茨の木 の商品レビュー
何かにつけて息子たちに誓約書を書かせる父。その誓約書を通して弟に伝えた兄からのメッセージ。著者が描く「家族」の物語が、どこにでもあるようで、だけどそれを描くのはとても難しくて、読んでいてどこか懐かしい気持ちになった。
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佐田さんの本は日本語が美しい。 こんな冒険談も書いてしまうんですね。 先に書いた書評が消えてしまいました。
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とても心暖まるお話。 さださんのこう云う話は本当に素晴らしい。 小説って感じそのものなんだけど、でも泣かされるんですよねえ~ いいなあ花子ちゃん。
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さださんの話、好きだなぁ。 よくよく考えると、救いようの無い部分もあって、話の続きを想像すると、少し悲しくなりますが、 それ以上に登場する英国の方々の人物像が素敵でした。
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読み終わったあとに温かい余韻が残る本は大好きです。 「ご飯は笑って食べるもんたい」にドキッとしました。 最近、慌ただしくて笑って食べていないなと気付かされました。
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いつもさださんの小説には泣かされてきた私ですが、今回は涙は出ませんでした。けれど一つのバイオリンを巡り、兄弟親子のつながりが上手く表現されているなと感動しました。
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やさしい文章でとても読みやすかったです。 イギリスに渡ったあとからはぐいぐいと引き付けられあっという間でした。辛いことや嬉しいことも一番良い時に巡って来るんだな~と思える話でした。 花子ちゃんがナイスです。
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とってもすてきな物語です お話は父が亡くなったことから始まります 父に会ったのは兄と言い争いをして実家を飛び出した・・・それが最後でした 実家は古い酒屋で真二はコンビニにした方が良いと提案しましたが兄が反対した・・それが理由・・ 大人気なかったと後悔しています 兄の体にも異変が・...
とってもすてきな物語です お話は父が亡くなったことから始まります 父に会ったのは兄と言い争いをして実家を飛び出した・・・それが最後でした 実家は古い酒屋で真二はコンビニにした方が良いと提案しましたが兄が反対した・・それが理由・・ 大人気なかったと後悔しています 兄の体にも異変が・・・・ そんな時、兄から届いた父の形見の『ヴァイオリン』 このスコットランドで制作されたヴァイオリンの故郷を見たいと旅立ちます そこで出会う響子というガイド・・そして天使・・花子 http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-120.htmlより
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これまで読んできた、さだ小説とは違う印象だったが、最後にきたね~さだまさしの真骨頂が。身近な幸せを見落としてないかい?と今回もやさしく肩をたたかれたようだった。 この話は、認知症になってしまった兄との家族愛がテーマなんだけど、解夏の中にもいわゆる呆けと家族愛をテーマにした作品があ...
これまで読んできた、さだ小説とは違う印象だったが、最後にきたね~さだまさしの真骨頂が。身近な幸せを見落としてないかい?と今回もやさしく肩をたたかれたようだった。 この話は、認知症になってしまった兄との家族愛がテーマなんだけど、解夏の中にもいわゆる呆けと家族愛をテーマにした作品があったのを思い出した。あの作品はこれまで読んだ作品の中でも、大きく私の心を揺さぶった作品で、今の私の価値観の重要素になっている気がしている。
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