47都道府県女ひとりで行ってみよう の商品レビュー

益田ミリ【著】

2024/11/26

旅を、自分で勝手に大袈裟に定義してしまう人！
たとえば、、、
名物、食べなあかん！
名所、見に行かなあかん！みたいな。

そんな必要、全く無し！
飛行機に乗らなあかん距離を移動してきたって、ごはんはデパ地下でも、なんならコンビニでもいいやん。
とはいえ、最初はそう割り切れず、名物やからってその食材苦手やのに、頼んで残すのはあかんけど。
名所みたいなとこも、結局、見る側のコンディションやスタンスによりどうとでも変容するし。
だから、気負わず好きにしたらいいやん。

っていう考えが、全都道府県を訪れているうちに濃く染みてくるんだけど、そもそもこの本、結構読む人を選びそう。

多分それは、書いている人の人となりによるんだろうけど、まあ、色んな人がいるよなって思う。
確かに、この本には、旅に対してのワクワクはほとんど無い。
ただ、旅に出た際に感じることがある、後ろ向き感満載の、「あーあるよな、こういうの。（だったらなんで来てん！？って話やけど）」が、めちゃくちゃストレートに詰まった本だと思う。
旅を美化するのも違うと思うし、そういう感想・思いがあっても、それはそれでいいんやないかなぁ。

2024/11/25

どこかひとりで旅をしてみたいなと
思っていた時に見つけた一冊、
どんぴしゃ過ぎて迷わず購入！

益田ミリさんの作品は初めましてだったけど、
ゆるゆるーとした文章はなんだか心地よく
あっという間に読了

"気の向くまま"って
むしろひとり旅の醍醐味じゃん！
とこの本が教えてくれた

私も気負わずフラッとどこかへ
ひとり旅をしてみよう
さあ、どの県から旅を
始めてみようかなあ･･･♡

2024/11/21

半強制的に日本全国旅行するっていいかもと思わせてくれた

そのうち時間とお金に余裕ができたら
日本中旅行してみたい

当然だけどエッセイなので
その人なりが著されていて
ああこういう方なのかと…

わたしなら
目一杯観光地を巡って
名物を食べるために奔走しそう

2024/11/20

猿山でこの中にいる私はどれ？　
美しいものほど　360度裏側もみる
あえて、ありえない組合せのサンドイッチ

出来ない事を克服する必要はない
したいか？気持ちがあるか？

旅で人と無理にふれあわなくていい。
気の向くまま、自分がしたきゃすれば良い。

アレしなきゃ、コレ食べなきゃと気負う必要は無い
横切るだけでも旅。その土地の空気を吸うだけでも良い

人は他人の旅話は対して聞きたくない。
情報や主観を知り、参考にはしたい。

以上の言葉に強く共感し、安心もした。

2024/11/19

すごく好みな本でした。
そして、47都道府県全て行こうと思って実際に行く行動力。見習いたいです。
読み終わって影響されて私も行きたい！と思い、まずは静岡から始めてみようと思い、近々出向きます。
そんな素敵な影響を受けられる本です。

2024/11/17

”海外旅行の醍醐味は異文化コミュニケーションを楽しむことだ”みたいな風潮ありますよね。”私は行きたい所に行ってるだけで、別に交流は求めてないけどな。なんならほっといてほしい、leave me alone”といつも思ってたけど、そういうことをおおっぴらに言ってる人ってあんまりいなくて…益田さんよくぞ言ってくれた！

旅のスタイルは人によるよな〜、一人旅してると同じように旅行中のコミュ力おばけみたいな人が話しかけてくれることもあって、軽く話すのは楽しいけど、一緒に行動しよってなるとそれはちょっと…みたいなね。

交流は求めてなくても向こうからやってくるし、交流がなくても旅は楽しい。

2024/11/11

読後思い切り触発されてしまった！
旅に対する姿勢がとっても自分に合っていて、こんな風にひとり旅してみたいな〜という気持ちになった。自分の住んでいる県が出てくると「えっ、こんなところに来てくれたの！？」となったし、旅をしたことがある地域にはうんうん、わかるなーとニヤニヤ顔で読んでいた。
残念ながら経済力が乏しいので、毎月旅行はできないけれど何年かかっても、47都道府県を私も制覇してみたいと思った。

2024/11/02

　観光しなくても、ただ訪ねるだけでいい旅。名物を食べなくても、ホテルで好きなものを買ってきて食べるだけでも、その県を訪ねて感じたことが心に残る。
　うらやましいなあ、私もまねしてみたいなあと思った。
　少なくとも、今まで行ったことのない県を踏んでみたい。

2024/10/27

益田ミリさんが一人で47都道府県を旅したエッセイ。ざーっと旅した記録を読んでいる感じのものでした。
旅行すると、せっかく来たから観光して、名物食べて、お土産買って…と、慌しくしてしまうけれど、本当はもっと気楽に過ごせばいいんだろうなと思えるエッセイでした。
私もいつか全都道府県を巡りたい。この本を読んで、特に佐賀県、高知県、栃木県に行きたくなりました。

2024/10/20

奥さんと二人で47都道府県の旅行をする計画を立てているため興味を持って読んだ本。
隙間時間に手軽に読めて重くなくて初心者に読みやすかった。
小説を今後書く機会はないと思うけどいつどこに行った。って日記のような形で旅の思い出を書いてみようかなぁと思ったり思わなかったり。記憶力が乏しい自分にとってはいいかもしれない。
小説の感想としては観光地で有名なもの食べたい気持ちはわかるけど苦手なものは頼まず楽しんでほしかった。(笑)
ほんまに益田さんが「ただ行ってみるだけ」の小説やった笑