青い星まで飛んでいけ の商品レビュー
ちょっとSFとは言えないような話から、超スケールなスペオペまで、なかなかバラエティーに富んだ短編集だった。解説は少し深読みしすぎな気もするけど、全体のテーマは確かにボーイミーツガール(もしくは逆)。 「生命」の定義を考えさせられる1冊でもありました。「生きてる」ということは必ずし...
ちょっとSFとは言えないような話から、超スケールなスペオペまで、なかなかバラエティーに富んだ短編集だった。解説は少し深読みしすぎな気もするけど、全体のテーマは確かにボーイミーツガール(もしくは逆)。 「生命」の定義を考えさせられる1冊でもありました。「生きてる」ということは必ずしも生身を伴わないんだなぁと。
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天冥の合間の短編集。装丁がたまらなく好み。順列都市的世界でのお話や、生ける宇宙船のお話が好き。そして帯が川口淳一郎先生ってどういうことなのw
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小川一水作品は、私にとことん合うものと合わないものがあるのだけれど、これは趣味じゃない方の小川一水だった。「都市彗星のサエ」「グラスハートが割れないように」「静寂に満ちていく潮」「占職術師の希望」「守るべき肌」「青い星まで飛んでいけ」の6篇収録。「グラスハートが割れないように」の...
小川一水作品は、私にとことん合うものと合わないものがあるのだけれど、これは趣味じゃない方の小川一水だった。「都市彗星のサエ」「グラスハートが割れないように」「静寂に満ちていく潮」「占職術師の希望」「守るべき肌」「青い星まで飛んでいけ」の6篇収録。「グラスハートが割れないように」の前半が一番面白かったかな。 「天冥の標」シリーズ4巻が初夏発売らしいので、待つ。
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いろいろな短編をかき集めて、最後にテーマを読者にもわかりやすく提示する、というある意味王道パターン。 慣れた人なら途中でテーマの推測はつくのだろうねぇ。自分はぜんぜんわからなかったが。 というか、途中の気味悪さは何なんだろうかな、というとつまりは異種交配がな。 ・・・Gを彷彿を...
いろいろな短編をかき集めて、最後にテーマを読者にもわかりやすく提示する、というある意味王道パターン。 慣れた人なら途中でテーマの推測はつくのだろうねぇ。自分はぜんぜんわからなかったが。 というか、途中の気味悪さは何なんだろうかな、というとつまりは異種交配がな。 ・・・Gを彷彿をしてしまってさ(苦笑) いやー、もうだめだったね。訂正ききゃしない。 そういうわけで一番無難だった天職探しがお気に入り。 軟弱ってゆーなー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小川一水の短編集は表題作が最高、という気がしてきた。 まだ「老ヴォールの惑星」「フリーランチの時代」しか読んでないけれども。 「天冥の標」を読んだ後なので、軽さや短さになんとなく乗り切れない感を覚えつつ、しかし慣れてきただけでそういえば相変わらず、というか今まで以上に「さらっと流されてるけど実は凄いことになってないですか」という世界だった。 「彗星都市~」だと、すんなりとおさまるところにおさまる、ように見せかけて実は、と見せかけて、という展開でちょっと驚いた。外に出ていくことについて。 「占職術師の希望」はタイトルが跳ね返ってきて、絶望や憂鬱じゃないんだ、としみじみ思いなおした。 一番好きなのが「青い星まで飛んで行け」で、もう会話がいちいち可愛らしくて楽しい。さらっと描写される年数を流しかけて、なにか寂しくなったり面白くなったりする。
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軽い短編集で「第六大陸」のワクワク感も 「天冥の標」のドキドキ感も薄い。 未知との遭遇というより、解説にある 登場「人物」でないものも含めてボーイ・ミーツ・ガール的。 とはいってもSFで描かれれば単純な恋愛もんではなくて、 どちらにしても物足りない?若い人向けなのかな。
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計画停電でさぞ通勤時間が長くなるだろう、と覚悟して文庫本を何冊か持ち駅に行きました。そうしたら・・・アレ?いつもとそれほど変わらない。まあ余裕を持って行動するに越したことはありませんね。 小川さんの新刊が出てるよ~ととりあえず購入。グラスハートは他の本に収められていたので読んだ...
計画停電でさぞ通勤時間が長くなるだろう、と覚悟して文庫本を何冊か持ち駅に行きました。そうしたら・・・アレ?いつもとそれほど変わらない。まあ余裕を持って行動するに越したことはありませんね。 小川さんの新刊が出てるよ~ととりあえず購入。グラスハートは他の本に収められていたので読んだことがありましたが他は初めて読みました。オケラちゃんの話と占職の話はそうくるか?と言う感じで面白かったです。 ただ、この方の書かれる女の子ってあまり私の好みに合わないみたいで女の子が出張っている話は…でした。その辺りは個人の嗜好なので仕方ないですね。ハイ。
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