大人の流儀 の商品レビュー
会社の先輩から勧められて手に取った。 著者の言葉ではないが、本の中ででてくる「悲しみはいつかは終わりが来るもの」という言葉が素敵だ。いつか訪れるであろう悲しみに対しての向き合い方が学べた気がする。
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会社の同僚に借りて読んだ。 自分の子どもっぽさを払拭するためのヒントが無いかと期待したが、その目的は達成されず。 その代わり、城山三郎の「無所属の時間」が引用されていて、時には全ての役割から開放された、どこにも所属しない時間の過ごし方が重要であること、を思い出したことはよかった。
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”大人”ってなんだろう。 正直、歳を取る度にわからなくなってくる。 どんな”大人”になるべきか。 どういう振る舞いをするのが”大人”なのか。 正解なんてないけれど、自分の答えを出すには指南書としてとても参考になる。 これまでの経験や体験を交えながら、現代社会の問題や疑問に一言...
”大人”ってなんだろう。 正直、歳を取る度にわからなくなってくる。 どんな”大人”になるべきか。 どういう振る舞いをするのが”大人”なのか。 正解なんてないけれど、自分の答えを出すには指南書としてとても参考になる。 これまでの経験や体験を交えながら、現代社会の問題や疑問に一言もの申している伊集院さんの歯切れの良さが爽快。 愛する人とのお別れから生き方についても考えさせられる。 伊集院さんの思考をちょっぴり覗ける一冊。
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「大人」の条件っていうと、自分なりの死生観を持っているかどうかにかかっていると思うんだけど、その点で、本書の最後の15ページを使って書かれた夏目雅子さん(著者の前の奥さん)の死に際のエピソードは印象深かった。まあ、こういう経験はしないで済むに越したことはないのだけど、ただ観念的に...
「大人」の条件っていうと、自分なりの死生観を持っているかどうかにかかっていると思うんだけど、その点で、本書の最後の15ページを使って書かれた夏目雅子さん(著者の前の奥さん)の死に際のエピソードは印象深かった。まあ、こういう経験はしないで済むに越したことはないのだけど、ただ観念的に「死」を捉えるだけでまっとうな死生観を持とうとしても、それはそれでなかなか難しいものがある。私の数少ない友人の一人が3年前に自殺した時も、正直、あまりリアルに捉えることができなかったし。(本人には申し訳ない話なのであるが…)
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エッセーなので気楽に読んだけど、やっぱり 伊集院氏独特の空気があるんですね。 ゴルフの逸話は面白かったなぁ。 何か最近、ちょっと小さくなってるよねぇ。 思考まではサラリーマン化したくない。 「それがどうした」 って言葉がよく出てくるんだけど、コロコロと トップが変わる政治家...
エッセーなので気楽に読んだけど、やっぱり 伊集院氏独特の空気があるんですね。 ゴルフの逸話は面白かったなぁ。 何か最近、ちょっと小さくなってるよねぇ。 思考まではサラリーマン化したくない。 「それがどうした」 って言葉がよく出てくるんだけど、コロコロと トップが変わる政治家の思考回路とは違うん だよな。 そこは、やっぱり「覚悟」だと思うのだ。 それは生きる上での美学でもある。 それを読みながら感じた。
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その名のとおり筆者の思う『大人の流儀』についていろんな面から語られている。読書対象は新入社員あたりをイメージされているようだ。 新入社員のころ読んでたらなぁ〜というところも結構あった。けれど、たとえ本書に出会っていてもその通り実践できてたかどうかは懐疑的…。
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何かのテレビ番組をみた事が本書を読むきっかけ。 格好良い大人の男として肩で風を感じる生き方が書かれているのだ ろうと期待したが、世代の違いか感性の違いなのか、格好良いというより ちょっとだらしないのではと感じる部分もあった。 相手との距離感や自分の生き方を決めるのは自分だと ...
何かのテレビ番組をみた事が本書を読むきっかけ。 格好良い大人の男として肩で風を感じる生き方が書かれているのだ ろうと期待したが、世代の違いか感性の違いなのか、格好良いというより ちょっとだらしないのではと感じる部分もあった。 相手との距離感や自分の生き方を決めるのは自分だと 改めて考えるヒントがたくさんあった。
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最後の夏目雅子さんを看取ったときの飾らない思い出話と大人にはそれぞれの事情があるという深い言葉に感銘を受ける。年齢を経れば経るほどこの人の言葉の理解が深まるのだと思う。
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伊集院静の文章をはじめて読んだ。これまでの勝手な印象としては物静かなインテリな感じの人物を想像していたのだが、けっこう違っていた。 酒はするし、ギャンブルはするし。でも、いろいろな苦節を乗り越えているのだろう、なんか、格好いい。 説教っぽいところもあるけど、適度に冗談も交えていて...
伊集院静の文章をはじめて読んだ。これまでの勝手な印象としては物静かなインテリな感じの人物を想像していたのだが、けっこう違っていた。 酒はするし、ギャンブルはするし。でも、いろいろな苦節を乗り越えているのだろう、なんか、格好いい。 説教っぽいところもあるけど、適度に冗談も交えていて、受け入れやすい。身近にこういう大人がいたらついて行っちゃうかもしれない。 品よく生きるっていうことを考えさせられた。
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人生を楽しむ。 人を思いやる。 時々哀しむ。 辛いことが多い人生だけど、みんなで楽しくやっていこうよ。そんな本。色男・伊集院静の生き様。
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