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うみべの女の子(1) の商品レビュー

3.9

111件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    35

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2012/04/05

いにおさんでした。 性描写が多いけどあんまりいやらしくなくて、中学生がセフレ関係になるけど独占欲とかも湧いてきて割り切れないもやもや感が鮮明に出てました。 早く次の巻が欲しい!

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2012/03/22

エロさが気になったけれど それ以上に内面の暗さの感じにひきこまれた。 浅野いにおだなーって思う。 続きが気になる。 2012.3.21読了

Posted byブクログ

2012/03/23

なかなかディープな作品で次を読みたくなったが、 1巻が発行されて一年がたとうというのにまだ続きが出ていないようだ。 性描写がかなり生々しいが、エロく感じないのは それを通じて人間の本質を描こうとするからなのか。 江川達也と似て非なるものに思える。 性行為は本来、本能的かつ自己...

なかなかディープな作品で次を読みたくなったが、 1巻が発行されて一年がたとうというのにまだ続きが出ていないようだ。 性描写がかなり生々しいが、エロく感じないのは それを通じて人間の本質を描こうとするからなのか。 江川達也と似て非なるものに思える。 性行為は本来、本能的かつ自己満足の追究であるのに対して やれ相手が好きだから云々などと、 屁理屈をつけようとするのは興ざめも甚だしい。 良い悪いはひとまずさておき 一度ドップリ浸からねば、そう思わせる作品。

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2012/03/17

超・浅野いにおっぽさ全開。埋められない何かをセックスで埋めようとする中学生の男女、けれどもキスはできない2人。エロい表現に目が行きがちですが、閉塞感を描かせたら浅野氏の右に出るものはいないと思う。

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2012/03/17

どう転がっていくかわかんないけど先がとても気になる 小梅のかわいさがよく出てる 青春って言葉だけでAOHARU YOUTHが思い浮かんだ

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2012/01/31

万人受けは、しない。 今までずっと、浅野いにおファンであった人たちが、彼の作品を読み続けて来て、そして、彼と共に辿り着いた、という作品だと思う。 彼のファンの中でも、評価は分かれると思うけれど、私は、とても好きだ。 あちこちでレビューをざっと拝見すると、「エロい」という表...

万人受けは、しない。 今までずっと、浅野いにおファンであった人たちが、彼の作品を読み続けて来て、そして、彼と共に辿り着いた、という作品だと思う。 彼のファンの中でも、評価は分かれると思うけれど、私は、とても好きだ。 あちこちでレビューをざっと拝見すると、「エロい」という表現が多いような気がする。 確かに、エロいと言えばエロい。でも、それは表層的な事に過ぎない。 作品の根底にあるのは、もっと、深い意味でのエロスであり、更に、それを入り口にした、生と死へも繋がっている。 それでいて、小梅や磯辺の心情の描き方が秀逸。 浅野いにおさんは男性なのに、何故、こんなにも、小梅の…と言うか、女の子の心理がわかるのだろうか。 すべてのシーンが、何故そうなるのか、そう描かれるのかが、わかる。 私の中学生時代とは、対極であり、彼らのような体験とは無縁であったけれど、でも、むしろ、ある程度大人になった今の私は、彼らに心がシンクロしてしまう。

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2012/01/20

いにお作品、いつも読むとせつなくて焦燥感でいっぱいになる。 正直、読後感はよくない。 でも、繰り返し読んでしまう。 何度も何度も。

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2012/01/18

小梅と磯辺の立場がどんどん逆転していく様が ゾクゾクします。 この頃の恋愛って大人にはない不器用さがある。 ただ、不器用が不器用過ぎて黒い 個人的に、表紙の質感と 風をあつめてのチョイスが好きです。 2巻に繋がるラストが気になるので、とりあえず期待。

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2011/12/26

2011年のマンガ、35冊目。 うっわあああああ!!! なんだ、これは。なんなんだ、これは。なんていえばいいんだ、これは。 こわくて、青くて、こわくて、不器用で、こわくて、せつなくて、 こわくて、浅くて、こわくて、不恰好で、こわくて、やらしくて、 「…じゃあこのまま…  溶...

2011年のマンガ、35冊目。 うっわあああああ!!! なんだ、これは。なんなんだ、これは。なんていえばいいんだ、これは。 こわくて、青くて、こわくて、不器用で、こわくて、せつなくて、 こわくて、浅くて、こわくて、不恰好で、こわくて、やらしくて、 「…じゃあこのまま…  溶けてなくなってしまえばいいのに…」 やばい、これは、はまる。

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2011/12/09

浅野いにおの漫画はものすごい同世代感がある。蹴りたい背中に共通するような。多分、少し世代が違うと何が描きたいのか分からないのではないだろうか。うみべの女の子、と聞いてくるりのすけべな女の子、という曲のタイトルを思い出した。オマージュなのかな。くるり、バンプ、はっぴいえんど、私にと...

浅野いにおの漫画はものすごい同世代感がある。蹴りたい背中に共通するような。多分、少し世代が違うと何が描きたいのか分からないのではないだろうか。うみべの女の子、と聞いてくるりのすけべな女の子、という曲のタイトルを思い出した。オマージュなのかな。くるり、バンプ、はっぴいえんど、私にとっては全て青春ど真ん中で、きっといにおの読者層は私のような人間だ。 話は、埋まらない何かをセックスで埋める少女と少年のお話。持ち味の絶望的な作風に、セックスが絡むことで、さらにどうすることもできない切実さを表現してる。社会に抵抗したり、声をあげたりするのでなく、ひたすら快楽に溺れることで忘れようとするしかない閉塞感。 この漫画にはモノローグがない。もしあったら、イライラして読めないかもしれない。それは多分、少年少女がずっとイライラしてるから。生活環境は見た目うつくしく、平和で、幸福だ。だが、その平和を乱さない同調圧力に、乗っかれない人間は排除される。平和に安住するには、鈍感にならないと生きられないことに対するイライラ。 それを、見事にリアルに描き出していると思う。 エロいと聞いて、品性がなくなってたら嫌だな…と思ったけど、心配することなかった。品性はある、でもエロい。

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