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インディアン・サマー騒動記 の商品レビュー

3.5

28件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

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2019/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・夜の床屋 ★★★ 良いと聞いて読んだけど、普通だった。 ・空飛ぶ絨毯 ★★★★★ 面白かった!ファンタジー系の不思議な話かと思ったがミステリー系やった。 海霧の町とか素敵すぎ。 ・ドッペルゲンガーを捜しにいこう ★★★★★ 普通に面白かった!さくっと読めるので◎ ・葡萄荘のミラージュ ★★★★★ 気付いたらこの作品の虜になってた。 宝探しの話かと思いきや、エピローグまで一気読み。 むちゃむちゃ面白かった!!

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2019/02/26

「もしかして俺たち―遭難してるのかな」「遭難と決めるのはまだ早い。要は気の持ちようだ」軽い気持ちで登った山で道に迷い、その夜無人駅に泊まる羽目に陥った大学生・佐倉とその友人・高瀬は、廃屋と思い込んでいた駅前の建物“三上理髪店”に深夜明かりが灯っているのを目撃する。好奇心に駆られた...

「もしかして俺たち―遭難してるのかな」「遭難と決めるのはまだ早い。要は気の持ちようだ」軽い気持ちで登った山で道に迷い、その夜無人駅に泊まる羽目に陥った大学生・佐倉とその友人・高瀬は、廃屋と思い込んでいた駅前の建物“三上理髪店”に深夜明かりが灯っているのを目撃する。好奇心に駆られた高瀬は佐倉が止めるのも聞かず、理髪店のドアを開けてしまう。そこには…第四回ミステリーズ!新人賞受賞作の「夜の床屋」ほか、子供たちを引率して廃工場を探索することになった佐倉が巻き込まれる、真夏の奇妙な陰謀劇「ドッペルゲンガーを捜しにいこう」など全七編。“日常の謎”に端を発しながら予期せぬ結末が用意された、不可思議でチャーミングな連作短編集。

Posted byブクログ

2016/04/08

連作短編集,でぐるっと回って元に戻る?という感じ. すっきりというのとも違うけれど,あえて言えば清潔な感じのするミステリー.見え隠れする人魚の存在が,香りとともに,怪しい不思議な雰囲気を醸し出している.

Posted byブクログ

2015/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「葡萄荘のミラージュ Ⅰ」まではよくある“日常の謎系ミステリ”だと思って読んでいたら「葡萄荘のミラージュⅡ」から急にファンタジーが入ってきてビックリ。 ファンタジーの入ったミステリーも嫌いじゃないけれど、前半の佐倉くんの遭遇する“日常の謎”の方が好みだったかな。

Posted byブクログ

2015/03/08

「夜の床屋」と改題されて文庫版が売れているらしい。いわゆる日常の謎系の連作短編、と思わせて、最後にちょっとした仕掛けが。個人的にはちょっと違和感の残る仕掛けだったな。個々の短編は面白いですよ。

Posted byブクログ

2015/02/24

+++ 「もしかして俺たち―遭難してるのかな」「遭難と決めるのはまだ早い。要は気の持ちようだ」軽い気持ちで登った山で道に迷い、その夜無人駅に泊まる羽目に陥った大学生・佐倉とその友人・高瀬は、廃屋と思い込んでいた駅前の建物“三上理髪店”に深夜明かりが灯っているのを目撃する。好奇心に...

+++ 「もしかして俺たち―遭難してるのかな」「遭難と決めるのはまだ早い。要は気の持ちようだ」軽い気持ちで登った山で道に迷い、その夜無人駅に泊まる羽目に陥った大学生・佐倉とその友人・高瀬は、廃屋と思い込んでいた駅前の建物“三上理髪店”に深夜明かりが灯っているのを目撃する。好奇心に駆られた高瀬は佐倉が止めるのも聞かず、理髪店のドアを開けてしまう。そこには…第四回ミステリーズ!新人賞受賞作の「夜の床屋」ほか、子供たちを引率して廃工場を探索することになった佐倉が巻き込まれる、真夏の奇妙な陰謀劇「ドッペルゲンガーを捜しにいこう」など全七編。“日常の謎”に端を発しながら予期せぬ結末が用意された、不可思議でチャーミングな連作短編集。 +++ 「夜の床屋」 「空飛ぶ絨毯」 「ドッペルゲンガーを探しにいこう」 「葡萄荘のミラージュⅠ」 「葡萄荘のミラージュⅡ」 「『眠り姫』を売る男」 「エピローグ」 +++ 途中までは、単なる短編集かと思って読んでいたのだが、次第にすべての物語が少しずつ繋がっていることが判り、――やや無理やり感もあるが――そうだったのか、と思う。どれもほんの少し異世界めいて不思議なのにもかかわらず、主人公たちが割と平然と日常的に対処しているのも別の意味で不思議な気もしなくもない。もしも自分がまきこまれたら、と思うと恐ろしくなる一冊でもある。

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2014/08/30

「インディアン・サマー騒動記」沢村浩輔◆夜にだけ開く床屋、宙に浮く絨毯、猫の集まる館…お人好しの佐倉くんは四季折々の謎に巻き込まれる。よくある日常系ミステリの短編集かと思いきや、最後に鮮やかなジャンプが決まるこの感じはなかなか良い。そして私は相変わらず宝探し系の話が好きなようだ。

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2014/07/22

連作短編集。 一話目を読み終えて、あまり面白さが理解できず投げ出しそうになってしまった。けれど、最後まで読んで良かった〜。読み進めていくうちにどんどん面白くなり、やめられなくなった。 全編に漂うぼんやりした不穏な空気が好き。 最後のほうで、世界観が大きく揺らぐようなところも(多少...

連作短編集。 一話目を読み終えて、あまり面白さが理解できず投げ出しそうになってしまった。けれど、最後まで読んで良かった〜。読み進めていくうちにどんどん面白くなり、やめられなくなった。 全編に漂うぼんやりした不穏な空気が好き。 最後のほうで、世界観が大きく揺らぐようなところも(多少豪快すぎる気もしたけれど)楽しめた。

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2013/11/02

【収録作品】夜の床屋/空飛ぶ絨毯/ドッペルゲンガーを捜しにいこう/葡萄荘のミラージュⅠ/葡萄荘のミラージュⅡ/『眠り姫』を売る男/エピローグ

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2013/08/18

大学生が主人公の日常の謎系な短編集かと思いきや、途中からガラッと話しが変わって面白かった!改めて最初から読み返してみたくなる。(納得いかない箇所もあるけど)

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