アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う の商品レビュー
サイバーパンクでファンタジーでラブコメディという盛りだくさんな小説。 紳士淑女に吸血鬼、人狼亡霊が闊歩する、そんな素敵なヴィクトリア朝ロンドンで、異界の者を無効化するヒロイン――なのに乙女成分より勝ち気が強い、――そんなレディと人狼の恋やいかに。 ……結局は“リア充爆発しろ”に...
サイバーパンクでファンタジーでラブコメディという盛りだくさんな小説。 紳士淑女に吸血鬼、人狼亡霊が闊歩する、そんな素敵なヴィクトリア朝ロンドンで、異界の者を無効化するヒロイン――なのに乙女成分より勝ち気が強い、――そんなレディと人狼の恋やいかに。 ……結局は“リア充爆発しろ”になるわけですが(笑)。 脇の登場人物も濃いのばかりで、サイバーというよりはファンタジックパンクかも。
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本屋でだいぶ前に見かけて。思い出したので読んでみた。想像以上にラノベ&ポルノ。盛り上げ方がうまく面白い。 ●面白かった点 ストーリーが面白い。 展開が早い。 ●気になった点 SF感は少ない。スチームパンク(と言うか懐古趣味)としてもマアマア。 結構ポルノ。
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人間と異界族が共存する19世紀のイギリス。 異界族とは、吸血鬼、人狼、ゴーストらの総称で、原文では supernaturalとある。 そういう世界で、主人公アレクシアは反異界族、すなわち〈魂なき者〉(ソウルレス)であり、異界族の能力を打ち消すことができる特異な存在である。 永遠...
人間と異界族が共存する19世紀のイギリス。 異界族とは、吸血鬼、人狼、ゴーストらの総称で、原文では supernaturalとある。 そういう世界で、主人公アレクシアは反異界族、すなわち〈魂なき者〉(ソウルレス)であり、異界族の能力を打ち消すことができる特異な存在である。 永遠の命と超人的な能力を持つ異界族は、人間から恐れられつつも社会に受け入れられ、イギリス政府の中枢にまで入り込んでいる。 そんな異界族も、ただのオールドミスであるアレクシアの能力にはかなわないところが皮肉っぽくておかしい。 19世紀の上流社会では、若干25才にしてオールドミスの烙印を押され、しかもイタリア人のハーフということでさらにハンデを抱えるアレクシアが、持ち前の気の強さと腕っ節の強さで、人間も異界族をも翻弄する活躍が小気味よい。
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ちょっと想像してた話より一回りファンタジーな世界でした。吸血鬼と人狼が実在して人間社会にまざって暮らす19世紀のロンドンでのアレクシア女史の冒険物語。 生活風習とか、現代日本人にはピンとこない感じがあり戸惑うことも多かったけど、そこそこ面白かったです
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吸血鬼や人狼が人類と共存する19世紀のロンドンを舞台に、なんて設定の冒険譚。「新世紀のスティーム・パンク」という謳い文句には??、というかSF要素はかなり薄く、ファンタジー活劇という感であります。 ティーン向けな文体と内容でありながら、主人公のラヴロマンスが始まるといきなり直...
吸血鬼や人狼が人類と共存する19世紀のロンドンを舞台に、なんて設定の冒険譚。「新世紀のスティーム・パンク」という謳い文句には??、というかSF要素はかなり薄く、ファンタジー活劇という感であります。 ティーン向けな文体と内容でありながら、主人公のラヴロマンスが始まるといきなり直接的な性行為の描写が・・・。しかし面白い。
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エリザベス女王治世あたりで枝分かれした感じのifモノ。社交界とか街の様子は19世紀ロンドンなのに、人狼あり吸血鬼ありゴーストありな世界観が楽しい。 スチームパンクって言うのは、ヴィクトリアンだから?空想科学的な要素は後半に強めです。 アレクシアの今後が気になる!あと、ライオール教...
エリザベス女王治世あたりで枝分かれした感じのifモノ。社交界とか街の様子は19世紀ロンドンなのに、人狼あり吸血鬼ありゴーストありな世界観が楽しい。 スチームパンクって言うのは、ヴィクトリアンだから?空想科学的な要素は後半に強めです。 アレクシアの今後が気になる!あと、ライオール教授とフルーテの活躍も期待です
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設定が面白い。 19世紀のロンドンで、吸血鬼、狼男、ゴースト、ソウルレス(主人公)と人間が共存しながら住んでいる。 ソウルレスはオールドミスの黒髪、色黒の女性だが、彼女が吸血鬼などなどに触れると人間に戻るという設定。 科学者が偽吸血鬼を作り、戦う話。 突拍子も無い話だ...
設定が面白い。 19世紀のロンドンで、吸血鬼、狼男、ゴースト、ソウルレス(主人公)と人間が共存しながら住んでいる。 ソウルレスはオールドミスの黒髪、色黒の女性だが、彼女が吸血鬼などなどに触れると人間に戻るという設定。 科学者が偽吸血鬼を作り、戦う話。 突拍子も無い話だが、引き込まれていった。 あと、アケルダマという吸血鬼が、このソウルレスを呼ぶときの呼び名がとても面白く、かわいいキンポウゲ。花びらちゃんとか。それもまた笑えた。
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元気のいいヒロイン、登場です。 歴史ミステリの雰囲気もありますが~歴史改変ファンタジーみたいでもあり。 ジャンルとしては、パラノーマル・ロマンスかも? 19世紀末、ヴィクトリア女王の治世。 吸血鬼や人狼が組織化され、一般人には手を出さないことで認められている世界という設定。 満...
元気のいいヒロイン、登場です。 歴史ミステリの雰囲気もありますが~歴史改変ファンタジーみたいでもあり。 ジャンルとしては、パラノーマル・ロマンスかも? 19世紀末、ヴィクトリア女王の治世。 吸血鬼や人狼が組織化され、一般人には手を出さないことで認められている世界という設定。 満月の夜にだけ変身し野獣化する人狼は、自ら自邸の牢獄に閉じこもることになっていた。 アレクシア・タラボッティは、頭がよく気丈だが、婚期を逃している26歳の令嬢。 亡き父親がイタリア人だったため、ロンドン社交界ではいささか浮いてしまう濃い色の肌に大きめの鼻。 じつはロンドンでただ一人の<魂なき者>(ソウルレス)反異界族。これも父の血を引いている。 母と再婚相手との間に二人の妹があり、俗物揃いの家庭ではみ出し者扱いのアレクシアは半ばシンデレラのよう? ソウルレスであることも隠しているため、気が強い割には自己卑下の習慣もついていた。 ウールジー城人狼団のアルファ(組織のトップ)であるマコン伯爵は人の姿でも大柄で、誰との決闘にも勝ち続けている。 アレクシアとは、社交の席で顔を合わせては口げんかになる間柄。 アレクシアがソウルレスであることはもちろん、人狼や吸血鬼には知られていた。アレクシアが触れると、そのときだけ彼らは無力化してただの人間の姿に戻るのだ。 ところが、そういった事情を何も知らない吸血鬼に襲われ、乱闘の末にパラソルでやっつけてしまう。 か弱いふりで気絶して見せたアレクシアだが? 地域では、はぐれ吸血鬼が増えているという奇怪な現象が起きていた。 アレクシアは何者かに付けねらわれ、マコン伯爵はそれを守ろうとするうちに、気持ちを抑えられなくなり‥? 出会うたびにキスを繰り返しながら、アレクシアの思い込みと、人狼の風習との違いで、恋愛模様は大混戦? 情報通でおしゃれな最長老の吸血鬼アケルダマ卿や、マコン伯爵の副官で冷静なライオール、気弱なアメリカ人科学者、アレクシアの家の有能な執事など、脇もいい味出しています。 吸血鬼を撲滅しようとしている組織に、研究材料として囚われたアレクシアは‥?! 当時の雰囲気と架空の設定を上手く織り交ぜて~面白い読み物に仕上がっています。 楽しめました☆ 著者はカリフォルニア生まれ。母は英国人。 厳格な家庭から逃げ出すため英国で考古学、カリフォルニア大学で人類学を学んだという。 2009年本書でデビュー。 評判を呼び、ローカス賞などいくつかの賞にノミネートされる。 ベストセラーリストにも。
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きゅん本探してオススメしてもらって購入。 読み始めのイメージと違ってロマンス多めで期待通り。 一作目でくっついてしまったので今後どう展開するのか楽しみ。
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いわゆるヴァンパイアものと思って読み出したら、吸血鬼や人狼が人類と普通に共存しているヴィクトリア朝のお話。 母親が再婚して築いた家族のなかで孤立し、勝気な性格にも関わらず自分を卑下する癖のある主人公が自分の人生に踏み出す物語でもあります。 結婚式当日に準備を抜け出して友人の吸...
いわゆるヴァンパイアものと思って読み出したら、吸血鬼や人狼が人類と普通に共存しているヴィクトリア朝のお話。 母親が再婚して築いた家族のなかで孤立し、勝気な性格にも関わらず自分を卑下する癖のある主人公が自分の人生に踏み出す物語でもあります。 結婚式当日に準備を抜け出して友人の吸血鬼と日没を見る短いシーンが好き。
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