リーダーシップでいちばん大切なこと の商品レビュー
リーダーシップとは、自分の価値観通りに行動できる力。 自分の基本的な情動に照らして、選ぶ価値のある複数のものから、みんなが選ばないものを選ぶ。 意識して普段の具体的な行動に実践したい。
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マネジメント論の本かと思って読みはじめたけど、 このリーダーシップは、 「孤独を受け入れ、ほかの誰でもない、自分自身の人生を誠実に生きる力のこと。リーダーとはその力を持っているか、または持とうとしている人」のこと。
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読了、刺さりました。経営者になってから自分に向き合う時間が増えましたが、リーダーシップは他人への影響力ではなく、「自分の価値観どおりに行動する力」であるとする論考が成る程でした。周囲の”こうあるべき”に影響されることなく、自分の価値観を研ぎ澄ませることが、結果として人を惹きつける...
読了、刺さりました。経営者になってから自分に向き合う時間が増えましたが、リーダーシップは他人への影響力ではなく、「自分の価値観どおりに行動する力」であるとする論考が成る程でした。周囲の”こうあるべき”に影響されることなく、自分の価値観を研ぎ澄ませることが、結果として人を惹きつける。
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”酒井穣さんの考えるリーダーシップ論。よく言われる「人を巻き込む力」ではなく、「自分の価値観を示す」ことが本質ではないかという問いに、ガーンと頭を揺さぶられる。僕もそちらにこそ興味を覚える。 <読書メモ> ★私たちは「自分の価値観を示す」という、人間にしかできない、おそらくは人...
”酒井穣さんの考えるリーダーシップ論。よく言われる「人を巻き込む力」ではなく、「自分の価値観を示す」ことが本質ではないかという問いに、ガーンと頭を揺さぶられる。僕もそちらにこそ興味を覚える。 <読書メモ> ★私たちは「自分の価値観を示す」という、人間にしかできない、おそらくは人間にとって最も重要なテーマを忘れてきたのではないでしょうか。 しかし私は、これまで「人を巻き込む力」よりもむしろ「自分の価値観を示す」という部分に、人間のリーダーシップの本質を強く感じてきました。(p.18) #人を巻き込む力より、自分の価値観を示す! ・私が強い興味を持っているのは、価値観どおりに行動できる人は、どのようにして自分だけの価値観を獲得し、孤独をはねのけ、自分の信じることに絶え間ない情熱をそそぐことができるのか、ということです。(p.27) ・私にとって、人間のリーダーシップとは、孤独を受け入れ、他の誰でもない、自分自身の人生を誠実に生きる力のことであり、リーダーとは、その力を持っているか、または持とうとしている人のことです。(p.32) ・マインド・フルネスは、自分の人生を「思い込み」にまかせてしまうことなく、自分の人生にきちんと参加し、しっかりと生きるためのスキルです。(p.40) #ワシントン大学 マーシャ・リネハン教授が提唱する弁証法的行動療法(Dialectical Behavior Therapy:DBT)に登場する考え方。⇔マインド・レス(なんとなく)。 ★私は、マインド・フルネスに積み上げた、「自分の本心」の集合こそ、人間の「価値観」だと考えています。そして、そんな自分の価値観に忠実に生きることは、人間の「幸福感」と密接に関係しているはずなのです。(p.47) ・自分が本当に「やりたいこと」というのは、こうした断片的な「好きなこと」を編集することでしか得られないように思います。(p.68) ・個人の学習効率を考える場合、個人は、居心地の良くなったコミュニティーから「卒業」していくことが必要だと考えられるのです。(p.73) ・進むべき道は、たった1つしかありません。「まず、?自分の人生をかけて戦いを挑む重要な問題を吟味してから、?そこで自らの解を磨き込め」というのがそれです。(p.120) #お、今月の読書会の『イシューからはじめよ』に通じるものが…。 ・Stay Hungry, Stay Foolish by Steve Jobs (中略) 僕は次のように解釈しています。 「腹ペコな状態に体を慣らしておけ。そうすれば、自分が本当にやりたいことを追い求めるに足る環境を得ることが出来るから」 勿論、環境を整えるだけでは不十分で、行動を取らなければなりません。その際にカギとなる考え方がstay foolishなのでしょう。世間一般に共通する“普通”という基準があるとすれば、その基準から自由になることが兎に角重要になる訳です。バカバカしく生きていこうや、と。(pp.196-197:発刊によせて by 保田朋哉さん) ★私は、本を執筆するとき「将来、なにかに困ったときの娘」に向けて書くことを信条としています。(p.204:おわりに) #真似しよう ・勇気とはなにかを定義することは、今の私には難しいのですが、少なくともそれは、行動として「ジャンプ」することでしょう。その行動に、周囲はきっと「驚き」ます。だからこそ、そこには「自分だけの人生」があると伝えたいのです。 #飛ぶ勇気。ロジカルに一意な解を導き出すだけではなく、基本的情動で心をもった自分だけの解を創り上げること。”
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2011年8月16日のブログより http://jqut.blog98.fc2.com/blog-entry-1336.html 酒井穣さんの著書です。何となくこちらで紹介するのが遅れていました。ごめんなさい。 実は震災後にしばらく本を読む気がしない時期がありました...
2011年8月16日のブログより http://jqut.blog98.fc2.com/blog-entry-1336.html 酒井穣さんの著書です。何となくこちらで紹介するのが遅れていました。ごめんなさい。 実は震災後にしばらく本を読む気がしない時期がありました。人生であれだけ本を読まなかった時期はありません。そして、震災後に初めて読んだのがこの本でした。ただ、本は読めるようになったのですが、それについて書くということがなかなかできずに、紹介が大変に遅れました。いろんな意味で、今は世の中は「普通」になってきたのかもしれませんが、あの頃の心持ちは時折、反芻して忘れないようにしています。風化させてはいけないものがたくさんありますし、なんかいろいろと本質的なものがみえた時期でもありました。そして、いまだに終わっていない現実が山ほどあります。 さて、本の話に戻ります。 普通「リーダーシップ」に関係する本を手に取ろうとする人はどんな人でしょうか。 多くは、自らが何らかのかたちで「リーダー」として期待され、職場なり何なりの集団の中で「リーダーシップ」を発揮することを求められ、にもかかわらずそれがどうもうまくいっていない、こういった状態の人が「リーダーシップ」に関係する本を書店で手に取るのではないかと思います。 いわゆる経営学的な見地からのリーダーシップ論、いやもっといえばハウツー的なリーダーシップ論が世の中では求められており、それに応えようとしている書籍が本屋に大量に並んでいます。しかも、次々と出たり消えたりしながら。 そんな思いで本書を開くと、素敵な裏切り感が突きつけられます。そう、本書は「リーダーシップ」の本ではけしてなく「人生」の本なのです。もっとも典型的にこれを語っているのが以下のフレーズでしょうか。 「私にとって、人間のリーダーシップとは、孤独を受け入れ、他の誰でもない、自分自身の人生を誠実に生きる力のことであり、リーダーとは、その力を持っているか、また持とうとしている人のことです」。 さらには「リーダーシップとは、自分の価値観どおりに行動すること」とまで言い切られています。 ノウハウ本的な色彩を求めた中でたまたま本書に出会った人は、どう生きるかの腹を括っていない人がいわゆるリーダーシップを発揮できるはずもないことに気づくでしょうし、それ以上に本書における「リーダーシップ」なくしてこれからの世界で生き残るのがいかに困難であるかを知り、上っ面のノウハウの取得で何かが解決できるわけではないのが今の時代だということにも気づくでしょう。この本が3月20日に発刊されたことにも、結果的には何かの意味があります。 それだけ、大切な本ですよ。
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冒頭読むだけで価値ある一冊。リーダーシップとは①価値観を示し②人を巻き込む力であり①が本質。このシンプルな定義が、他者への影響の与え方ばかり悩んでいる自分に棹さしました。経営的リーダーでなく、なぜリーダーにならなくてはならないか、という個人の幸福論として捉えている点も、実力のある...
冒頭読むだけで価値ある一冊。リーダーシップとは①価値観を示し②人を巻き込む力であり①が本質。このシンプルな定義が、他者への影響の与え方ばかり悩んでいる自分に棹さしました。経営的リーダーでなく、なぜリーダーにならなくてはならないか、という個人の幸福論として捉えている点も、実力のある部下と対峙し、彼もリーダーと認識して協業するには必須、その他方法論も分かりやすいかった。
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結論から言おう、ここでいうリーダーシップとマネジメントを混在して認知している私のような向きこそ読むべき、悩める自我に捧げる書だこれは。 本書では、個人における2次的情動を機械的に認識した上で基本的情動を観察し、自分自身の心の声に耳を傾ける(「マインドフルネスの状態」)ことが人生...
結論から言おう、ここでいうリーダーシップとマネジメントを混在して認知している私のような向きこそ読むべき、悩める自我に捧げる書だこれは。 本書では、個人における2次的情動を機械的に認識した上で基本的情動を観察し、自分自身の心の声に耳を傾ける(「マインドフルネスの状態」)ことが人生を送る上で最も 前向きで積極的な生き方であり、さらには外部環境の変化から生き残る為の手段であると説く。 自分自身の価値観とは先に触れた基本的情動の集合であり、それが「価値観のピラミッド」における上位であればあるほど個人はリーダーシップを発揮した状態となる。 さすれば自分自身の価値観をより上位にある様に、悩み考え行動すべきであるという点は、やはり最も大切な事であろう。 繰り返しになるが、驚くべき事にこれが現代を生きる上での生き残る為の手段であるのだ。 恐らく、我が人生の進むべき道に悩んだ事がある多くの人間が、これらを内包した混沌とした悩みの中で、よくわからないが苦渋の決断を行い今に至りながらも、さらに悩める状態にあることは 日本国がそのGDPの割りに幸福度調査における芳しくない順位(24位/57;World Values Survey HP(2011.1))をキープし続ける理由と関係がないとは言えないのかもしれない。 本書を読み終えて感じる事は、まず混沌とした自分や人生に関する悩みが一つの大きな明確化された大きな悩みとして整理されることである。 しかしながら、Amazon等の本書に関する書評を見ている限りは、残念ながら「価値観のピラミッド」がレイヤーとして存在している事からもわかる様に、読者の「何か」がある程度の水準に至らぬ限りは本書の真の恩恵を得る事は難しいのかもしれない。 この「何か」というのは、今はうまく説明できない。 最後にただ一つ、欲張りな希望を述べるのであれば、「リーダー探訪」に登場する超人達の事だ。この登場人物達が超人すぎて距離感を覚えるということだ。 松浦貴昌氏くらいだろうか、どうしようもない(どうしようもないと言いながらも、かなりのものだが)ところからの飛躍をとげたのは。 重い! 熱い!
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現代の社会に求められるリーダーシップの在り方。 盲目的に「組織からのあるべき」が前提の人生は、 社会、会社、本人にとって、とても危険で不幸なことと思います。
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“リーダーシップ=統率者”ではなく、”進むべき道へ自分自身をリードする”ものと捉える、画期的な考え方を提示してくれる良書。僕の大好きなOasisの「I Need Be Myself, I Can't Be No One Eles.」という歌詞を思い出した。
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リーダーシップ=自分らしく生きること、として、自分らしく生きるための理論を持ち、自発的に実践していくことの重要性を気づかせてくれる本。また、考えるプロセスの中で、ただ頭の中で物事を考えるだけではなく、アウトプットして考える重要性も述べられている。
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