とんでもなく役に立つ数学 の商品レビュー
分野をまたいで初めて「役立つ」ことができるのかもしれない。1つの場所にとどまっていたとて、その中だけ。井の中の蛙。 昔に読んだ「お任せ! 数学屋さん」を思い出した。
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図が印象に残ってるが解説があまり入ってこなかった…数学を通して色んな物事を考えるのとても面白いが少し難しかった。数学好きなだけに残念。
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もともと理系だったので、懐かしく思いながら読んだ。数学も本書のような導入から入れると、もっと親しみがわき、好きになる人が増えるのだろうな。子どもが大きくなったら勧めたい。
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『渋滞学』がおもしろかったので期待して読んだ。高校生に向けた授業をまとめたもの。微分の基本からはじめて、数学をつかって実社会の問題を解決するところまでたどりつく。わかりやすくはあるが、ほんとうに理解しようとすると、欠講歯ごたえがある本だと思う。
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高校1年生に微分を使った授業をします。だからとてもわかりやすく授業が進みます。ゲーム理論とか、ソリトン、カオス、セルオートマトンなど楽しい話題満載です。最終章で東京マラソンでいかにスタートをスムーズに行うかという議論は、非常に刺激的でした。なるべく簡単なモデルで、じょうずに数学を...
高校1年生に微分を使った授業をします。だからとてもわかりやすく授業が進みます。ゲーム理論とか、ソリトン、カオス、セルオートマトンなど楽しい話題満載です。最終章で東京マラソンでいかにスタートをスムーズに行うかという議論は、非常に刺激的でした。なるべく簡単なモデルで、じょうずに数学を使って問題を解決していく。もちろん、西成先生がその場で即興でやったのではないと思いますが、生徒から問題を引き出しながら、こんなものが簡単に解けるのかと思ったら、最後にはスパッと整数解が得られる。気持ちの良い数学でした。さて、最後に、サウジアラビアから声がかかっているという話がありました。メッカに集まる人々の渋滞をどう解消するかという難問を解くために協力の要請があったとのこと。世界で、10人くらいに話があったそうですが、オリジナルな研究をしているからこそ、遠くからもこういう話が出てくるのでしょう。振動経済の話とか、高安秀樹さんの取り組みについての話など、まだまだ続きがききたいと思いました。今後に期待。
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渋滞学の先生の、高校生向けの本。数学啓蒙書にもなっている。その考え方は仕事にも趣味にも十分活かせる。かなりゆるい密度の本だったのであっというまに終わってしまった、というザンネン感があるが、より専門的な書籍も今後出るだろうから、そちらにも期待したい。説明がわかりやすいのがありがた...
渋滞学の先生の、高校生向けの本。数学啓蒙書にもなっている。その考え方は仕事にも趣味にも十分活かせる。かなりゆるい密度の本だったのであっというまに終わってしまった、というザンネン感があるが、より専門的な書籍も今後出るだろうから、そちらにも期待したい。説明がわかりやすいのがありがたい。イメージがすぐに沸くのが良い(ネタが初歩的だからかもしれないが、それは初歩的にまでコンセプトを抽出してくれているからだろう。本気でやるとかなりハマる事ばかりでもある)
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わかりやすい数学の本でした。セルオートマトンのところはわかったが、最後の東京マラソンのスタートを円滑にする式は考え方のところで挫折してしまった。
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代数 解析 幾何 ベイズ推定 微分d differential 小さな差 ナッシュ均衡→相手がどう出ようが,自分が損をしない行動 数学→物理→工学→実社会 ギュスターヴ・ル・ボン群集心理 会衆 モッブ パニック 問題解決のために①対象を絞り込む②仮定する③問題点を定...
代数 解析 幾何 ベイズ推定 微分d differential 小さな差 ナッシュ均衡→相手がどう出ようが,自分が損をしない行動 数学→物理→工学→実社会 ギュスターヴ・ル・ボン群集心理 会衆 モッブ パニック 問題解決のために①対象を絞り込む②仮定する③問題点を定量化(数値で表す)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自分の子供達に勉強を好きになってもらいたいので、この手の本も読むようにしている。 数学者である著者曰く、数学の場合、実生活に役に立つまでに「数学」→「物理」→「工学」→「実社会」のように何段階もかかるため、なかなか学生に面白さを伝えるのが難しいらしい。 そこでこの本では、著者が専門としている渋滞学(交通渋滞をどのように解消するかを考える学問)を通し、微分積分やセルオートマトン等の数学理論がどのように役に立つかを、具体的に紹介してくれている。 交通渋滞のような複雑にからまった事象(人間の心理も入ったこと)でも、抽象化・単純化して数学理論に乗せることで、法則が導けて解けることがあるのだということ。 「数学なんて社会に出ても役に立たない」とか思っている人に読んでほしい。
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渋滞を数学的に解消することを研究している著者が高校生に向けて行った講演をもとに書いた本。 平易で、内容も興味をひくものが多く、面白く読めました。
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