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風花 の商品レビュー

3.3

92件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    39

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    2

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2011/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前半は句読点が多い文に乗れなかったけど、後半は気にならなかった。夫の不倫、別居、決断できないでいる心・・・盛りどころは満載なのに話は静かに進んでいく。ちょっとモヤモヤ。

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2011/05/19

川上作品をたんたんとさっぱりしてると言う人が多いみたいですけど、私はちょっとねとっとしてるように思います。それでそれが時折ほしくなりんす。

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2011/05/17

私の精神状態が悪かったのかもですが、気分は晴れないしとらえどころがなくて、私にはちょっと合わなかったようです…

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2011/05/17

主人公がキャパ以上に頑張る姿が痛い。 でも、ほんとは強いのかもしれない。 仮定なんて、全然役に立たないってことを思わされる。 (2011.5)

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2016/07/30

掴み所の無い物語で、感想が書き難い。箇条書きにしてみると ・ストーリーは必然性が良く判らない。どうでもいい感じ。 ・のゆりと言う妙に魅力的な名前の主人公はフワフワして掴めない。 ・全体に川上さんらしい独特の雰囲気はある。 しかし、川上さん、すっかり恋愛小説家ですね。そして川上さ...

掴み所の無い物語で、感想が書き難い。箇条書きにしてみると ・ストーリーは必然性が良く判らない。どうでもいい感じ。 ・のゆりと言う妙に魅力的な名前の主人公はフワフワして掴めない。 ・全体に川上さんらしい独特の雰囲気はある。 しかし、川上さん、すっかり恋愛小説家ですね。そして川上さんの恋愛小説はどこか締りが無い。フラフラと揺れ続けるようです。リアルと言えばそうかもしれないけど、ちょっと苦手。 やっぱり私にとっての川上さんは「ウソ話」の人なのです。

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2011/05/15

文庫の帯につられて購入。7年目の結婚生活。愛は移ろい、心はゆっくりとすれ違っていく。」前半はどうしても主人公の妻に感情移入できなかったけど、次第に夫婦の力関係が変化していくのが面白かった。

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2011/08/29

静かな水面のような文章。特になんだということもなく、淡々と進むので若干退屈かもしれない。 まぁでもいつもの川上さんて感じ。

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2011/05/10

文庫本の帯がなかなか印象強かったので手に取った本。 川上さんの書くお話にしてはなんだか淡白というか生活感がない感じでした。 ゆっくりと淡々とながら話は進むので、飽きることはないですが、主人公の女性に共感はできないかな~? まわりにそういうタイプの女性もいないので、なんだか他人の...

文庫本の帯がなかなか印象強かったので手に取った本。 川上さんの書くお話にしてはなんだか淡白というか生活感がない感じでした。 ゆっくりと淡々とながら話は進むので、飽きることはないですが、主人公の女性に共感はできないかな~? まわりにそういうタイプの女性もいないので、なんだか他人の生活模様を観察しているようで不思議な感じだった。 嫌いじゃないけど、好きなお話ではないかな、、

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2011/05/15

大切な人でもすれ違い袂を分かつこともある。ゆっくりと 静かに 受け入れ、別れにたどりつく話。 ********* 衝撃はないけど、静かに、悲しい。辛いなぁ。

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2011/05/08

たんたんと、ぼんやりと、なかば他人事のような視点で続いていく生活。 夫が浮気、離婚をきりだされたという、本来ならもっと大事になりそうな状況ですら、主人公「のゆり」は自分の感情すらよくわからないままぼんやりと過ごしているように見えて、時にイライラしてしまう。危なっかしいというよりも...

たんたんと、ぼんやりと、なかば他人事のような視点で続いていく生活。 夫が浮気、離婚をきりだされたという、本来ならもっと大事になりそうな状況ですら、主人公「のゆり」は自分の感情すらよくわからないままぼんやりと過ごしているように見えて、時にイライラしてしまう。危なっかしいというよりも、しっかりしなさいよ、と言いたくなるような。 しかし読みすすむにつれて、何も変わらないように見えても「のゆり」の中ではたしかに何かが変わっていることに気づく。静かで動かない。自分の居場所が「ここ」なのかどうかすらわからないけれど、たしかに変わっていく。 あ、ひとってこういうものなのかもしれない、と思う。 ダイナミックに、エモーショナルにイベントに反応するだけじゃなく、ただじっとしているだけでも心の中が少しずつうつろっていったり、熟成していったり、何かがさだまったり、揺れ動いたり。 共感できるタイプの主人公ではないけれど、たんたんと流れ移ろう日常の描き方は川上弘美さんならではの描写だと感じるし、その実、ちょっとこわく感じてしまったりもするのだ。

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