてよかった」のであって、殴ったり、怒鳴ったりという手段が「よかった」のではない、という下りは思わず笑ってしまった。なるほど。 ケガをすると痛むように、憂鬱なのは環境が自分にとって好ましくないという警告、というのは目からうろこ。

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