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リーダーシップでいちばん大切なこと の商品レビュー

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22件のお客様レビュー

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2011/09/14

自分自身の人生を生きるためのリーダーシップを身につける必要性についてのお話。 誰がなんと言おうと、自分の価値観を、いかに全うできるか。勉強になりました。

Posted byブクログ

2011/09/04

リーダーシップとは「価値観を示し、人を巻き込む力」と通常定義されるが、その中でも前者、価値観を示すに焦点を当て、自分の人生を誠実に生きる為の価値観通りに行動することの重要性を説く一冊。(1)基本的情動(本当の自分)と2次的情動(教育された自分)を近づける<美醜、善悪の上位価値観に...

リーダーシップとは「価値観を示し、人を巻き込む力」と通常定義されるが、その中でも前者、価値観を示すに焦点を当て、自分の人生を誠実に生きる為の価値観通りに行動することの重要性を説く一冊。(1)基本的情動(本当の自分)と2次的情動(教育された自分)を近づける<美醜、善悪の上位価値観に従う>、(2)フラット化、同一スキル、同一賃金化が進む中での自身の存在理由を定義することの必要性<スケールフリー性に通ずる>、(3)自らの行動の理論を絶えず言語化、修正していく姿勢等。フォロワーシップをリーダーへの自信や確信を高める一助となる、昨日の背伸びは今日の当たり前等、個人が今を踏み出す勇気を与えてくれる。

Posted byブクログ

2011/09/03

氏の相変わらずのユニークな視点と、とても分かりやすい文章展開で、「孤独を受け入れ、他の誰でもない、自分の人生を誠実に生きる」ことがリーダーシップであり、「その力を持っているか、持とうとしている人」をリーダーであると説いている。過去の知見と独自の見解を織り交ぜながら、その習得法が述...

氏の相変わらずのユニークな視点と、とても分かりやすい文章展開で、「孤独を受け入れ、他の誰でもない、自分の人生を誠実に生きる」ことがリーダーシップであり、「その力を持っているか、持とうとしている人」をリーダーであると説いている。過去の知見と独自の見解を織り交ぜながら、その習得法が述べられている。自分らしく生きることに、勇気が出ている快著です。

Posted byブクログ

2011/08/28

帯の岩瀬さんのコメント通り人生の本質を突いた本。素晴らしい本に今このタイミングで出会えて良かった。実はみんな気づいていたかもしれないけど、目を背けがちだったことを真正面から指摘している。自分の人生を生きるのは他でもなく、自分自身。二次的な影響により自身の人生を「しょうがない」と正...

帯の岩瀬さんのコメント通り人生の本質を突いた本。素晴らしい本に今このタイミングで出会えて良かった。実はみんな気づいていたかもしれないけど、目を背けがちだったことを真正面から指摘している。自分の人生を生きるのは他でもなく、自分自身。二次的な影響により自身の人生を「しょうがない」と正当化している人が自分も含めて非常に多いと感じる。自分の価値観を再確認したいと思った。

Posted byブクログ

2011/08/29

リーダーとは何か。多くの人はマネジャーと混同しているところがある。リーダーシップとは、特別な誰かが持っているものではなく、誰でも身につけることが出来るし、身につけてこそ自分の人生を生きることができる。 自分がやりたいことは何なのか、自分は何のために生きているのか、まさに本書が対象...

リーダーとは何か。多くの人はマネジャーと混同しているところがある。リーダーシップとは、特別な誰かが持っているものではなく、誰でも身につけることが出来るし、身につけてこそ自分の人生を生きることができる。 自分がやりたいことは何なのか、自分は何のために生きているのか、まさに本書が対象としている問題意識を自分が感じていたため、とても衝撃を受けた。誰かの著作に触れるのもよし、尊敬できる人につくのもよし、でもいつまでもついて回るのではなくて、そこから何かしら学んで自分のもの(価値)としなくてはならない。そうきっぱりと断言してもらえるので、なんだか自分でもやれそうな少しばかりの勇気をもらうことができた。

Posted byブクログ

2011/08/21

ビジネス書というより自己啓発のための本書。 人を引っ張るためのリーダシップではなく、自分を奮い立たせ、自分自身を引っ張っていくことが、この時代を生き残るために必要なこと、という考えには納得です。以前読んだ「リーダーシップの旅」という本にも、ステップ1は「Lead the self...

ビジネス書というより自己啓発のための本書。 人を引っ張るためのリーダシップではなく、自分を奮い立たせ、自分自身を引っ張っていくことが、この時代を生き残るために必要なこと、という考えには納得です。以前読んだ「リーダーシップの旅」という本にも、ステップ1は「Lead the self」とあり、それ以来その事を意識しています。 何はともあれまたまた読みやすい本です。

Posted byブクログ

2011/05/04

『はじめての課長の教科書』を始めとして、「管理」、「戦略」、「育成」、「語学」、「思考」といった互いに関連するバラエティのあるテーマで特徴のある書籍を書いている酒井氏の「リーダーシップ」論。 「リーダーシップ」と括弧でくくったのは、ここで書かれている「リーダーシップ」が常識的な...

『はじめての課長の教科書』を始めとして、「管理」、「戦略」、「育成」、「語学」、「思考」といった互いに関連するバラエティのあるテーマで特徴のある書籍を書いている酒井氏の「リーダーシップ」論。 「リーダーシップ」と括弧でくくったのは、ここで書かれている「リーダーシップ」が常識的なリーダーシップとは異なるからだ。したがって、通常のリーダーシップ論や組織論の本として手に取らない方がいい。どちらかというと人生論に近い。おそらくは、著者の中ではそれだけ「リーダーシップ」の獲得が人生にとって重要だということを示しているのだ。 著者の定義する「リーダーシップ」は、一言で言うと「自分の価値観どおりに行動する力」である。つまり組織や集団の中で定義されるものではなく、個人的なものだということだ。そして、このリーダーシップの獲得が、幸福の条件というあったらいいなというものではなく、生き残るための条件ですらあるとまで言いきる。最後は日本にはリーダーシップの発露である「勇気」が足りていない、誤るかもしれないがリーダーシップに基づく「勇気」を示すが必要だと主張する。 評価は分かれると思う。著者の思いが詰まっていることは確かだ。

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2011/05/02

なんだかよくわからない「リーダーシップ」というものを「自分自身の人生を生きる力」と再定義。 「なんとなく」に逃げこまない「マインド・フルネス」。 まわりを観察し、自分自身に問いかけ、自分ですべてを決めていく。 基本的情動(本当の自分)と2次的情動(教育された自分)を近づけ、自分...

なんだかよくわからない「リーダーシップ」というものを「自分自身の人生を生きる力」と再定義。 「なんとなく」に逃げこまない「マインド・フルネス」。 まわりを観察し、自分自身に問いかけ、自分ですべてを決めていく。 基本的情動(本当の自分)と2次的情動(教育された自分)を近づけ、自分の価値観に従って生きることがリーダーとして生きること。 グローバル化により取り替え可能な人材の価値は下がってしまうため、リーダーシップを発揮できる人材にのみ仕事が集中してしまう。 つまり、リーダーシップがこの現代を生きるために不可欠なものになっている。 「リーダーシップ学習とは、行動の結果を観察しつつ、自分の価値観に従いながらも自らの行動を支える理論を変化させていくこと」。 ブレない芯を持ちつつ、素直な心でやり方を変えられる人材になろう!

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2011/05/01

最近ロードバイクを始めた友人と飲んでいて、上達のモチベーションについての方法論が結構違ってたので面白かった。 彼女は買ってすぐに大会にエントリーして、その目標にむかって自分を追い込んでいく典型的な目標設定型。マイルストーンごとに走りこむ距離や身につけるべき身体能力などをブレイク...

最近ロードバイクを始めた友人と飲んでいて、上達のモチベーションについての方法論が結構違ってたので面白かった。 彼女は買ってすぐに大会にエントリーして、その目標にむかって自分を追い込んでいく典型的な目標設定型。マイルストーンごとに走りこむ距離や身につけるべき身体能力などをブレイクダウンして成長していく。 そして順位やタイムに喜びを見出す。 かたや僕は走るのはひとりでマイペース。 なりたい自分、例えば「しまなみ海道を走りきる」とか「九州のやまなみハイウェイをロングライド」とかはあるけど、それが全てではない。 むしろ自転車を通じて、知らない景色を楽しんだり、ちょっとしたトラブルから自力で脱出したり、新しい経験をすることそのものをプラスに感じている。 こんな対比をしていたら、先日読んだこの本を思い出した。 フォロワーがいなくてもリーダーにはなりうる。自分を成長させる内なる動機づけそのものがリーダーシップなのだ。 人間にとっては成長そのものが喜び。生物としてサバイバビリティが上がるのだから脳が快を感じないはずはない。

Posted byブクログ

2011/04/15

はじめての課長の教科書などの酒井穣さんの本。 オビがライフネット生命の岩瀬さんからの「人生の本質論。子供たちにも読ませたい。きっと人生の支えになる書です。」とあり、また文中に作者本人が、「娘(酒井さんは一人娘がいる)に読ませる事を想定して、本は書いている」とあった。 実際に、特...

はじめての課長の教科書などの酒井穣さんの本。 オビがライフネット生命の岩瀬さんからの「人生の本質論。子供たちにも読ませたい。きっと人生の支えになる書です。」とあり、また文中に作者本人が、「娘(酒井さんは一人娘がいる)に読ませる事を想定して、本は書いている」とあった。 実際に、特に途中までの何故リーダーシップなのかという部分は、非常に子供を意識して書かれたように感じた。 優しさ、といった感覚ではなく、自分の子供にいかに「生き抜かせるか」という観点が強くあるように思えた。 リーダー=じぶんの価値観に従うもの、 マネージャー=誰かのビジョンを実現するもの、と定義して、 リーダーを経営学の文脈で「組織の効率的な運用≒高い業績を上げる」で説明出来ないリーダーがいる事については、フォロワーを必要としないリーダー(自分自身に対して、たった一度の人生を、自分の価値観にしたがって生き抜こうとする自分自身へのリーダーシップ)こそがリーダーシップの本質ととく。 世界は完全に自由だし、誰にでもなんでも「好きな事」を実行する事ができる=「人間には自分の生きる意味(存在の理由)は与えられていない」と喝破した上で、 ・コミュニティーの中で暗黙知として与えられる協調圧力が個人の成長のドライバーになる。 ・マジョリティは間違える前提に立てば、自分で選んだ失敗は、自分自身の人生に責任を持って生きることになる ・グローバル化が進んでいく中で、賃金が二極化していく。 そのため、リーダーシップの獲得は、完全競争の中での生存の方法になっていく。 ・Freeの概念が進んで行った先には、無料のサービスを求める消費者としての自分と、消費者に課金をしたい事業者としての自己の中での対立が発生する。 と説明。 リーダーシップ学習の4ステップを、 1.自分がリーダーシップを直接に体験すること 2.凄いリーダーだと思える人と一緒に仕事をして、その人の言動を観察すること 3.それらの経験と観察からの教訓を言語化し、自分なりの持論を展構築すること 4.学者の理論や優れた実務家の持論は鑑賞するように読むのではなく、自分の持論を創出し、肉付けするために活用する 事と定義。 自分の行動に差異を生まない細かい言葉上の差異は本質的に差異ではない、という酒井さんの言葉は大事にしよう。

Posted byブクログ