崩れる の商品レビュー

貫井徳郎【著】

2013/02/03

貫井徳郎の作品で初めて短篇集を読んでみた。
短編でも、長編と同じくゾクっとするようなところがあり、読みごたえもあった。
でも一回で良いかな、と思ってしまうのが短篇集かなと。

結婚にまつわるいろんなゾワゾワする話。なさそうでありそう、というか妙にリアルなのがやっぱり面白い。

2013/01/29

最初の「崩れる」を読んで、いや～な予感を持ちながらも
ずっとゾクゾクしながら読んで、読み終えて悲しくなるという
気持ちが下の方で、行ったり来たり忙しかったです
何の根拠も無く、人のことを上から見て痛い目にあったり
思い込みは、悲しい結果しか産まないの？と悲しくなったり
ありそうで、わかりそうで、見たくなかったことを見てしまったようで
ちょっと暗い？気持ちで読み終わりました
貫井徳郎さんの短編は初めてでしたが、長編小説の方が好きだな

2013/01/23

さすが貫井徳郎！短編集だけど、各ストーリーどれもが小気味良いヒヤリ感を後に残し、グイグイ読ませちゃう。

2013/01/13

ストーカー、ママ友、パート主婦、疑似デート、社会問題になっている話題が盛りだくさんだけど、この小説が書かれた頃には、これらの言葉がなかった時代というから驚き。

2013/01/12

怖い！と書いてあったので読んだけど……
別に怖くなかった((((；゜Д゜)))
これを怖いと思えない自分が怖いのか怖い。

2013/01/02

さくっと読める短編集。あまり短編は好きではないのだけれども、これは面白かった！短編なのに、どの作品も先が気になってどんどん読み進めていきたくなる衝動をしっかり味わえました。

まだ外が明るいうちに読みたい作品ばかり。ぞくっとする。特に一つめの作品は衝撃的だった！

初版は10年以上も前に刊行されたようで、まだ携帯やSuicaが普及していなかったり、公衆電話が登場したり、所々懐かしさを覚えるところがあったのだけれど、ストーリー自体は今読んでも新鮮なのが不思議。

M商事っていうところでは思わずクスリと笑ってしまった！

たまにはこういう短編集もいいなぁ。

2012/11/11

結婚にまつわる８つの短編集。
全部、さらっと読めて面白かった。
普段、だれに何を思われているかわからないなぁと
少しぞっとするような、だれを信じればいいのか
不安になるような作品が多かった。

2012/09/20

　現代の社会問題を「結婚」というテーマで描き出す8つの短編小説。いずれの話も狂気をはらんでいる。それほどに現代は狂った時代なのだろうか、取り上げるテーマが家族崩壊、ストーカー、DV、公園デビューなど。短編のわりにはしっかりと描かれていると感じた。著者の文章力なのだろう、好感がもてる。

2012/09/20

表題の「崩れる」が、一番ホラーだった。「追われる」は本当にこういう人いそう。全体的にさらりとしたホラー。

2012/09/12

話の作りはうまい。
が、単純に短編だからか話に深みがない。　
話を構成する上でのテクニックやトリックは切れ味が鋭い。
しかし、薄い。

やっぱり男は黙って長編だっ！！